育児・教育

2009年10月 8日 (木)

学校給食の食材費支援

 本日開催された決算特別委員会で、民主党練馬クラブを代表して学校給食の食材費支援について質問しました。

 練馬区では、昨年9月の補正予算に「給食食材支援費」を計上し、パンの現物支給を行ううかたちで学校給食支援を行ってきました。

 昨年来の食料費高騰の影響で、学校給食現場では食材費を抑制するための様々な努力(例えば牛肉を豚肉にしたり、りんご4分の1を8分の1にするなど)をしてきましたが、食料費はなかなか下がらず、質を著しく下げないためには、給食費の値上げか、食材費支援か、金銭的補助をするか、どれかを選択せざるを得ない状況でした。

 練馬区では、その時の経済状況も踏まえて、給食費を上げずに食材費支援を行うことを決め、約5200万円の食材支援費を計上しましたが、平成20年度中に執行されたのは、7割強の3860万円に過ぎず、1400万円の不用額が出てしまいました。

 私どもは、無理にでも予算を全額使えということを言うつもりはありませんが、区としては、「給食の質は下げない、給食費も上げない」ということで、敢えて食料費支援を決断したのですから、それなりの積算根拠があって5200万円という額を計上したはずです。このような事業の性格からすれば、できるだけ不用額を出してはいけなかったといえます。

 区は、不用額が出た理由について、緊急的な措置であったため、現場への周知が難しかったこと、補助対象としたパンが複数種類あり、価格がそれぞれ違ったため積算が難しかったことを挙げましたが、結果として不用額が出たことについては「自責の念を禁じえない部分がある」としています。

 昨年来、高騰していた小麦の価格は落ち着いたようですが、今度は野菜の価格が上がり、不安定な景気が続いていることから、21年度も引き続き食材費支援は行われていますが(上期5900万円、9月補正で6200万円)、昨年度の反省を踏まえて、補助対象を価格が一定の牛乳にしたことで、現在では執行率はほぼ100%達成しているとのことです。

 今回の9月補正で6200万円が計上されたことで、今年度の食材費支援は1億2000万円余になり、この額は児童・生徒一人当たりに換算すると、年額約2000円(月額約170円)の支援ということになります。今の経済情勢を考えれば妥当な措置といえるかも知れませんが、一方で、給食費の受益者負担原則からすれば、来年度以降も支援を続けるのか、保護者に広く薄く負担増をお願いして、1億2000万円の経費を他の事業に使うのかについては、今後区民を巻き込んでの議論が必要だと思います。

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2009年10月 3日 (土)

関町小学校運動会

 当初、9月19日に予定されていた関町小学校の運動会は、インフルエンザの影響で延び延びになり、2週間遅れで予定されていた今日の天気予報も雨。4日への順延を決め込んでいた私は、深夜までIOC総会の模様を観ていましたが、東京は敢え無く落選。やはり、少し寝坊できそうだと考えていた妻も、明け方まで雨が降っていなかったので大慌て。冷蔵庫をひっかきまわして弁当を作っていたようです。

2009_1003_143935p1020256  運動会が始まるまでは天気も何とかもっていましたが、開会式が始まった途端に雨が降り出し、子どもたちは一時教室で待機。その後もしばらく止む気配がなく、残念ながら午後だけの開催となりました。せっかく家族揃っての弁当を用意していたのに、子どもの分だけ小分にしなければならないし、楽しみにしていた徒競争などの競技も中止になって、ちょっと残念な運動会になってしまいました。みんなで練習した学年ごとの演技が披露できたことがせめてもの救いです。

 雨の可能性が高かった昨日の時点で、4日に順延する選択肢もあったと思いますが、そうなればなったでいろいろな影響も考えられるし、まあ天気のことなので仕方ありません。ただ、競技を楽しみにしていた子どもたちのことを思うと、何とかすべてのプログラムをやらせてあげたかったと思います。

 全然関係ありませんが、今日は私の誕生日。何だか子どもたちに申し訳ない気がします。

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2009年10月 2日 (金)

こんにちは赤ちゃん事業

 区議会では9月29日から決算特別委員会の実質的審議が始まっています。今日は、平成20年度保健福祉費についての審議が行われ、私は母子訪問指導事業(こんにちは赤ちゃん事業)について質問しました。

 この事業は出生後4ヶ月までの新生児がいる家庭を助産師や区の保健師が訪問し、子育ての不安や悩みを聞き、支援が必要な家庭へのサービス提供に結びつけていく事業で、平成19年度までは「第一子および第二子以降の希望者」に実施していましたが、平成20年度からは「乳児のいる家庭の全戸を訪問」することになっています。

 この事業は平成20年度の重点事業に位置づけられ、当初予算として約3600万が計上されましたが、翌年の3月補正で約1140万円が減額補正され、さらに250万円余の不用額を出しています。このように予算執行率が悪かった理由として、区は「全戸訪問を目標としたものの、訪問の元になる出生通知表が送り返してもらえない対象者がいたこと、また、期限の4ヶ月がせまっているお宅に対しては委託助産師ではなく、直接区の保健師が訪問したため、委託費が不用になったこと」をあげています。

 この理由からすれば、当然次年度(平成21年度)の当初予算に計上される額は、区の保健師が訪問する分が差し引かれるべきですが、なぜか、21年度予算にも20年度と同額の予算が計上され、「訪問指導委託料」についても20年度の3489万2千円に対し、21年度もほぼ同額の3484万7千円が計上されています。これでは、今年度も減額補正されることが明らかであるため、私は、予算編成段階での査定の甘さを指摘し、「予算編成は一つひとつの事業の積み重ねであり、一つでも甘い査定があると予算全体の信頼性が損なわれる」と主張しました。ちなみに、来年度(22年度予算)では、区の保健師が訪問する分を差し引いて計上されるとのことです。

 この事業については、「本当に全戸訪問する必要があるのか」という声があるのも事実ですし、そもそも行政の支援を必要としていない人もいるでしょう。しかしながら、問題を抱えている家庭がどこにあるかわからないから敢えて全戸訪問するというのが事業の趣旨だと思うし、その点では全戸訪問という目標自体は正しい方向なのだと思います。ただ一方で、訪問は電話でアポイントを取ることからはじまるので、出生通知表が戻ってこない家庭を訪問することはできませんし、中には訪問自体を拒否する家庭もあるようです。

 20年度実績では、出生通知表が戻ってきた家庭(約7割)についてはほぼ訪問できたようですが、出生通知表が戻ってこない、あるいは訪問を拒否する家庭ほど、子育てに関する情報が届かず、問題を抱えているケースが多いのではないかと考えています。「親の様々な悩みに応え、子育て支援に関する情報提供を行うとともに、親子の心身の状況や養育環境の把握や助言を行う」「未熟児や発達障害児の親、若年あるいは高齢出産で育児に不安がある親、周囲に知り合いがいない、あるいは父親が非協力的な親など、虐待についてハイリスクな親には特に目をかけ、虐待の防止につなげる」という事業の実効性を高めるには、やはり訪問率を上げていく以外に方法はないように思います。

 乳児には4ヶ月検診というのがあって、そこでBCG接種も行われています。この接種率は96%ということなので、つまりは4ヶ月目にはほとんどの乳幼児の親子が保健所を訪れることになるわけです。4ヶ月検診では保健師との面談も行われているので、訪問から漏れた家庭の大部分を拾うことが可能だと思います。出生から4ヶ月以内という事業の趣旨からは外れますが、ここでの面談を充実することによって、その後の訪問と様々な支援につなげていくことができると思います。

 子育てをしている親の悩みは様々ですが、「子育てに関する情報不足」という点では共通しているように感じます。情報提供と同時に、問題を発見した場合には一時の訪問で終わらせず、適切な支援を行っていくことが、虐待などの不幸な事態を抑止することにつながると思います。

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2009年9月 8日 (火)

短縮された夏休み

 今年から、練馬区の公立小中学校の夏休みが1週間短縮され、7月21日から8月24日までになりました。例年通りの感覚ですっかり夏を満喫していたわが家の子どもたちは、土壇場になって宿題に追われていましたが、それは毎年のことで、自業自得ではあります。

 ただ、「8月31日までが夏休み」だということを当たり前と思っていた感覚からすると(いつからそうなったかは知りませんが、少なくとも私の子どもの頃からそうでした)、突然夏休みが短縮されるのは大人の私にとっても違和感があることは事実です。

 三度の食事に追われ、破壊的に部屋を散らかされる私の妻にとっては、夏休みの短縮はむしろ歓迎しているようですが、一方で、妻や私の友人・知人から「なぜ突然夏休みが短縮されたのか」という素朴な疑問の声や「夏休みの予定が立てづらくなった」という不満の声をおどろくほど多く聞いています。

 練馬区で夏休みが短縮された経緯については、昨年11月28日の当ブログで詳しく説明しましたが、つまりは、新学習指導要領の実施に伴って増えた授業時数分を何らかのかたちで確保しなければならないということでした。教育委員会で検討された案は、1.週当たりの授業時数を増やすこと、2.土曜日に授業を実施すること、3.長期休業日を短縮することの3つでしたが、1.については教員が子どもとじっくり向き合う時間や保護者との面談や教材研究等を行う時間が不足することになる。2.については学校週5日制の趣旨や社会において週休2日が定着していることから困難と判断し、夏季休業中に授業を行うことが最も妥当と判断したとしています。

 問題は、これが決まるまでの経緯です。教育委員会は、校長からの意見も聞いて慎重に検討したとしていますが、このような重要な問題について、当事者である子どもたちや保護者、あるいは地域や児童サークルなど学校周辺の団体から充分に意見を聞くこともなく、拙速に決めてしまってよかったのか。そもそも昨年の改定は「練馬区立学校の管理運営に関する規則」の改正によって行われるもので、議会の承認を得る必要がなく、議会に報告されたときにはすでに決定事項として扱われていました。こうした教育委員会の対応には議員からも批判がありましたが、どうにもならなかったのが実態です。

 家庭にはそれぞれの生活サイクルがあって、例えば夏休みの後半にしか職場の休みを取れない家庭もあるでしょうし、地域の児童サークルの合宿や催し物などの日程を変えることが難しい場合もあるでしょう。いずれにしても、夏休みの短縮は単に教育論ではなく生活観に係る問題であり、保護者などから少なからず疑問や不満の声が上がっている以上は、再考の余地は十分にあると思います。

 この件について教育委員会に確認したところ、今回の経験を踏まえて各学校にアンケート調査を行う予定とのことでしたが、保護者や子どもたちに直接意見を聞く考えはないとのことでした。私としては、いただいたご意見等を伝えながら、是非とも家庭に対するアンケート調査等も行うべきと提案しましたが、いまのところ前向きな回答は得られていません。決定プロセスを大切にしない制度は定着しないと思います。調査を行った結果同じ結論になることも十分考えられますが、当事者の納得を得るための丁寧な対応を今後も求めていきます。

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2009年7月31日 (金)

金沢市教育プラザ富樫を視察

 7月20日、21日の一泊二日の日程で、金沢市富山市の会派視察に行ってきました。初日の金沢市では「金沢市教育プラザ富樫」、「ふらっとバス」、「金沢21世紀美術館」、二日目の富山市では「富山ライトレール」、「富山市タウンサイクル事業」などを視察しました。今日は、今回の視察で最初に訪れた「金沢市教育プラザ富樫」をご紹介したいと思います。

2009_0720_142808p1020125  金沢市では、平成13年12月に「子どもの幸せと健やかな成長を図るための社会の役割に関する条例」(通称)「金沢子ども条例」が制定され、翌年、条例の理念の具現化のため、「金沢子どもを育む行動計画」を策定。平成15年7月に行動計画の中の施策の一つとして「教育プラザ富樫」を設置しました。

2009_0720_141939p1020119  敷地面積は1万8,836平米に及び、1号館から6号館までの建物と体育館が併設されています。元はNTTの社員研修所だった施設で、バリアフリー化などを含む大規模な改修工事を経て、現在総合的な教育施設として活用されています。

2009_0720_141748p1020116 2009_0720_142336p1020123 2009_0720_143008p1020127  施設には、研修室9、コンピュータ研修室1、スタジオ2、教育情報支援室、学習教材ライブラリー、相談室6、幼児相談室、子育て広場2、調理実習室、児童相談所、一時保護所などがあり、すべてが教育・子育てに関連する施設です。施設の利用には最初に団体登録が必要で、3か月先までの予約が可能ですが、大人の教養・娯楽のためのみの利用はできません。

 施設の機能は大きく分けて、①子ども総合相談センター(育児・発達相談、児童虐待の相談、少年非行の相談など)、②教職員・保育職員の研修及び教育相談、③日常の子育てサポート(各種ひろば事業、子育て支援コーディネーターなど)、④地域の子どもの健全育成活動の支援・推進(体育館、研修室、スタジオなどの貸出)の4つで、子どもたちの健全な育成を総合的に支援する施設になっています。

 施設を視察してまず感じたのは、規模の大きさと施設の充実度です。もちろん練馬区にも「相談」、「ひろば」、「一時預かり」などの各種施設・事業がありますが、これだけ大きな規模で、教育・子育てに関するすべての機能を備えた施設はありません。一つの施設に多くの機能が集積しているということは、効率性や利便性の面からも多くのメリットがあると考えられ、用地等の条件面で東京と地方という違いこそあれ、練馬区でも大いに学ぶ点があると感じました。今、練馬区では光が丘地区における小学校の統廃合にともない、跡地利用についての検討が進められていますが、この教育プラザ富樫に習い、総合的な教育・子育て施設の設置についても検討する余地があるのではないかと感じました。

 金沢市では、NTTの施設を買収する際に、跡地利用として老人福祉施設などの様々な要望が市民から寄せられたとのことですが、最終的には市長の決断によって教育施設の設置に踏み切ったということでした。光が丘の小学校跡地についても、教育・子育て施設をはじめ、総合病院の移転先や福祉施設等々、様々な提案や要望が出されています。貴重な公共用地を真に住民ニーズと合致した利用に供するために、今後とも区民との対話を重ねながら、慎重な議論を行っていくことが必要です。

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2009年7月19日 (日)

ダンス発表会

 小学校2年の娘がお世話になっているダンス・サークル(ダンスダンスダンス)の発表会が西東京市民会館で行われました。幼稚園の年長から習っている娘にとっては3回目、サークルとしては6回目の発表会になります。出演者は子どもだけで60名以上、先生や仲間のゲストを加えれば80名を超える大所帯になります。年々規模が大きくなり、内容も充実してきているようです。

  「ダンス」というのは、男親にとってはちょっと立ち入りにくい世界なので、練習の送り迎えくらいはしても、練習そのものを見学したことはなく、「発表会」といわれてもちょっとピンとこないのが正直なところでした。一方の妻は、発表会のずいぶん前から衣裳の飾り付けやら髪飾りの制作やらに余念がなく、前日もリハーサルのために娘と丸一日を費やしていましたが、これも私にはできない相談です。「女の子は何と手間のかかることか」と私などは思うのですが、母親にとっては、サッカーの練習や試合の度に弁当を用意したりユニフォームを洗濯したりするほうが大変で、年に一度の発表会の準備などはあまり苦にならないようです。まぁ、衣裳を着飾ったり化粧をしたりというのは「女子」の特権で、男の子に囲まれた中で、母親が娘と共有できる数少ない時間なのかもしれません。

P1020077  衣裳の着替えなどで本番のステージを観ることができない妻のために、私の役目は例年通り「ビデオ係」だったのですが、後でDVDが販売されるということなので、今年は娘の出番以外の撮影は免除してもらいました。いつもはステージ全体が撮影できるように最後列に陣取っていましたが、今年は席も前の方に取れて、過去2回よりは落ち着いて楽しむことができました。

P1020080  それにしても、うちの娘は発表会のプログラムをクラス中に配っていたらしく、大勢の友だちとご家族、それに担任の先生まで会場に来てくださいました。3連休の中日でもあり、親としては本当に恐縮してしまったのですが、たくさんの花束をいただいて、娘はすっかり舞い上がっていました。

P1020085  それに比べてわが家の息子たちときたら、長男は端から行く気がなく、次男も土壇場になって行きたくないと大騒ぎし、まったく家長としての面目丸つぶれです。友人は「男の子などそんなものだ」と慰めてくれましたが、妻には「日頃の育て方の問題」だと言われました。来年は首に縄を付けてでも連れて行くつもりです。

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2009年5月 7日 (木)

卓球

 気がつけば、あっという間にゴールデン・ウィークも終わり、いつもの日常が戻ってきました。とはいえ、連休中にも仕事や会合や挨拶回りなど、断続的に予定があって、とてものんびりできる環境にはなく、おまけに季節外れの風邪をひき(寝込むほどではありませんが)、何ともしょぼい連休になってしまいました。

 家族はというと、長男は練馬区中体連のサッカー大会で準優勝し、第3ブロック(練馬、杉並、中野)の大会に進んだものの、5月2日の初戦に敗退してしまい、その後は部活以外に大した用事はなし。次男と長女も暇をもてあまし、「どこかに連れて行け」とまとわりつかれ、仕方なく外出しようとすると、今度は「映画だ」「遊園地だ」と行き先の意見がまとまらず、喧嘩がはじまります。結局、妥協の産物として家族そろって行ったのはボウリングだけ、4ゲームも投げて腕が痛くなりました。

 そんな中、わが家で静かなブームになったのが「世界卓球」。普段はとくに興味もないのですが、やはり世界を争う技術はすごい。日本人選手のそこそこの活躍もあって、家族みんなで観戦しておりました。

 しかし、それで終わらないのが子どもたちで、翌日から「卓球がしたい」の大合唱。次男はテレビを観ながら覚えた平野早矢香選手の「顔真似」で私を威嚇してきます。風邪で調子が悪かったのですが、仕方なく上石神井体育館に次男と長女を連れていくと、またまた順番をめぐって喧嘩がはじまる。長女にはラケットの握り方をいくら教えても覚えてもらえず、次男もラバーのない面で打つ変則打法を繰り返し、直そうともしません。日頃から二人の頑固さには辟易していますが、二人揃うと手がつけられません。

 その後、次男はすっかり卓球にはまってしまったようで、翌日には友だち数人を引き連れて再び上石神井体育館に行きました。送り迎えをした妻によれば、次男は「サー」の掛け声を連発させ、すっかりご機嫌だったようです。今度は「ラケットを買ってくれ」と言い出すのではないかとちょっと心配しています。

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2009年4月26日 (日)

石神井西中サッカー部が準優勝!

2009_0426_135335p1010944_edited2_2  平成21年度練馬区中体連サッカー春季大会で石神井西中が準優勝を果たしました。西中は、1回戦(開進第三中)2対0、2回戦(石神井東中)2対0、準々決勝(光が丘第二中)1対0、準決勝(豊玉第二中)2対0と勝ち進み、迎えた今日の決勝戦の相手は中村中、決勝の常連といわれる強豪です。

 断続的に強い風が吹く中、前半風下に立つ西中は終始押されぎみ。ゲームの大半を自陣で戦う展開で、相手の鋭い攻撃と再三のコーナーキックで、何度もゴールを脅かされます。

2009_0426_142706p1010947  何とか前半を0対0で乗り切り、風上に立った後半は、徐々にぺースをつかみ始め、相手陣に攻め込むシーンが多くなったものの、試合の流れ的には相手主導。得点の好機をなかなかつかめず、「何とか無失点のまま、最悪はPK戦でも」と考えた矢先に先制点を決められてしまいます。

 その後も少ないチャンスを活かそうと必死の攻めを見せますが、1対0のまま無情にも試合終了の笛が鳴り、残念ながら優勝までは手が届きませんでした。

2009_0426_145423p1010949  決勝に敗れたとはいえ、選手たちは良く戦いました。素人の私から見ても、中村中は評判通りの素晴らしいチームでした。決勝までの試合も接戦の連続で、特に準々決勝の光が丘第二中戦は完全に劣勢の中での勝利だったそうです。

 まだまだ楽しみはあります。春季大会でベスト8以上のチームは第3ブロック(練馬、杉並、中野)の大会に進み、都大会への道も残されています。

 夢は大きく、都大会出場だ!がんばれ石神井西中サッカー部!

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2009年4月 7日 (火)

入学式

 4月6日の関町小学校、7日の石神井西中学校と、2日連続で入学式に出席させていただきました。

2009_0406_112923p1010922  最近は暖冬のためか、入学式の時期にはすっかり桜が散ってしまっていたことが多かったのですが、今年は入学式にあわせたかのように桜が満開となり、新入生の門出に文字通り花を添えていました。

2009_0406_104059p1010914  昨年は、長女が小学校に入学する年でしたので、後ろの保護者席からもっぱらビデオ撮影をしていたのですが、今年は入学児童の近くに座っていたので、可愛い新1年生の豊かな表情が直に伝わってきました。式が進むにつれ、ちょっと飽きてしまってモゾモゾと体を動かしている子もいましたが、みんな最後までよく頑張りました。

2009_0406_110813p1010919  早いもので、わが家の長女も2年生になりました。式の後半で新2年生が歓迎の合唱と合奏を披露し、私は式の模様をブログで紹介するつもりで写真を撮っていたのですが、娘を撮影しているようにみえたらしく(考えてみれば当然ですが)、「来賓席でみっともないことをしないで!」と妻に叱られました。でも、2年生の演奏はとても素晴らしかった。とくに「ポニョ」の合唱は「振り付き」で、とても元気で可愛かったです。

2009_0407_101336p1010926  翌日は西中の入学式。前日に引き続き、とても穏やかな好天に恵まれました。この日も新入生の真横に座らせていただきましたが、新入生の表情はとても緊張に満ちていて、やはり、小学校のリラックスムードとはちょっと雰囲気が違います。

 自分のことを振り返ってみても、中学に入学するときは、期待と同時にやはり言い知れぬ不安をもっていたと思います。とくに、部活における「先輩-後輩」の関係は小学生には未知のもので、「1年生は奴隷」などと脅かされて、かなりビビっていたと思います。今日も、3年生の素晴らしいスピーチのなかで、「西中の先輩はとても優しいです」という言葉がありましたが、当時の私はそんな言葉を額面どおり受け取る気にはとてもなれませんでした(笑)。

2009_0407_104148p1010927  中2になる長男などを見ていると、今の「先輩-後輩」はほとんど友達感覚で、そんな心配は本当にないようです。まあ、今に比べれば私の頃は多少理不尽なことはあったかもしれないけれど、思い返せばそれも良い経験で、心の傷になるようなことはほとんどありませんでした。

 小1ギャップ、中1ギャップということが言われています。もちろん関小も西中も何も問題がないというわけではないでしょうが、私の母校という部分を差し引いても、とても素晴らしい学校だと思います。たくさん友達を作って、楽しい学校生活を送ってください。

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2009年3月25日 (水)

関町小学校卒業式

 歳を重ねるごとに、月日の経過は加速度的にはやくなるような気がします。昨年の今日、長男の卒業式があったばかりという気がするのに、あっという間に1年が過ぎてしまいました。

 自分のことを振り返ってみれば、小学校の6年間というのは、異様に長かったように感じます。自分の背中よりも大きなランドセルを背負って小学校に通い始めてから、少年野球に夢中になり、ちょっとだけ異性に興味を持つようになるまでの6年間は、私の中では、とても大きな比率を占めているような気がするのです。

 今年の卒業生は143名(4クラス)だったそうですが、他の学年と比べると20人から30人も多い学年でした。その理由を校長に訊ねたのですが、はっきりとした理由はわからず終いでした。いずれにしても、人数の多い学年というのは活気にあふれています。児童サークルの例でいえば、関小を母体とした関町タイガース(野球)や関町サッカークラブ、さらにはクラブチームのリトルジョーダンズ(バスケット)、いずれも立派な成績を収めました。卒業式での合唱も、人数が多い分、昨年よりもスケールが大きかったような気がします。

 式のクライマックス、「門出の言葉」では、小学校の想い出と中学校生活への期待と不安が語られ、感動的なシーンでした。「中1ギャップ」ということが言われますが、中学生になると、教科担任が授業を教えるようになり、勉強も難しくなります。また、本格的なクラブ活動が始まり、人間関係や思春期特有の悩みも多くなるでしょう。

 でも、今年の卒業生なら大丈夫だと思います。早く学校に慣れて、他校からの友達もたくさん作って、有意義な中学校生活が送れることを心から願っています。ご卒業、本当におめでとうございます。

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2009年3月22日 (日)

親子サッカー大会

 土曜日、わが家の次男がお世話になっている「関町サッカークラブ」の親子サッカー大会が開かれました。

 長男が小学生の頃から毎年参加させていただいているイベントで、親子の混成チームや親VS子どもの試合が行われるのですが、私も年齢を重ねるごとに参加するのがだんだん辛くなっています。今のところ、筋肉痛には見舞われていませんが、最近は痛みが2,3日遅れでやってくるので油断できません。

2009_0321_111428p1010905  次男のいる3年生くらいの試合だと、どうしてもボールに人が集まりがちなので、「密集」は極力避けることにしているのですが、目の前にボールが来るとついムキになってしまい、全力(のつもり)で走ってしまいます。とはいえ、その後が続かず、肝心のボールを蹴るところでよろけてしまう。自分では結構頑張ったつもりだったのですが、息子からは完全にダメ出しを食らいました。

2009_0321_113911p1010908  午前中のハイライトは、主役の6年生VSお母さんの試合。何故か、お母さん方は全員「アフロヘアー」で出場し、見た目で威嚇する奇策に出ました。ユニフォームもお揃いでやる気満々なのですが、「カツラ」を気にするあまりか身体がついていかず、「顔から転倒」という痛々しい場面にも遭遇。さすがに子どもたちも戦意を喪失したらしく、意外と点が入りません。さらに、お母さんチームに加勢した若いキーパーがファインセーブを連発し、思いのほかいい試合になってました。

 子どもが親を尊敬する機会になったのか、私のようにさらに馬鹿にされる機会になったのかわかりませんが、子どもと親、そして親同士の良き交流の場になったことは間違いありません。日頃から指導してくださっているコーチの皆様、チームの運営にご尽力いただいている保護者の方々にあらためてお礼を申し上げます。

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2009年3月19日 (木)

石神井西中卒業式

 私の母校である石神井西中学校の卒業式にお招きをいただきました。

2009_0319_094606p1010900  今年の西中の卒業生は195名だったそうで、昨年と比べると27名少なく、クラスも6クラスから5クラスに減っています。それでも今年の卒業生は連合陸上大会10連覇をはじめ、部活動も盛んで、学業の面でもとても優秀だったと評判です。

 西中の校歌には「自由と自治」という歌詞がありますが、これは創立以来の校風で、区内で唯一の自由服の学校としても知られています。「自由を主張するばかりでは無秩序になってしまう。一人ひとりの責任が伴ってこそ自由の本当の価値がある。」こういう趣旨の話が、毎年のように卒業生代表の言葉の中に聞かれ、その度に、西中の良き伝統が連綿と受け継がれていることに誇りに感じます。

2009_0319_110502p1010903  また、西中は合唱が盛んなことでも知られており、これも私が通っていたころからの伝統です。たとえ歌が得意でなくても、練習を続けるうちにみんなで作り上げるハーモニーの虜になってしまうのが合唱の素晴らしさです。卒業式でも「流れゆく雲を見つめて」「心の中にきらめいて」「旅立ちの日に」などの合唱が披露され、力強く、美しいハーモニーが大きな感動を与えてくれました。とくに「大地讃頌」は、私たちの時代から歌い継がれてきた素晴らしい四部合唱ですが、テノールのパートを今でも覚えている自分に驚きました。当時の合唱はレコードに残されていますが、私にとっては大切な宝物です。

 式のクライマックス、「別れのことば」で思わず声を詰まらせていた生徒たちの姿がとても印象的でした。地域の中学校から巣立っていく卒業生たちは、不安と期待が入り混じった気持でいることでしょう。人生の後半に自分を振り返ったときに、これから社会人になるまでの年月は、最も楽しく、思い出深い日々になるはずです。この大切な時期に悔いを残さぬように、毎日を精一杯過ごしてほしいと心から願っています。

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2009年3月18日 (水)

カトレヤ幼稚園卒園式

2009_0318_100933p1010899  私の母園でもある、関町カトレヤ幼稚園の卒園式にお招きをいただきました。カトレヤ幼稚園は、わが家の3人の子どもたちも通った幼稚園で、長男から長女まで都合8年間もお世話になりました。昨年、末の娘が小学校に上がり、わが子を通じてのお付き合いは終わりましたが、地域の幼児教育を支える拠点として何かとお世話になっています。

 最近の幼稚園は、「子どもの自主性を重んじる」ということで、教育的な要素が薄れ、また、両親ともに働いている家庭が増えたために、行事などへの積極的な参加が少なくなってきたといわれていますが、カトレヤ幼稚園では、礼儀やあいさつなどの指導が厳しく、運動会や遠足、イモ掘り、お泊り保育、音楽会などの行事も盛んなことで知られています。

 いま、「小1ギャップ」などということが言われ、小学校入学後にになかなか学校生活になじめない子どもが増えていると聞きますが、カトレヤの卒園児は、基本的な生活態度やあいさつもしっかりしていて、小学校の先生からは指導しやすいという評判をよく耳にします。指導方針については、いろいろな考え方があると思いますが、私自身は、最低限の規律や生活習慣を教えるカトレヤ幼稚園の姿勢は間違っていないと思います。

 入園式のときにはお母さんが恋しくて泣きだす子もいましたが、卒園式では、途中で飽きてしまって騒ぎ出す子もなく、卒園証書をもらうときに一言ずつ話す幼稚園の思い出も、みんな立派にできました。年少さんの頃は、声を張り上げるだけでメロディーになっていなかった歌も、みんな元気よく上手に歌えるようになりました。

 卒園式後半、みんな揃って幼稚園の思い出を語る場面で、思わず大粒の涙をこぼしているお子さんの姿がとても印象的でした。

 本当に素晴らしい卒園式でした。

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2009年3月13日 (金)

子育て応援特別手当について

 今年、4月1日から10月1日までの間、多子世帯の子育ての負担に配慮するとの観点から、幼児教育期(小学校就学前3年間)の第2子以降の子どもがいる世帯に「子育て応援特別手当」(対象児童1人あたり3万6000円)が支給されることになりました。

 私ども民主党は、対象者が170万人しかいない3歳から5歳までの第2子以降の子どもに来年度の1回だけ3万6000円を配るという政策に対して、「本当に平等性のある公平な税金の再配分として正しいのか」という点に疑義があり、年齢にあわせたきめ細かな支援こそが少子化対策だと主張してきました。また、今回の子育て応援特別手当の予算総額は651億円ですが、このように対象者の限定された事業にお金をかけるのであれば、安心して産める周産期医療体制の整備にこそ使うべきとの主張もしてきました。

 民主党は、持続性のある子育て支援策と少子化対策のために、中学生修了までのすべての子どもに月額2万6000円を支給する「子ども手当」の創設を目指し、昨年、法案を参議院に提出しています。今回の措置は、私どもの政策とはほど遠いものと言わざるをえませんが、これまで制度的に手薄だった子育て世代に配慮したという一点においては評価できる点もあり、今後、さらなる子育て支援策の拡充に向けて、努力していきたいと思います。

以下に、練馬区における子育て応援特別手当の申請方法等についてお知らせします。

<支給対象者>

 ①平成14年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた児童で、②上に18歳以下(生年月日が平成2年4月2日以降)の児童がいることが条件になっています。したがって、①の期間内に生まれたお子さんでも第1子の場合や、第2子でも、上の子どもが19歳以上(平成2年4月1日以前に生まれた)の場合は支給されません。

 支給対象者は上記の条件を満たす児童がいる世帯の世帯主で、練馬区の場合は平成21年2月1日現在、支給対象となる児童、支給対象者ともに練馬区に住民登録または外国人登録(短期滞在は除く)があることが条件になります。

<申請方法>

 練馬区の住民登録から対象となることが確認できる世帯には、3月末に申請書が送られます。必要事項を記入の上、預金通帳のコピー(キャッシュカードのコピーも可)、および、別居している児童(生年月日が平成2年4月2日から平成17年4月1日までの児童)がいる場合、扶養関係がわかる書類(児童全員の健康保険証のコピーなど)を添付して返信用封筒でご返送ください。

<お問い合わせ先 ※平成21年3月16日以降

フリーダイヤル0120-887-380

  • 開設期間 平成21年3月16日から10月1日まで(4月30日までは土・日・祝日も開設)
  • 受付時間 午前9時から午後7時(7月10日以降は午後5時まで)
  • ホームページ http://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodate/teate/ouen

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2009年3月 6日 (金)

エムケイグループ破綻-委託企業のチェック体制の強化を

 昨年10月、東京、埼玉、神奈川、兵庫の1都3県で認可保育所を含む保育施設など26施設を運営していた株式会社エムケイグループが突然破綻し、これらの施設に通っていた約380人の子どもが施設移転などを余儀なくされました。

 エムケイグループの26施設のうち18施設については関係する自治体から補助金を受けていましたが、突然の閉鎖によって、経営状況を知らずに補助金を払い続けていた中野区、川崎市、さいたま市は、閉鎖後分まで前払いしていたものを含めて、計約2500万円が回収困難になっています。エムケイグループの突然の破綻は、自治体の民間への事業委託のあり方に警鐘を鳴らしたものであり、そうした観点から、区議会の予算特別委員会ので練馬区の姿勢を質しました。

 今回のことについて、さいたま市の担当者は「エムケイ社が閉鎖する直前まで、経営難だとは全くわからなかった」と話しているそうです。市の要綱では事業委託あるいは補助金を支払っている業者に対して実績報告書の提出を義務付けていましたが、財務状況の報告までは求めておらず、エムケイ社に補助金を出していたどこの自治体も同じような状況だったということです。また、提出資料のチェックについては自治体の職員だけで行っていたため、仮に財務状況を検査しても見抜けなかった可能性が高いということが指摘されています。

 例えば中野区の場合は、ハッピースマイル東中野駅前園という定員30名の認証保育所が閉鎖に追い込まれ、現在でも1563万円余りの補助金が回収できておらず、回収の目処も立っていません。もちろん、問題は金のことだけではなく、突然の転園を余儀なくされた子どもたちの精神的影響や、駅前という便利な立地条件から転園せざる得なかったことによる保護者への影響の大きかったものと推察されます。

 中野区では、区の内部に財務内容を評価するノウハウがなく、区立保育園の委託民営化にあたっては外部の財団法人に審査を委託していたということですが、ハッピースマイルは東京都の紹介によって設置した認証保育所だったために、財務状況を把握していなかったということです。今回のことを受けて、中野区では財務状況の定期的な調査を行うなど、庁内で再発防止策が検討されているということですが、1563万円余という多額の補助金が回収困難になっている背景には、下半期の補助金をまとめて支払っていたということがあり、補助金の支払い方法についても見直しが検討されているということです。

 以上の点を踏まえ、練馬区のチェック体制について質したところ、練馬区でも区立保育園の民営化については外部審査を入れているものの、財務状況のチェックは決算書を通じて区の内部で行われているとのことで、経営状態を正確に把握することは不可能といわざるを得ず、外部審査の導入を含めたチェック体制の強化を求めたところです。

 昨今の経済情勢を反映してか、来年度の保育施設への入所希望者が急増しています。最も顕著なのが杉並区で、前年度の3割増の希望者があり、入所できなかった家庭からの苦情が殺到しているという報道がありました。練馬区でも前年度比17%増の希望者があったということで、保育所の待機児童の問題はより深刻化しています。

 こうした状況のなか、今後ますます保育施設の「量の確保」が必要になってきますが、量の拡充に躍起になるあまりに、質を守る制度が追いつかなければ、エムケイ社のような問題が再発する危険が高まります。国、自治体を問わず、近年、「官から民へ」の流れが加速し、練馬区でも経費節減や事業の活性化を目的に委託民営化が積極的に進められてきました。私自身、委託民営化そのものに反対ではありませんが、それが区民サービスの低下につながったり、安全・安心など公共的な責任が放棄されるようなことがあってはなりません。民間のノウハウを有効に活用し、かつ、区民ニーズに的確に応えていくためには定期的な業務をチェックするための体制整備が不可欠です。

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2008年12月18日 (木)

小学校の英語教育

<練馬区では来年度からの必修化を検討>

 先日、関町小学校の学校評議会が開かれ参加してきたのですが、その時に小学校における英語教育が話題になりました。

 現在、練馬区立の小学校では、全69校のうち68校で何らかの英語活動が行われています。年間105時間(週3時間)ある総合的学習の時間を利用し、時間数は学校によって年間5時間から20時間とまちまちですが、担任に加えて英語の教員免許を持つ先生や外部の英語活動指導員が指導を行っています。

 文部科学省は、平成23年度から小学校5、6年生について、年間35時間(週1時間)の英語の必修化を決めましたが、練馬区では、来年度(平成21年度)から前倒しで実施する方針を固めています。これが議会で承認されれば、年間105時間の総合的学習の時間を70時間に減らして英語教育が行われることになります。現在、英語活動指導員は区の臨時職員(アルバイト)として雇われており、報酬は1時間2500円で、区の予算は年間1700万円を計上しています。来年度から全69校で週35時間の授業を行うことになれば、予算規模はほぼ倍増することが予想されています。

 練馬区の教育委員会では、必修化前倒しの理由として、「受け入れ先の中学校の事情を勘案した」としています。現在、各小学校における英語活動には時間数や内容にばらつきがあり、その結果、中学校で英語の授業が始まる際に、生徒によって英語に対する意欲や学力に差がみられるというのです。つまり、どこでも均等な教育を受けられるという公立学校の趣旨に反しないために、小学校における英語教育の均等化を図る必要があるということです。

<小学生に英語教育は必要か>

 文部科学省が小学校における英語教育を必修化した背景には、「国際感覚豊かな人材を育成する」などの大義名分があるわけですが、そもそも、小学生に英語教育を行うことが適切なのかどうかについては賛否両論があります。

 先日の朝日新聞によると、『小6と中3を対象にした全国学力調査をめぐり、成績が向上した学校を文科省の専門会議が分析したところ、「授業で学校図書館を活用する」「地域への学校の公開日を設ける」といった取り組みに力を入れているところが目立ち、国語に力を入れた学校で算数・数学の学力が向上する傾向は、今回も改めて確認された』。さらに、『国語と算数・数学の関連では、たとえば小6算数の「活用」問題では低学力層が減った学校群では、国語で「書く習慣をつける」取り組みをしているところが89.3%(前回比5.5ポイント増)。「読む習慣をつける」取り組みをしているところが81.1%(5.3ポイント増)だった。出題内容を読み解く力が向上するとみられている』としています。

 最近、子どもたちの読書離れや国語力の低下が顕著になっていますが、いくら英語力を磨こうとしても、国語的な理解力がなければ、真の国際人は育たないということが良く言われます。確かに、日常会話を習得する程度なら並みの国語力で足りるかもしれませんが、例えば外交やビジネスなど高度な知識を必要とする分野では、いくら英会話が堪能でも、専門的な知識や高度な国語力がなければ、戦力にはならないでしょう。

 平均的な日本人は、中学校、高校、場合によっては大学と10年近くも英語を学んでも、日常会話さえままならないというのが普通です。これは日本の英語教育の最大の欠点ともいうべきものですが、少なくとも平均的な日常会話ができるようにすることを英語教育の最大の目的とするならば、中学校、高校の英語の授業のあり方や受験制度を根本的に見直す必要があるでしょう。

<学校現場は対応できるのか>

 文科省では、必修化に向けて、「英語ノート(教科書)」「(教員用の)指導書」「解説書」「CD、DVDなどの備品」を用意しているということですが、実際に英語教育を預かる学校側の体制は整っているのでしょうか。教育委員会によれば、外部の指導員を増員し、全69校に英語の指導免許を持つ人材を配置するとしていますが、原則は学校側で指導員を用意することになっており(みつからない場合は教育委員会が援助する)、21年度の必修化に間に合うかどうかは未知数です。また、指導員の待遇(臨時職員)も含めて、改善すべき点が出てくるかもしれません。

 いずれにしても、週1時間の貴重な時間を割いて授業を行うからには、片手間に行うわけにはいきません。個人的には、小学生に英語を教えるよりも、読書や書き取りなどの国語力を育てる時間に充てるべきだと思うのですが、小学校に英語教育をする是非を含めて、もっと議論を深めるべきではないでしょうか。ご意見をお待ちしています。

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2008年11月27日 (木)

夏休みが短縮される

 昨日から練馬区議会第4回定例会がはじまりました。初日の本会議では区長の所信が表明されましたが、そのなかで「新学習指導要領の実施に伴う授業時数の確保について」が示され、来年度から区立小中学校の夏季休業日が5日間短縮され、7月21日から8月24日までとすることについて理解を求める発言がありました。この方針については、すでに9月24日の文教委員会でも報告され、また教育委員会発行の「教育だより」10月31日号でも記事になりましたが、本会議で示されたのは初めてです。

 新学習指導要領は小学校は平成23年度から、中学校では平成24年度から全面実施されますが、来年度から移行措置として一部前倒しで実施されます。具体的には小学校1・2年生は1週間当たり2時間(年間68時間から70時間)、小学校3年生から中学校3年生までは1週当たり1時間(年間35時間)の授業時数が増え、国語、社会、算数、数学、理科、体育等が拡充されます。

 教育委員会では増加する授業時数についてどのように対応するかについて、1.週当たりの授業時数を増やすこと、2.土曜日に授業を実施すること、3.長期休業日を短縮すること、の3つの案が検討され、その結果、1.については教員が子どもとじっくり向き合う時間や保護者との面談や教材研究等を行う時間が不足することになる。また、2.については学校週5日制の趣旨や社会において週休2日が定着していることから困難と判断し、夏季休業中に授業を行うことが最も妥当と判断したとしています。

 学習指導要領とは、全国どこの学校でも一定の教育水準が保たれるように、教科ごとの目標や内容を文部科学省が定めるものです。新しい学習指導要領は今年3月に示されましたが、改定のきっかけとなったのは「ゆとり教育」の見直しです。近年、子どもたちの学力が低下していることが問題視され、その原因の一つに「ゆとり教育」があるということから、新学習指導要領で授業時数の拡充の方針が示されました。

 今回の教育委員会の決定は、これに対応したもので、何らかの措置を取らなければならないのは仕方がないにしても、問題は決定までの過程にあります。

 現在の夏休みの期間がいつ決められたかについて正確には知りませんが、少なくとも私の子どもの頃から夏休みは7月21日から8月31日までと決まっていました。夏休みは家族との交流はいうまでもなく、ラジオ体操や夏祭り、臨海学校やクラブ活動、児童サークルの合宿など、地域や学校の行事も数多く開かれ、これらは立派に地域文化、慣習として形作られてきたものです。したがって、夏休みが削られるということは、単に教育論にとどまらず、生活観にも関わる問題で、こうした意見は区民からも寄せられています。

 教育委員会は、校長からの意見も聞いて慎重に検討したとしていますが、このような重要な問題について、当事者である子どもたちや保護者、あるいは地域や児童サークルなど学校周辺の団体から充分に意見を聞くこともなく、拙速に決めてしまうことには強い違和感をおぼえます。

 また、今回の改定は「練馬区立学校の管理運営に関する規則」の改正によって行われるもので、制度上は条例改正のように議会の承認を得る必要がないため、9月24日に議会に報告されたときにはすでに決定事項として扱われていました。こうした教育委員会の対応には議員からも不満の声が上がりましたが、翌々日の26日には改正の手続きが終了し、再検討される動きもありません。

 一連の教育委員会の措置は手続き上は何ら問題はないのでしょう。また、意見聴取や議論が充分に行われたとしても、同じ結論に至ったかもしれませんが、それでも私は、あえてこの問題についてもっと丁寧な議論が行われるべきことを訴えたいと思います。

 前述したとおり、「1.週当たりの授業時数を増やす案」については、教員が放課後に子どもたちと向き合う時間が充分に確保できないなどを理由に採用されませんでしたが、そもそも、現場の先生方からは教育委員会などへの提出書類など事務作業に忙殺されて、現状でも充分にそうした時間が取れていないという声があがっています。また「2.土曜日に授業を行う」ことについても、学校週5日制を見直し、土曜日の授業を復活させるべきだという意見も少なからずあるわけで、今回の改定は、こうした現場の課題や制度上の問題など、教育についての多様な議論を呼び起こすきっかけになるはずです。

 教育委員会にしても、文部科学省のくるくると方針が変わる「猫の目行政」に翻弄され、それはそれで気の毒な面もありますが、最も重視されるべきは、言うまでもなく現場の教育環境であり、子どもたちです。文部科学省や都から降りてくる方針を機械的にこなすのではなく、現場から積み上げられた意見や課題を国や都の施策に反映させていくことこそが求められており、そのためには、時間と手間がかかっても、出来るだけ多くの関係者から意見を聞く姿勢が必要だと思います。

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2008年11月17日 (月)

歩こう!食べよう!!遊んじゃおう!!!

 11月15日、練馬区青少年育成関地区委員会主催の「歩こう!食べよう!!遊んじゃおう!!!」に参加させていただき、小金井公園に行ってきました。当日は朝から雨がパラつき、お天気が心配されましたが、日中には晴れ間もみられ、暑くもなく寒くもなく絶好のハイキング日和となりました。

P1010751  当日の参加者は石神井西小、関町小、関町北小、立野小の4校の子どもたちを中心に、保護者、スタッフを含めた約190人の大所帯。学校ごとに集合し、片道約6キロメートルの道のりを、1時間半かけて歩きました。参加者の中には幼稚園のお子さんもいましたが、最後までしっかりとした足取りで、弱音を吐くこともなく、全員目的地まで着くことができました。

P1010761  到着後、お昼ご飯までの時間は、「達磨さんがころんだ」や「泥警」をして遊びました。無謀なことに私も「泥警」に参加しましたが、案の定、子どもたちの動きについてゆけず途中でドロップアウト。普段の運動不足がたたって、2日たった今も筋肉痛に悩まされています。

P1010766  ひとしきり遊んでお腹も空いたところで、お楽しみのお昼ご飯。委員の方々が早朝から準備してくださったおいしいシチューをいただきました。

 昼食の後は、ソリゲレンデ、アスレチック広場、紙飛行機飛ばしと、子どもたちの希望に分かれて遊びました。とくにソリゲレンデは人気で、ソリの数が足りずに行列ができていましたが、みんな順番を守って楽しく遊びました。

 昨年は、電車を乗り継いで埼玉県の巾着田まで行きましたが、往復に時間がかかるのと安全上の問題から、今年は小金井公園になったようです。近場になったことで参加者も増え、遊びの時間にもゆとりができました。帰りは花小金井の駅から電車で帰りましたが、往復歩きとなるとかなりきついので(正直ほっとしました)、企画としても大成功だったと思います。

 毎年のこととはいえ、地区委員会(レクリエーション部会)の皆様には大変なご苦労をいただいています。イベントの企画から準備、当日の引率、パトロール、後片付けにいたるまで、すべての作業を円滑にこなしていただきました。イベントが大成功だったことは、何よりも子どもたちの笑顔が裏付けていると思います。

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2008年10月15日 (水)

中学校選択制度の検証

 今日、練馬区議会決算特別委員会の審議が終わり、第3回定例会は、実質的に最終日(17日)の本会議を残すのみとなりました。私は、今定例会で一般質問を行うとともに、決算特別委員会の教育費および環境清掃費・児童青少年費について質問しました。

 10月6日に行われた「教育費」の審議では、主に区立中学における学校選択制について聞きました。平成17年度から始まった中学校選択制は今年で4年目を迎えましたが、今年1月に「練馬区立中学校選択制度検証委員会」が設置され、7月に検証報告書が提出されたところです。報告書には様々な角度から問題点や課題が指摘されていますが、中でも目を引いたのは「学校間格差」です。

 報告書には「全体としては選択制度実施後、入学率の格差は広がり、生徒数の増減への影響は大きくなっている傾向がある」とあり、さらに統計を見ていくと、もともと1学年に2クラス程度の小規模校は、選択制によってますます生徒数が減るという傾向が現れてきています。

 学校が小規模化することの問題点としては、運動会や文化祭などの行事に支障をきたすことや、クラブ活動の運営が困難になるなどが指摘されていますが、逆に少人数であるがゆえに家族的で行き届いた教育が可能になるという考え方もあり、一概に良し悪しは図れません。ただ、光が丘地区の小学校の適正配置(8校を4校に統廃合する計画)にみられるように、将来的な統廃合の対象になるのではないかという不安が保護者の間で広がる可能性もあり、区としても、小規模校とくに過小校(小学校は1学年1クラス以下、中学校は1学年は1学年2クラス以下)の扱いについては、今後の運営方針を明らかにしていく必要があると考えます。 

 報告書によると、区域外の学校を希望した理由の上位を占めるのは、「小学校の友人と同じ中学に通いたい」「希望するクラブ活動がある」というもので、「学校の特色や魅力」で選んだケースはまだまだ少ないのが実情です。「クラブ活動」はある意味で学校の特色といえるかもしれませんが、実質的には生徒数の多少に左右されるものであり、選択制導入時に想定した特色や魅力と捉えられるものではありません。したがって、現時点で学校選択制は、制度導入前の「指定校変更」を制度的に補完したものにとどまっており、制度が本来目指していた特色・魅力づくりをはじめ、学校の活性化、教員の意識の向上などについては充分な結果を得られていないといえます。

 江東区や前橋市など、一部の自治体では「地域との関係性が薄れた」ことや「小規模校と大規模校の格差が広がった」などを理由に学校選択制を見直す動きがあります。また、学校選択制はもともと制度的な矛盾を抱えてスタートしたといえるかもしれません。つまり、義務教育における公立学校は、そもそも平均的な教育を行うことを是としており、著しい格差が生まれることにはむしろ否定的でした。

 ただ、私自身は選択制が失敗だったと今の時点で判断するのは尚早だと考えます。練馬区における選択制は充分とはいえないものの、一定程度区民のニーズに応えてきたのは事実だと思います。確かに、著しい格差が生まれることは好ましいことではありませんが、生徒の多少に関わらず、それぞれの学校が特色を活かした学校づくりに努力すれば、全体として公立学校が活性化し、地域性、格差といった問題も徐々に解消する可能性もあります。

 学校選択制は当初からメリット、デメリットの両方が指摘されていました。要はメリットがデメリットを大きく上回れば制度は成功といえます。今回の検証結果を踏まつつ、もう一度原点に帰り、特色と魅力ある学校づくりのために、行政、学校、地域が一体となって努力しなければなりません。

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2008年10月 5日 (日)

カトレヤ幼稚園運動会

P1010618  10月4日、関町カトレヤ幼稚園の運動会が立野小学校で行われました。昨年まで、わが家の長男、次男、長女の3人の子どもたちがお世話になった幼稚園で、私自身も40年近く前に通っていた幼稚園です。

 今年から長女が小学校に上がり、長男から長年続いた直接のお付き合いは終わりましたが、運動会にお招きをいただき、懐かしい思いで、園児たちの演技を観てきました。

P1010622  長男のときから数えれば、おそらく7、8回は足を運んだ運動会ですが、可愛らしい園児たちの姿をみていると、いろいろなことが思い出されました。小さくて手はかかったけれど、幼稚園の頃が、いろいろな意味で一番思い出の詰まった時期だったのかもしれません。

 都合で午前中の演目しか観ることができませんでしたが、午後に行われる毎年恒例の組体操やリレーでは、今年もたくさんのドラマがあったのだろうと想像します。

P1010630  毎年のことですが、運動会の運営にあたられた先生方や保護者の皆さんに心から感謝を申し上げます。

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2008年9月29日 (月)

関町小学校運動会

 練馬区議会が定例会中の上に国会では解散風が吹き、それに加えて秋の行事やらで、かなり多忙です。ブログの更新もなかなかできず、数少ない読者の皆様にはご迷惑をおかけしております。

P1010570  先週の土曜日(27日)にわが家の次男と長女が通う関町小学校の運動会が行われましたが、その日も午後から予定が入り、午前の部しか観ることができませんでした。次男(3年生の)80メートル走をはじめ、5、6年生のリレーや組み体操など、楽しみにしていたプログラムを観戦できず少し残念でした。

P1010585  わが家にとって今年の最大の目玉は、何といっても長女の小学校運動会デビューです。幼稚園までは「かけっこ」に順位がつくことがなかったので、長女がどの程度走れるのか楽しみにしていました。

 ところが、妻からビデオ撮影担当を命じられていた私は、落ち着いて娘の走りを観戦できず、結果も良くわからずじまいでした。後で結果を聞きましたが、撮影した場所が悪かったせいで、ビデオを再生しても何がなんだかよくわからず、家族からは「へたくそ」と責められ散々でした。

P1010600  長男のときを含めて、これまで何回運動会を観戦したか定かではありませんが、ビデオ撮影から解放される方法を真剣に考えている今日このごろです。

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2008年8月 9日 (土)

夏休み

 夏休み本番。北京オリンピックも開幕し、連日、日本選手の活躍を故郷や旅先で応援している皆さんも多いことでしょう。

 私も例年より一週間早く夏休みをいただき、先週、家族旅行に行ってきました。千葉の勝浦で海水浴をして、(長女の2年越しの希望であった)ディズニーランドに行くというのが今回の目的でしたが、猛暑と強行スケジュールのために、情けないことに帰宅後風邪をひき、「子どもみたいだ」と家族に批難されております。

P1010469  勝浦では、あの「黄金風呂」で有名なホテル三日月に宿泊しましたが、ここは、私が秘書をつとめていた筒井信隆衆議院議員の後援会バス旅行でよく利用した温泉ホテルで、いろいろな意味で思い出深い場所です。バス旅行には多い時には400人ほどの参加者があり、大宴会では一人ひとりにお酌をして回るのですが、そのたびに「ご返杯」を受けるので、翌日は例外なく二日酔いでした。

 このホテルに最初に家族を連れていったのは、「仕事で使っていたから」という単純な理由でしたが、目の前が海水浴場で、大きなスパや眺めの良い屋外プールもあり、何よりもバイキングの夕食がおいしくて家族にも意外と好評でした。この時は次男も長女もまだ小さくて何も覚えていないのですが、長女も小学生になり、大人が辟易するほど海にプールにとさんざん遊んだので、せめて記憶の片隅には残してほしいと思います。

P1010497  旅行最終日は、ディズニーランドでした。私は人ごみと「待つ」という行為が苦手で、そういう意味で最も避けたい場所なのですが、「今度連れて行ってやる」と娘に言い続け(妻によると)はや2年が経過しているということで、意を決して真夏のディズニーランドに挑みました。

 当日のディズニーランドは「このクソ熱い中なぜこんなに人が集まる(私もそのうちの一人ですが)」と思うほどの混雑で、アトラクションの90分待ち、100分待ちは当たり前。とはいえ、高い金を払った以上は元を取ってやるという貧乏根性が働き、前日立てた入念な計画の下、ミッションを開始します。まずは、次男が「これだけは外せない」という「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」というアトラクションのファスト・パスをゲットし、すかさず「スペース・マウンテン」の列に並ぶ、その後、別のアトラクションのファスト・パスを手に入れ、比較的すいているアトラクションの列に並ぶ。。。こんなことを繰り返し、ようやく午後8時頃に所期の目的を達成しました。

P1010513  結局、この日は12時間以上ディズニーランドで過ごしたことになるわけで、我ながらよく頑張ったと思います。それにしても、何故に日本人はこんなにもディズニーランドが好きなのでしょうか。他にも遊園地やテーマパークと呼ばれるものは数多存在するのに、まさに、ディズニーリゾートの一人勝ちといった状態です。

 先日、香港のディズニーランドで「花火ショー」の場所取りをめぐって男女20人が口論の末殴り合いになって、9人が病院で治療を受けるという事件が起きたということですが、私の知る限り、日本ではこんなことは聞いたことがありません。1時間待たされようが、2時間待たされようが、みんな辛抱強く待っている。ラーメン屋の行列にしても、新しいゲームソフトを買い求めるための行列にしても、日本人は「並ぶ」ということをあまり苦にしない民族なのでしょうか。フランスのパリにあるユーロディズニーランドは業績不振が伝えられていますが、やはりヨーロッパ人は、いかにもアメリカ的というか、ハリウッドの張りぼて的というか、こういう人工的なものは好まないのかもしれません。

P1010532  さて、東京ディズニーランドは今年で25周年ということで、今回の最大の目的は「サマーナイトテイメント スターライト・ドリームス」でした。ディズニーランドのシンボルともいえるシンデレラ城を舞台に繰り広げられるショーですが、スケールの大きさは一見の価値があると聞かされておりました。シンデレラ城の目の前で観られる「指定席」は当日の完全抽選制。私は賭けごとや抽選といったものにめっぽう弱く、ビンゴでさえ当たったためしがないので遠慮しましたが、物好きなことに妻と娘が長蛇の列に並び、なんと運良く指定席をゲット。お陰でとても良い席でショーを観ることができました。

 光と水と炎を駆使したショーは噂に違わぬ一大エンターテイメントでしたが、ショーが終わった後、一番楽しみにしていたはずの娘は何やら不満げな様子。理由を聞いてみると「水がかからなかった」ということで、いったい何を楽しみにしていたのか、私と妻はため息をつくしかありませんでした。

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2008年8月 3日 (日)

感動をありがとう

P1010431  8月1日の当ブログでご紹介した「くりくり少年野球選手権大会」の3回戦(2戦目)が行われ、初戦に勝利した関町タイガースは、神奈川県厚木市の「長谷スポーツ」少年団と対戦しました。昨年の大会で3位に入り、今大会でも2回戦で昨年の優勝チームを下して勝ち上がってきた強豪です

 試合は序盤から苦しい展開、初回に1点を先制され、2回には7点の大量失点で8点の差をつけられます。タイガースも2回裏に反撃を開始。4番打者のホームランを皮切りに、2回に3点、3回に2点を挙げて、一時3点差に詰め寄りますが、最終的にはは5対9で惜しくも敗れました。

 惜しむらくは、やはり序盤での大量失点です。特に2回表の7失点は、相手のバントと足を絡めた攻撃に翻弄され、いくつかの不運も重なり、守りの歯車が噛み合わないうちにあれよあれよという間に失点してしまいました。

P1010435  しかし、そのままズルズルといかないのが今年のチームの強いところです。2、3回にヒットを重ね、5点を挙げてゲームの流れは一気にタイガースに傾きます。さらに、中盤から後半にかけても毎回ランナーを出し、あともう一歩というところまで行きますが、ホームで2度のタッチアウトや相手のファインプレーにも追加点を阻まれ、残念ながら6回裏終了時に無情の時間切れでゲームセットとなりました。

 試合に敗れはしましたが、大差をつけられてもあきらめない姿勢は、観る者たちの胸を打ちました。何とか追いつきたいという気持ちから、思い切った走塁でアウトになるシーンもありましたが、すべては精一杯プレーした結果であり、清々しい敗戦でした。

 あこがれのプロ野球スタジアムでの試合は、野球小僧だった私の夢でした。というよりも、少しでも野球を経験した者なら誰もが思い描く夢だと思います。大会で優勝経験のない私にはそれをかなえることはできませんでしたが、今日、役員のご配慮で初めてグラウンドに立たせていただき、すり鉢状の観客席に圧倒され、年甲斐もなく興奮しました。子どもたちにとっては、このような素晴らしい環境で試合が出来ること自体がすごいことです。もちろん、試合の結果には満足していないと思いますが、巨大な観客席とバックネットと大きな声援を背にして戦った今日の試合は、彼らにとって一生忘れることのできない最高の思い出になると確信しています。

 チームの顧問をさせていただいた最初の年に、練馬区大会での優勝や晴れの舞台での熱戦を経験できたことは、私自身にとっても本当に幸運でした。すべては子どもたちの頑張りと日常のご指導のお陰であり、選手たちの活躍とチームを支える監督・コーチをはじめご家族の皆様に心から感謝します。

 彼らの戦いはまだまだ続きます。今日の敗戦を糧にして、ますます強いチームに成長して、関町タイガースの黄金時代を築いてくれることを大いに楽しみにしています。

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2008年8月 1日 (金)

関町タイガース「くりくり」初戦突破!

P1010389  今日8月1日から4日までの日程で、毎日新聞社主催の「くりくり少年野球選手権大会」が埼玉県の西武ドームで始まりました。この大会は1979年の西武球場完成と同時に始まり、今年で30回目を迎えます。最初の大会は東京都と埼玉県の16チームが参加して行われましたが、回を重ねるごとに参加チームが増え、記念大会となる今年は、北海道、福岡、大阪、愛知など遠方の予選を勝ち抜いたチームも招待し、全部で40チームが参加しています。

 関町タイガースはこの大会の予選を兼ねた「第36回練馬区少年野球大会」で65チームの頂点に立ち、出場権を得ました。「新生タイガース」は今年で20周年を迎え、私がチームの一員だった旧体制を含めると「関タイ」は35年近い歴史がありますが、「くりくり」に出場したのは初の快挙ということで、関係者のみならず地元では大きな話題になっていて、応援にも熱が入ります。

P1010398  初戦の相手は埼玉県新座市の「片山ウィングス」。先攻のタイガースは初回に1点を先取、幸先の良いスタートを切りました。中盤に同点に追いつかれますが、その後、得点を重ねたタイガースがリードを守り切り、5対1で見事に勝利しました。

P1010404  圧巻は中盤に飛び出したランニング・ホームランでした。主軸のバッターが放った打球は優に70メートルは飛び、センターの頭をはるかに超えていきました。貴重な追加点となったホームランに応援団の声援も最高潮に達します。

P1010409  守備でも光るプレーが随所に見られました。ノーアウト1塁、2塁のピンチの場面で、2塁走者を牽制球で刺したプレー、さらには、抜けていれば長打になるはずの3塁線の打球を横っ跳びで掴み、アウトにしたフィールディングも見事でした。相手も強打を誇る素晴らしいチームでしたが、関タイの落ち着いたプレーぶりは終始相手を圧倒していました。 

 次の試合は、8月3日の10時10分から始まります。優勝までは残り4戦を勝ち上がらなければなりませんが、堂々とした今日の試合ぶりを見ると、ますます期待は膨らみます。順当に行くと、次は前年の優勝チームとあたるということですが、相手も同じ小学生、怯むことなく思いっきりぶつかってほしいと思います。頑張れ!関町タイガース!

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2008年7月14日 (月)

食糧価格高騰と給食費

 世界的な食糧価格の高騰は、国内でも様々な影響を及ぼしていますが、子どもたちの健康と成長を支える学校給食も例外ではありません。東京23区内で、すでに給食費の値上げを実施したのは、千代田、文京、墨田、目黒、渋谷、杉並、豊島、荒川の8区で、値上げの「検討予定あり」としている区も、港、新宿など7区に及んでいます。

 また、足立区では学校給食の食材費が年間3700万円上昇する見込みだとして、同額分の米を区内の小中学校に現物支給することを決め、6月の補正予算案に盛り込みました。「現物支給」のかたちにしたのは、補助金による食料費の支援は手続きが煩雑で時間がかかるためということですが、中央区のように、小中学生に一人当たり月額140円から240円の食材費を補助するため790万円の補正予算を組んだ区もあります。

 一方、練馬区については給食費の値上げなどについては「現時点では考えていない」ようです。保健給食課によれば、練馬区でも他区と同様に食材費の高騰による影響は大きく、とても余裕がある状況ではないようですが、例えばブロック肉を挽肉にしたり、豚肉を鶏肉に変更するなど「現場の工夫」で何とか対応できるとしています。

 ただ、「現場の工夫」については他区でも努力しているはずで、逆に「なぜ値上げをしなくても対応できるのか」という疑問が生じます。予算編成時に値上げを予測することも可能でしょうが、練馬区の場合は平成13年以降給食費の値上げは行われていません。これについては、給食の食材は主に地元で購入しているので、区によって物価が若干異なるなど様々な要因があるようですが、練馬区は児童・生徒数が多いのでスケールメリットによるコスト削減がしやすいということもあるかもしれません。

 いずれにしても、コスト削減によって栄養素やカロリーが不足するようなことがあってはなりません。また、コスト削減のために、デザートを減らしたり、果物を6カットから8カットに変更するようなことも行わざるを得ないようですが、著しく質が低下したり、献立が単調になることも好ましいことではありません。

 区の保健給食課でも、栄養素やカロリーについては特に配慮するとしており、献立のバリエーションについても「今のところ苦情はない」とのことです。食材費が高騰するなかで、「できるだけ安価で内容のある物を」という姿勢は評価できますが、コスト削減にとらわれすぎて内容が伴わなくなれば本末転倒です。今後の食材費の動向をみながら、場合によっては現物支給や補助金などの対応も視野に入れて、子どもたちの大切な栄養源である学校給食を守っていく必要があります。

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2008年6月11日 (水)

中学校選択制度検証委員会

 練馬区では、区立中学校の選択制度を開始してから4年目になりますが、この間の制度の検証を行うために、今年1月「練馬区中学校選択制度検証委員会」が発足し、今日、第4回目の委員会が開催されました。

 議題は、「1.中学校選択制度の検証について」、「2.中学校選択制度の改善に向けた提言について」の2点で、保護者・生徒、教員を対象としたアンケートに基づき、議論のたたき台として、以下のような中学校選択制度における成果と課題が事務局から示されました。

1.成果

①選択制度により、保護者・生徒の意思は概ね尊重されており、自分にあった学校を選べるようになっている。また、これにより多くの生徒が充実した学校生活を送っていると考えている。

②各学校は、ほとんどが特色・魅力ある学校づくりに向けた取り組みを行っており、教員の多くが学校の活性化が進んでいると考えている。

③生徒の多くは、広い地域の友人が増え、行動範囲が広がったと考えている。

④入学する学校の選択肢が増えることにより、保護者・生徒の多くが学校教育への関心が高まると考えている。

⑤保護者・生徒の多くは、自ら学校を選ぶことにより、学校への愛着心を持つようになると考えている。

⑥通学区域外からの入学者の少ない学校では、教員の多くが、選ばれる学校に向け、教職員の意識が変わったと考えている。また、保護者・生徒のニーズが明確になり学校の改善が進んだと考えている。

2.課題

①選択制度により、各学校の生徒数の格差が広がっている。これによる影響として、次の課題が生じている。

ア.学級減による行事等での活気の減少、学級増による施設面の不足、狭隘化

イ.学級減に伴う教員減による教科指導・部活動指導等の運営の困難さ、教員減に伴う各教員の仕事量の増加

ウ.生徒数の減少による部活動の人数の減少、部活動数の増加の困難さ

②教員の多くが、保護者・生徒の、地元の学校という意識が薄れ、愛校心が育たないと考えている。

③通学区域外からの入学者の多い学校では、教員の多くが、通学区域外から通学する生徒が多いために、地域と学校のつながりが弱くなったと考えている。

④教員の多くは、通学区域外の生徒について、家庭や小学校との連携が取りにくくなったと考えている。

⑤保護者・生徒、教員の多くが、通学距離が長くなり、安全性に不安を感じている。

⑥保護者・生徒、教員の多くが、噂や風評等により学校が選択されるようになっていると考えている。

⑦保護者・生徒が学校を選択するに当たっては、地域・友人等の情報が最も参考とされており、中学校案内冊子やホームページは低い割合である。また。学校生活の生徒の様子や、特色ある教育活動の詳細な内容について情報の充実が求められている。

<学校の地域との関係>

 以上の成果と課題については、概ね委員の同意が得られたところですが、課題の②の愛校心と地元意識との関連については、私立中学の例からみても必ずしも学区外だから愛校心が育たないという見方には疑問視する声が上がり、③の地域と学校とのつながりという点でも、通学区域=地域社会という見方は必ずしも一致せず、さらに分析の必要があるとの指摘がありました。

 ただ、現実の問題として、練馬区ではすでに3つの学校で、通学区域外からの入学者が全入学者の6割を超える状況となっており、このようなケースでも地域性を維持できるのか、あるいは、別のメリットを重視して地域性にはあえて拘らない姿勢を取るのかについては、今後、議論が必要だと感じました。

<抽選の問題点>

 選択制による各学校の受け入れ人数は原則として40人(1学級)で、必要に応じて20~30人に減員、60人に増員していますが、希望者が受け入れ人数を上回った場合は抽選を行っています。抽選を行った学校は、平成17年度4校、18年度3校、19年度5校、20年度3校でしたが、私立中学入学などで辞退した生徒を除くと、最終的に希望校に入学できなかったのは、それぞれ、49人、77人、73人、82人となっています。

 抽選については、学校施設の受け入れ態勢、過度な集中を避けるためにやむを得ない措置ではありますが、希望者の要望を最大限に考慮し、公平性を確保する意味でも、可能な限り希望者を受け入れる制度づくりが望まれています。

<部活動の充実>

 選択制を利用した理由については、「小学校の友人と同じ学校に行きたい」や「通学の便が良い」のほか、「希望する部活動がある、部活動が活発である」が目立っています。友人関係や通学上の問題は、通学区域の変更など制度的に困難な面がありますが、部活動については学校や地域の努力によって改善が期待でき、外部指導員などの積極的な登用による部活動の活性化が求められます。

<特色のある学校づくり>

 学校選択制導入の大きな柱の一つとして、それぞれの学校が創意工夫して「特色のある学校づくりを目指す」という目標がありました。ただ、アンケートの結果から判断すると、制度を利用した理由としては前述した友人関係、通学の利便性などが主なものであり、「学校の教育方針(4.3%)」や「学校の伝統や校風(7.3%)」など、学校の特色を示す項目に関してはあまり重視されていない傾向があります。

 確かに、公立学校においては、一定の教育水準を維持しつつ推進すべきものであり、また、教員の移動もあることから、私立のように突出した特色を出すことは困難といえますが、単に物理的な面をカバーするだけでは、制度のメリットを最大限に活かしているとはいえず、特色や魅力ある学校づくりという部分での取り組みがもっと必要だと考えます。

 授業の改善はいうまでもありませんが、各種行事や総合的な学習の時間の工夫、長期休業時の学習指導、部活動の活発化を進め、生徒数の少ない学校については、少人数のメリットを活かしたきめ細かい指導をすることによって、大規模校にはない特色をもつことができると考えます。

 制度導入から4年目を迎え、様々な成果と課題が浮かび上がってきましたが、自治体によっては制度の見直しが行われているなかにあって、練馬区においては、概ね制度の存続について合意が得られているように感じます。制度のメリットを最大限に発揮し、より良い学校づくりをしていくために、今回の検証の意義は大きく、今後も活発な議論が期待されます。

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2008年6月 9日 (月)

関町タイガース優勝!

 いやー、本当に久しぶりに感動しました。昨日行われた練馬区少年野球大会決勝戦で、関町タイガースが3対1で見事に勝利し、区内66チームの頂点に立ちました。

P1010324  試合は、初回にいきなり先頭打者にランニング・ホームランを浴びて1点を先制されますが、3回にチャンスをものにしてすかさず逆転。6回に追加点を挙げたタイガースがリードを守りきりました。

 P1010330 相手チームの春日ヤンガースは伝統のある強豪です。30年以上も前に、私が関町タイガースの一員だったときにも対戦したのですが、コールドゲームでこてんぱんにやられたことを今でも記憶しています。当時の主な対戦相手は関泉地区のチームでしたが、練馬区には想像もしなかった強いチームがあるものだと思い知らされたものでした。

P1010331  昨日のチームも、堅実な素晴らしいチームでした。少年野球のレベルではフォアボールやエラーが重なって大味な試合になることも多いのですが、昨日の試合は目立ったミスもなく、決勝戦にふさわしい締まった好ゲームでした。両チームともに投手が素晴らしく、守備でもファインプレーが随所に見られました。すばらしい感動を与えてくれた子どもたちと、日々の指導をしてくださっている監督、コーチ、ご家族の方々に、OBとして心から感謝しています。

P1010336   優勝したタイガースはは8月1日から西武ドームで行われる毎日新聞社主催の全国大会「くりくり少年野球選手権大会」に出場できます。憧れのプロ野球のスタジアムでの試合は、子どもたちにとって夢のような体験になることでしょう。彼らの勇姿が今から楽しみです。

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2008年6月 1日 (日)

関町タイガース決勝進出!

 関町タイガースは、関町小学校を母体に活動する少年野球チームです。30数年前に野球小僧だった私がお世話になっていたこともあり、そのご縁でチームの顧問をさせていただいています。

Tigers  現在、練馬区少年野球大会が行われていますが、関町タイガースは接戦を勝ち抜いて、準決勝まで駒を進めました。今日、練馬総合グラウンドで行われた準決勝の相手は石神井台小ドリームス。「強打」を誇る強敵です。

Tigers2  試合開始は11時でしたが、午後からどうしてもはずせない予定のあった私のタイムリミットは12時30分。関町タイガースは序盤に5点を先制しますが、その後反撃にあい、1点差まで詰め寄られます。何とか試合終了まで観戦したかったのですが、5回裏が終わった時点で私にとっての時間切れ、後ろ髪を引かれる思いで球場を後にしました。

 その後チームの関係者の方から携帯メールで結果を知らせていただき、終わってみれば13対4の大勝だったそうです。本当によかった!

 来週はいよいよ決勝戦。これに勝てば練馬区制覇はもちろん、8月から西武ドームで行われる「くりくり少年野球選手権大会」に進めるそうです。「憧れのプロ野球のスタジアムで試合ができる」。野球小僧だった当時を思い浮かべても、夢のような話です。

 ここまで来たら是が非でも優勝だ。がんばれ関町タイガース!

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2008年5月26日 (月)

石神井西中学校運動会

Pic_0019 Pic_00245月24日、石神井西中の運動会が開かれました。心配された天気も何とか最後までもち、若干の日程変更はあったものの、全種目を無事終えることができました。

 最近、運動会などの学校行事がめっきりさみしくなったという話しを聞きます。学業偏重で、イベント事にあまり力が注がれなくなったこともありますが、最も影響しているのは少子化です。区内でも学年ごとにクラスが1つしかない「単学級」の学校が増えていますが、やはり運動会は単学級ではどうしても盛り上がりません。その点、西中は生徒数が多い方ですし、種目もバリエーションに富んでいるので観ている側も楽しめます。

Pic_0027 Pic_0032校長先生の講評にもありましたが、すべての子どもたちが、最後まであきらめずに競技に取り組む姿はとても清々しく感動的でした。競技自体も素晴らしかったのですが、同じくらい感心したのは、生徒の自主性です。小学校の頃は先生やPTAに頼る部分が多かったのですが、中学生ともなると、しっかりと生徒が主体となって運営され、裏方を支えていました。こんなところにも、西中の「自由と自治」の精神が宿っています。

Pic_0037 どの種目も工夫が凝らされていて楽しかったのですが、何といってもハイライトは組体操&ダンスでした。学年が上がるごとに難易度も上がり、上級生のタワーやピラミッドには思わず息を飲みました。

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2008年5月22日 (木)

子どもと携帯電話

 5月20日、関区民センターにおいて練馬区青少年育成関地区委員会の総会が開催されました。その際、挨拶に立たれた区の青少年課長の言葉の中で、子どもたちを取り巻くネット社会に関する問題が指摘され、「すこやか部会」の委員の報告の中でも、同様の問題が取り上げられました。

 わが家では長男が中学1年生になりましたが、中学生になると携帯電話の所有率が急激に上がるようです。ある調査によれば、中学生の携帯電話保有率は約6割、高校生になるとほとんどの子どもが専用の携帯電話を利用するようになるそうです。

 うちの長男も妻に携帯電話をねだったことがあるようですが、「まだ早い」と一蹴され、今のところはあきらめているようですが、中学生ともなると部活や塾などで帰宅時間が遅くなることもあり、何が起こるかわからないご時世にあって、安全上の配慮から持たせるべきという判断も当然理解できます。まして、遅くなるたびに友人の携帯を借りて電話してきたりするといささか申し訳なくもなり、遅かれ早かれわが子に携帯を持たせるのも時間の問題だろうと思っています。

 子どもと携帯電話の関係は、(私だけかもしれませんが)アメリカの銃規制の問題を思い起こさせます。アメリカで銃を所持する人の多くは「護身」のためといいますが、まさにいたちごっこで、社会に銃が氾濫していることでどれだけ多くの人が命を落としいるかということを考えざるを得ません。また、護身のために持っていたはずの銃の多くが家族に向けられているという矛盾した現実もあります。これと携帯電話を同列に語るわけにはいかないのでしょうが、出会い系サイトなどの有害サイトが原因で命を落とす事件が頻発するようになると、安全のために持たせたはずの携帯が引き起こした事実に矛盾を感ぜずにはいられません。

 とはいえ、携帯電話やパソコンなどの普及は、私たちの生活やビジネスの利便性を格段に向上させただけでなく、新たな産業の育成など、未来に大きな可能性も提供してきました。また、どんなにIT社会を否定したところで、世の中の流れは確実に高度情報化に向かっており、現代社会で生きていくためには、いやでも受け入れざるを得ないというのが現実です。

 要は利用者の心がけしだいということになりますが、情報の取捨選択能力が未熟な子どもたちを有害サイトからいかに守るかということは真剣に考えなくてはならない課題だと思います。遅まきながら練馬区でもネット社会と子どもたちに関するセミナーなどが開催されるようになりましたが、過度な規制は表現の自由を妨げるという議論もあり、ネット規制についてはいまだ外形的な標準というものがありません。私自身、ネット社会との付き合い方について明確な回答を見出せずにいますが、近代まれにみる発明ともいえる利器を正しく使うための方策を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

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2008年5月10日 (土)

ねりま子育てネットワーク

 5月10日、練馬女性センターで開催された「ねりま子育てネットワーク」平成20年度定例総会に出席しました。

 「ねりこそ」は2005年6月に設立され、「1.子育てに関する情報を共有する」「2.子育て支援の充実と質の向上を図る」「3.地域で子どもを育て合う環境をつくる」(以上、会則より)ことを目的に設立された任意の団体です。設立から3年の間に、交流会やシンポジウムの開催、ホームページや冊子による情報提供、ワークショップなどのイベント開催等々、地域の子育て環境づくりのために様々な活動を続けています。

 特に、昨年度は練馬区からの補助金事業として、一昨年度のホームページ(ねりこそ@なび)開設に続き、「ねりま子育て情報誌2008」を発行しました。この情報誌は40名ものママたちが取材、構成して作ったもので、産前・産後のアドバイスから、子育て支援施設や公園などの紹介、保育施設の紹介など、なまの声を活かした情報が満載で、当初の予定部数を増刷するなど、大変な好評を博しているようです。

 都市型のライフスタイルが進んだ現在、核家族が大多数になり、子育てに一人で悩むママたちが増えています。情報誌でも紹介していますが、一番身近であるはずの夫や親は子育ての相談相手としては「いまいち」だそうです。その理由は「夫は多忙で子どもと接する時間が短いので相談しても的確なアドバイスがもらえない」「親は自分の子育ての経験からアドバイスするが、今の時代の子育て法と全然違うことを言うので参考にならない」などで、夫や親に相談すると余計にストレスがたまることもあるようです。相談相手として最も多く、「相談して良かった」と思える相手はやはり同世代のママ友達で、情報を共有できる友人がいることが子育ての大きな助けになるようです。

 それでは、近所のママ友達とはどこで出会うケースが多いのかといえば、情報誌のアンケートでは、母親学級が最も多く46件、次いで児童館43件、保健相談所の検診・育児栄養相談32件、「ぴよぴよ」28件など、行政が提供する施設やサービスが多いことがわかりました。一方で「近所の公園」という回答が20件(6位)と意外に少なく、積極的に行動して友人を見つけることの難しさがうかがえます。子どもが幼稚園や保育園に通い始めるようになれば、自然にコミュニティーができて、友人も見つけやすくなるのでしょうが、0歳から3歳までの乳幼児期の母親は肉体的にも精神的にも一番つらい時期で、自らが行動しなければなかなか情報が得られないこともあり、このようなネットワークの存在が大きな手助けになっていると思います。

 行政としても、妊産婦検診の拡充など新たな子育て支援施策に乗り出していますが、日本社会全体に「子育ては自助努力」という意識が根深く、社会や地域で子育てを支えるという認識がまだまだ不足しているような気がします。また、子育て支援のための施設や制度をいくら拡充しても、そこに「魂」を入れなければ効果は上がりません。ねりま子育てネットワークの取り組みは、まさにそのためのものといえますが、会費収入とわずかな補助金で運営しなければならないというこの種の団体に共通する悩みを抱えています。子どもは社会共通の財産であり、財政的な面を含めて社会や地域の理解と協力がもっと必要だと感じます。

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2008年4月21日 (月)

ジェットコースター

Photo  昨日の日曜日、久しぶりに家族そろって外出してきました。週末は子どものサッカーやら私の仕事やらでなかなか全員の都合がつかず、妻もPTAの仕事で忙しくしていたので週末は「家事の日」に費やされ、振り返ってみれば、家族全員で出かけたのは正月以来のことになっていました。

 行き先は長女(小1)の希望により「遊園地」。以前、私の母が大勢の孫たちを連れて西武園に行ったのですが、身長の足りなかった長女はジェットコースターに乗れず、幼児向けのアトラクションで我慢していたのがよっぽど悔しかったらしく、晴れて110cmを超えた今、どうしても遊園地でジェットコースターに乗りたかったようです。

 今年中学に上がった長男は、すでに家族と出かけるのが面倒くさくなっているらしく、「それじゃあ友だちを誘ってみれば」と水を向けたのですが、「他人の家族に友だち一人だけというのでは気の毒だ」という理由でそれもせず、さんざんぶーたれた揚句、ようやく着いてきました。まあ長男なりに友だちに気を使っているのかな、などと考えていたのですが、妻には「ディズニー・ランドだったら誘ってもいい」なんてことを言っていたようで、結局は単に現金なだけのようです。

2  日曜日の「よみうりランド」はそれなりに賑わっていました。長女は幼児向けのアトラクションには目もくれず、ジェットコースターにまっしぐら。まあ一度乗ってさんざん怖い思いをすれば気がすむだろうくらいに考えていたのですが、他の家族が顔面蒼白になっているのに長女だけは涼しい顔。妻、次男と次々に「絶叫マシーン」からドロップアウトしていくのを横目に、「バンデット」、「SLコースター」、「ループコースター」、「ホワイトキャニオン」という4つの絶叫コースターを完全制覇し、観覧車に乗っている間ももう一回「バンデット」に乗りたいと言い張り、結局私はそのすべてに付き合わされました。

 40過ぎてからの絶叫マシーンはキツイ。娘には「また行こうね」といわれ、返答に窮しておりますが、いずれは長男のようになることを思えば、誘われているうちが華なのかもしれません。

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2008年4月 9日 (水)

カトレヤ幼稚園入園式

080409_100655  7日の関町小学校の入学式に始まり、昨日の石神井西中学校、今日のカトレヤ幼稚園と3日間続けて出席させていただきました。昨日の入学式は豪雨の中で大変でしたが、今朝はようやく雨もあがり、小さい子どもたちが穏やかな天気の中で式を迎えられてよかったと思います。

 カトレヤ幼稚園には、わが家の3人の子どもを含め、甥っ子や姪っ子たちが9年間で8人もお世話になったわけで、園の関係者の皆様にはいくら感謝してもしきれない気持です。

 わが子でも制御できない年頃なのに、幼稚園の先生というのは本当に大変なお仕事だと思います。今日の式でも歌や動物の絵を上手に使いながら、子どもたちを飽きさせない工夫がされていてとても感心しました。

 それでも、まだ3歳の子どもですから、式の最中に泣き出したり、椅子に立ち上がったりとてんやわんやでしたが、3年後に卒園する時には、すべての子どもがちゃんと「幼稚園の思い出」を語れるようになるのですから大したものです。

 無垢で可愛らしい入園児たちの姿をみていたら、わが子が入園した頃が懐かしくなりました。久しぶりにビデオでも引っ張り出してみようかと思っています。

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2008年4月 7日 (月)

関町小学校入学式

Photo  時節柄、学校関係の話題が多くなりますが、今日から長女がお世話になる関町小学校の入学式に出席してきました。

 わが家では、長男が中学校に、長女が小学校にとそれぞれ進学し、入学準備や何やらで妻もてんてこ舞いしておりますが、今のところ大きな節目を迎えたという実感もなく、子どもたちも自分の進学をごく自然に受け止めているようです。

2  入学式では、校長先生やご来賓の挨拶に続き、新2年生が小学校生活の楽しさを歌詞にした合唱と「キラキラ星」の合奏で歓迎してくれました。入学から1年も経つとこんなに成長するんだなと感心させられる立派な歌と演奏でした。

 式の最後には2年生が校歌を歌ってくれたのですが、2人の兄と年上のいとこたちに囲まれて育った娘は校歌を覚えていたらしく、「1年生歌えたのは私だけだったよ!」とたいそう自慢げでした。幼稚園では関小の校歌を熱唱して先生に叱られていたようですが、今日は思いっきり歌えたようです。

 入学式の後は、担任の先生との顔合わせがあり、教室で真新しい教科書や道具箱が配られました。ところが私が教室に入っていくと、うちのおてんば娘は隣の席の男の子と小突きあいの真っ最中。幼稚園でも一緒だった子だと思いきや、今日はじめて会ったとのこと。早くも新しいお友達ができたと思えばいいのですが、何となく先が思いやられます。

 明日から幼稚園の3倍の距離を歩いての通学でちょっと心配ですが、しばらくは6年生と一緒に「集団登校」だと聞いて安心しました。あとは迷わずに下校してくれることだけを望まずにはいられません。

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2008年3月30日 (日)

さくら満開!

Photo  考えてみると4,5年前までは職場の仲間と毎年「花見」をやっていました。場所は井の頭公園。自宅から比較的近いこともあって、最初に「場所取り」を買って出たのが後々まで響き、ちょっと先輩風を吹かせられる年齢になっても、早朝から場所取りをさせられていました。何せこの時期は朝晩がまだまだ寒いものですから、ちょっと熱燗で一杯などとやっているうちに、皆が集まる昼ごろまでにはすっかり出来上がっていたような気がします。

Photo_2  最近では、大がかりな花見をすることもなくなり、もっぱら「近所の桜」で我慢していますが、この時期になると近所にも意外と桜が多かったことに驚かされます。写真は武蔵野市の総合グラウンドと市役所通りですが、練馬区側にもNTT社宅や千川沿いなどで多くの桜が見られます。そういえば私が区役所に通う途中の中村橋千川通り周辺の桜も見事でした。

Photo_3  そんな桜が満開の中、わが家の長男にとって小学校最後の試合となる「関町杯」が行われました。結果は3試合戦って2勝1敗の2位でしたが、試合の内容よりも「黄色いユニフォーム姿も今日が最後」という万感の思いが込み上げ、わが子の小学校生活を振り返っていました。

 試合の後は、サッカー仲間のOさん宅に大勢で押しかけ(あろうことか御主人は海外出張中でご不在でした。本当にすみません)、子どもたちの思い出話に花を咲かせ、深夜まで楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 子どもたちのサッカーを通じて、親同士のお付き合いを深めることができたのは大きな財産です。中には将来転勤などで関町を離れる方もいるかもしれませんが、これまでに築いた深い絆は末永く続いていくと思います。

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2008年3月25日 (火)

関町小学校卒業式

Photo  3月25日、練馬区立69校の小学校で一斉に卒業式が行われ、今年卒業を迎えるわが家の長男が通う関町小学校に出席してきました。平日にも関わらず、多くの「お父さん」の姿もみられ、子どもたちの卒業を祝う厳かな雰囲気に包まれていました。

 長いようで短く、短いようで長い小学校の6年間でした。つい最近入学したような気もすれば、それなりに紆余曲折のあった小学校生活を思うと「ようやく卒業か」という気もします。ただ一つ言えることは、間違いなく子どもたちは大きな転換期にあるということです。中学生になれば学級担任から教科担任にかわり、授業の内容も格段に難しくなります。クラブ活動もあれば、高校受験もあり、何よりも、思春期という多感な時期を迎えることになります。

Photo_2  一人の親として、漠然と「本当の子育てはこれからなのかなぁ」などと考えています。小学生の間は、何だかんだ言っても親の手の中にあり、多少の反発はあってもまだまだ可愛いものでしたが、これからはそうも行かないのかも知れません(妻は絶対に「ババァ」などとは呼ばせないと今から身構えています)。わが身を振り返ってみても、屁理屈を含めて何かと親に反発していたような気がします。今までは「親が間違っているからってそれがいったい何なんだ」などと開き直っていた部分もあったかもしれませんが、これからは、親としての言動や行動にもっと責任を持たなければと自戒しております。

 何はともあれ、楽しい6年間でした。学校の成績よりもサッカーの勝敗が気になるような「サッカー小僧」でしたが、サッカーを通じて親子の会話も弾み、地域の方々ともかけがえのない関係を築くことができました。担任の先生をはじめ先生にも恵まれ、おかげさまでつつがなく小学校生活を送らせていただくことができました。これまで息子と私たち夫婦を支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。そして、これからもよろしくお願いします。 

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2008年3月19日 (水)

石神井西中学校卒業式

 卒業式のシーズンです。わが家の長女がお世話になった関町カトレヤ幼稚園でも、昨日卒園式が行われました。仕事の都合で最後までは参加できませんでしたが、わが子が卒園証書を頂くところはしっかりと見届けてきました。

 カトレヤ幼稚園には3人の子どもが8年間もお世話になり、運動会や発表会などの行事をはじめ、本当に数多くの思い出をいただきました。ご指導くださった先生方には心から感謝を申し上げます。

 さて、石神井西中の卒業式です。30年も前のことになりますが、私が最も多感な時期を過ごした母校でもあり、思い入れは一入です。吹奏楽部が演奏する「威風堂々」をバックに卒業生が入場する場面から私の涙線は緩みっぱなしで、花粉症とも相まって私の目鼻は終始グズグズの状態でした。

 今年度は222名の生徒が卒業を迎えました。卒業証書の授与では、一人ひとりが個性ある歩き方と表情で演壇に向かい、私の目の前を通り過ぎる卒業生それぞれの表情に様々な中学校生活の思い出があることが伝わってきました。

Photo  小中学校を公立で過ごした私にとって、中学の卒業式は未知への世界へと巣立っていく期待と不安が入り混じった複雑な気持ちでいたような気がします。30年前のこの場所で、私自身がどんな気持ちで卒業式を迎えていたのかを回想せずにはいられませんでした。周りをはばからず号泣している生徒、必死に涙を堪えている生徒。涙にも様々な形がありましたが、すべての生徒たちに輝ける未来が開けていることを切に望まずにはいられませんでした。

Photo_2  「別れのことば・歌の交流」では、文字通り卒業生と在校生の間で言葉と歌の掛け合いがありました。素晴らしいスピーチだったし、合唱も感動的でした。とくに最後の「大地讃頌」は30年前の卒業式でも歌われた曲で、西中の伝統が連綿と受け継がれていることに感激しました。

Photo_3  西中の校風は、校歌の一節にもある「自由と自治」です。私はこの言葉が大好きで、今でも大切にしています。一口に自由と言っても責任が伴わなければ単なる無法状態なわけで、西中が練馬区で唯一標準服のない学校として存続しているのも、自由な校風の中に自然と自治の精神が宿っているからに他ならず、それこそが「伝統」といえるのでしょう。

 卒業生代表の言葉の中にも「自由と自治の伝統のバトンを受け継いでほしい」という趣旨の一節がありました。文武両面に優れた西中の校風を大切に、これからも益々発展することを心から願っています。

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2008年3月 4日 (火)

予算特別委員会

 2月14日から1ヶ月間の日程で練馬区議会第1回定例会が始まっています。今定例会の最大の議案は平成20年度予算案ですが、一般会計予算規模が約2108億8470万円(前年度比115億8566万円 5.8%増)で、減税補填債の借換分を除けば初めて2000億円の大台を超える大型予算になりました。

 2月22日から、予算案を審議する予算特別委員会が開かれ、議員全員参加の下、1.都区財政調整・財政計画、2.議会費・総務費、3.区民費・産業地域振興費、4.保健福祉費、5.児童青少年費・環境清掃費、6.都市整備費・土木費、7.教育費、8.公債費等、というように予算の費目別に分けて審議が行われています。私は、このうち議会費・総務費、児童青少年・環境清掃費、都市整備費・土木費、教育費で質問に立ち、それぞれ15分から20分間にわたり質疑を行いました。

 質問の要旨は以下の通りです(今後質問する内容も含む)。

<総務費>

1.土地開発公社について

 土地開発公社が行う事業用地の先行取得については、中長期的展望に立ち、事業の必要性を十分に精査して慎重に行い、取得した土地は可能な限り早期に事業化すること。

<児童青少年費>

1.保育所の民営委託化について

 区立保育園の民営委託にあたっては、すでに委託された3園の検証を十分に行い、今後の委託化については、保護者に対する説明時期と事業者の選定時期を明記した「ガイドライン」を作成し、これをもとに行われるべき。

2.第3子誕生祝い金

 政策目的がはっきりしない現行の「第3子誕生祝い金」は廃止し、待機児童解消や子育て支援施設の拡充等々、すべての子育て家庭を支援する事業にシフトすべき。

<都市整備費・土木費>

1.富士見池増強工事について

 武蔵関公園の富士見池増強工事をめぐり周辺住民から根強い反対運動が続いている。事業主体である東京都と公園管理者である練馬区が計画段階で住民に対する説明が全く行わなかった不作為の責任であり、公共事業を行うにあたっては計画段階で十分な説明がなされるよう強く求める。

2.電線類の地中化について

 駅周辺の商店街や歩行者・自転車の通行量の多い歩道などでは電柱が通行の大きな妨げになっており、交通安全上の問題を引き起こしている。良好な街並みの形成、安全で快適な通行空間の確保、都市防災性、歩行空間のバリアフリー等の観点から、今後の街路事業や都市計画道路事業などを行うにあたっては、電線類の地中化を原則同時施工すべき。

<教育費>

1.小中一貫教育について

 小中一貫教育校の推進にあたっては9年間にわたる一貫したカリキュラムのもとで計画的・継続的な学習指導・生活指導が確立されること。さらに、小中一貫教育のメリットを最大限に発揮できる「一体型校」の設置が検討されるべき。

2.屋外スポーツ施設の充実

 区内には野球、サッカーなど比較的広いスペースを要する屋外スポーツ施設が不足している。区が買収を決めた日本銀行石神井運動場については既存の野球場、サッカー場、テニスコートなどをそのまま生かした形で活用し、広く、平等に区民に開放されることを要望する。また、屋外スポーツ施設を補完するものとして、小中学校の施設を積極的に地域に開放すべき。

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2008年3月 1日 (土)

関町SC堂々の3位!

P1010041  先週の予選リーグに引き続き、MUFG主催の「卒業記念」サッカー大会の決勝トーナメントが行われました。先週末とは打って変わっての穏やかな朝を迎え、午前中は絶好のサッカー日和。ぽかぽか陽気に1週間の仕事の疲れも忘れ、親の応援にも自然と熱が入ります。

P1010048   初戦の相手は同じ練馬区の石神井サッカークラブ。昨年の春の大会に優勝した強豪です。わが関町SCは前半に先制点を決められ苦しい展開でしたが、後半に追いつき試合は振り出しへ。なんとか前後半の40分間で試合を決めたかったのですが、引き分けのままPK戦に突入。1か月前(区民体育大会)の敗戦の記憶がよみがえり、重苦しいムードが漂います。

 先に蹴るのは関町SC。1番手のキッカーがいつもながらの落ち着いたプレーで見事ゴールネットを揺らします。その後も、関町が確実なキックでゴールを重ね、結局4対3で辛くも勝利、準決勝に進みました。

P1010059  準決勝は一進一退の好ゲームでした。関町が先制したもののすぐに追いつかれ、その後は常に相手チームが押し気味に試合を進めます。前半は1対1のまま折り返しましたが、後半で逆転を許し、再び暗雲が立ち込めます。でも、今日の関町は最後まであきらめなかった。試合終了間際に右サイドからボールを運び、同点に追いつきます。

 またしてもPK戦かと思いきや、準決勝からは延長戦があるということで、常に押し気味に試合を進められていた関町には苦しい展開です。案の定、延長戦開始早々にゴールを決められ再びリードを許しますが、延長戦後半に、ハーフライン付近からのこぼれ球をそのままゴールに運び再び同点。応援も最高潮に達しました。

 最後は自力に勝る相手チームに勝ち越し点を許し、結局4対3で関町が敗れましたが、最後の最後まで全力を出しつくし、本当に素晴らしいゲームでした。大会を通じてクラブチームとの対戦が多かった中で、小学校単体のチームとしては大健闘だったと思います。決勝には進めなかったけれど、さわやかな敗戦でした。涙を流す子もいたけれど、清々しい満足感に包まれていました。

 試合の中身も素晴らしかったけれど、広々としたサッカー専用のグラウンドで思いっきりプレーできたことは、小学校卒業の記念として、とても良い思い出になるでしょう。子どもたちに最高の場を与えてくださった皆様に心から感謝します。

 「10年間のコーチ生活の中で1番いい試合だった。」お世話になったコーチからも最大限の賛辞をいただきました。うちの息子は4年生から3年間お世話になりましたが、親としてもサッカーを通して大きな喜びとかけがえのない思い出をたくさんいただきました。

 わが子にとっても今日は最高の試合だったと思います。滅多に褒めない父親ですが、今日ばかりは息子の頑張りを褒めてやりたいと思います。

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2008年2月25日 (月)

雪辱!

 わが息子が所属する「関町SC」がPK戦の末、惜しくもトーナメントに敗れてから約1か月。思い出す度に悔しい思いを捨てきれずにいた諦めの悪い私でしたが、そんな思いを払拭するような試合をしてくれました。

P1010015  昨日、MUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)が主催する「卒業記念サッカー大会」が読売ランドのベルディーグラウンドで行われ、予選リーグ戦の3試合を戦いました。朝から強風が吹き荒れ、高台にある会場はまさに「吹きっさらし」の状態だったにもかかわらず、熱心なご家族がたくさん応援に訪れ、子どもたちの試合を見守りました。

P1010019  初戦は、寒さからか子どもたちのプレーにも硬さが目立ち、試合も1対1の引き分けに終わりましたが、2試合目は動きが良くなり2対0で快勝。勢いに乗った3試合目は4対0で圧勝し、文句なしのグループ1位で来週の決勝トーナメントに進みました。

P1010025  子どもたちも頑張りましたが、驚くべきは大人たちの応援です。会場に到着した午前8時から、閉会式が終わる午後4時半までの丸1日を寒風吹きすさぶ屋外で過ごし(堪らず私は車に一時避難しましたが)、目を真っ赤にし、耳の穴を真黒にしながら声を涸らして、帽子にサングラスにマスク。。。街中なら警官に職質をかけられそうな異様な井出達で応援を続けました。

 たとえワールドカップでも嫌になって途中で退散するような陽気でしたが、予選通過が決まる最後の最後までみんなが残っていたのは、やはり前の大会での悔しい敗戦があったからだと思います。子どもたちにとっても、親にとっても共有できる楽しい思い出がまた一つ増えて、この大会に応募してくれたチーム代表のみなさんに心から感謝しています。

 来週の土曜日には予選に勝ち残った8チームによる決勝トーナメントが行われます。結果が良いことに越したことはありませんが、「卒業記念」の名の通り、少年サッカーの集大成になるような好ゲームを期待しています。

 春よ来い!

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2008年2月18日 (月)

関町タイガース卒団式

 関町タイガースは関町小学校を母体とする少年野球チームです。昭和70年代に創設された40年近い歴史を誇るチームで、「野球小僧」だった私も小学校4年生から6年生までの3年間在籍していました。

 父親としては、関小に通う6年生の長男にも、本当は野球をやってほしかったのですが、幼児期にグローブやバットをせっせと買い与えた甲斐もなく、小2の次男も含めすっかり「サッカー小僧」になってしまいました(妻には「ちゃんと遊んでやらなかった報いだ」と言われています)。 

 昨日、関町小の体育館で関町タイガースの「卒団式」が行われ、OBの私もお招きをいただきました。首からたくさんの「メダル」を下げた卒団生の入場に始まり、校長先生や監督の祝辞、卒団生の作文の朗読、在団生への団旗の授与など、伝統あるチームにふさわしい格調高いセレモニーでした。

 印象的だったのは卒団生の作文です。入団したての頃の不安だった気持ちや、大逆転した試合の思い出、印象に残る一投一打が訥々と語られ、親でない私でさえも思わず熱いものがこみ上げてきました。

 彼らの作文を聞きながら、わが子がサッカーを始めた頃を思い出していました。幼稚園のサッカーチームに入り、一つのボールを一塊になって追いかけていた頃に比べたら、よくぞここまで成長したと思います。それはそれで嬉しいことなのですが、あの微笑ましい時期に返ることはできないという一抹の寂しさも感じるのです。長男が小学生最後の大きな大会に負けたとき、私の妻に「これで夫婦の共通の目標がなくなった」と言い放たれました(さすがに冗談だとは思いますが)。長男は中学でもサッカーを続けると言っていますが、どんどん親の手から離れて行くことを思うと、「一つ何かが終わった」という気持ちになるのは妻や私だけではないのでしょう。

 子どもたちには、「野球やサッカーができるのはコーチや家族のお陰だ。感謝の気持ちを忘れるな!」とよく言っています。そのことに間違いはないのですが、掛け値なしに熱い気持ちにさせてくれた子どもたちのプレーに、本当に感謝すべきは親の方なのかもしれないと感じたりもします。

 その夜行われた「焼肉パーティ」には、監督やコーチをはじめ、卒団生とご両親が集まりました。酒を酌み交わしながら思い出話に花が咲き、子どもたちの一投一打が熱く語られました。「スポーツっていいな。やっぱり野球っていいな」。心からそう思える一夜でした。

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2008年2月 1日 (金)

関町小学校研究発表会

P1000385_2  関町小学校は平成18・19年度の2年間にわたって練馬区教育委員会から「研究校」の指定を受け、「学ぶ喜びを味わう子(自分の考えを持ち、伝え合う子)」の育成をめざして算数で研究を進めてきました。この成果を発表する場として、2月1日に研究発表会と授業公開が行われ、教育関係者など300名を超える参加者が集まりました。

 関町小学校で研究を進めるにあたっては、「学年が上がるにつれて、個人差が大きくなっている」、「結果のみを重視して、過程を考える楽しさを味わえていない児童が多く見られる」、「じっくり考えて取り組む問題を苦手とする児童が多くみられる」といった3点の課題を重視ししてきたとのことです。

 研究発表に先立って行われた授業公開では、「比例」をテーマとした6年生のクラスを見学しました。児童に与えられた課題は、『ここにたくさんの紙があります。紙の重さと厚さは全部同じです。紙は全部で何枚ありますか』というもので、4,5人のグループに分かれて問題に取り組みました。

 先生はまず、問題を解くためのカギとなる要素を子どもたちに挙げさせます。子どもたちに相談をさせながら、「1枚の重さ」「全体の重さ」「1枚の厚さ」「全体の厚さ」という要素がすべて出そろったところで、実際に紙の重さや厚さを測定させます。1枚の紙の厚さを測ることは困難ですから、子どもたちに方法を考えさせ、何枚かの紙を重ねて測り、枚数で割って1枚あたりの厚さを導き出すという解答を導き出しました。あとは、それぞれの方法で正答を出させ、発表させるという手順です。

 1つの問題を解くために、1コマの授業が費やされましたが、その中には、思考力、判断力、発表力という学習に必要な要素がきちんと盛り込まれていました。正答を得る方法も、重さを基準にする子、暑さを基準にする子、両方を試してみる子、グラフや数直線を使う子など様々で、1つの正答を得るためにたくさんの方法があることを学びました。

 日本では長年、「良い学校に入るための教育」が続けられてきました、このような「知識偏重」「受験重視」の弊害は、「答えを得るための過程を楽しめない」「発表することが苦手だ」という最近の子どもの特徴に少なからず影響を与えています。いま社会が必要としているのは、知識の 多さではなく、持てる知識を駆使して問題を解決する能力であるといわれています。研究発表会でも示された、「考えを持つ」「伝え合う」という2つの手だては、これからの教育にとって重要なテーマになると思います。

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2008年1月24日 (木)

小中一貫教育校推進委員会

 24日に開かれた、「練馬区小中一貫教育校推進委員会(第5回)」を傍聴させていただきました。

 平成17年10月に出された中央教育審議会答申「新しい時代の義務教育を創造する」では、「義務教育に関する制度の見直し」として「設置者の判断で9年制の義務教育学校を設置することの可能性やカリキュラム区分の弾力化などの検討の必要性」が示されています。

 具体的な背景としては、第一に、児童・生徒の心理面・身体的成長が早まり、小学校5年生ごろに思春期特有の著しい心身の変化が見られるようになったことによって、学級担任を中心とした従来通りの指導では児童の心身の変化に応じきれなくなっていること、第二に小学校と中学校では、学習内容が高度になるだけでなく、学級担任から教科担任へと指導体制が変わるため、新しい環境への円滑な移行が難しいこと、第三に、小学校から中学校への環境の急激な変化が原因で学校に不適応を起こす児童・生徒が多くなり、不登校なども急激に増えることなどがあげられています。

 練馬区においては、平成15年3月の「21世紀の練馬の教育を考える懇談会」に答申が出され、「一貫教育の目的は異校種間の途切れをなくし、継続的な指導を可能とすることである。また、教育課程の連携、教員間の連携、子供同士の交流などを密にし、結果として既存校も含め、特色ある魅力ある学校を実現することである。」とされています。これらを受けて、「練馬区新長期計画(平成18年度から22年度)では、学校教育の更なる充実を図るために、平成22年度を目途とした小中一貫教育校の設置を計画しています。

 今回の会議では、「小中一貫教育校の基本方針の検討-小中一貫カリキュラムの編成」が議論され、練馬区の小中一貫教育カリキュラムの重視する事項として、1.表現力の育成、2.心の教育、3.健康・体力の増進、4.キャリア教育の4点があげられました。これらのカリキュラムは、基本的には学校長を中心に現場で検討されることを基本としていますが、あくまでも国の学習指導要領に基づいて行われるものであり、各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間、あるいは朝(終)の学級活動、給食指導の時間、余剰時間などを組み合わせて構成を図るものです。

 推進委員会は、具体的なカリキュラムの中味を決める前段階としてのいわばたたき台の議論をする場で、来年度からは学識経験者を含めた核心部分の議論が行われる予定ですが、今日、傍聴した限りにおいては、いくつかの疑問点が生まれたことも事実です。

 そもそも、小中一貫教育校といっても、施設一体型と施設分離型(連携型)の2種類がありますが、練馬区で実施する場合には、小中学校の設置実態やコストの面から、施設分離型が現実的という見方が有力です。しかしながら、理念上は小中一貫といっても、施設が別々の状態で、しかも、国の学習指導要領を遵守した上で実施されるカリキュラムでは自ずと限界があり、前述した現状の問題点を解決できるシステムを構築できるかどうかは甚だ疑問と言わざるを得ません。

 小中一貫教育校の実践例としては、品川区の日野学園が有名ですが、同校は施設一体型で、想定したカリキュラムを実践しやすい環境にあったと思われます。日野学園では、『例えば数学の教師が1,2時間目は7年生(中1)の数学を教え、3時間目は6年生の教室で算数、5時間目は5,6年生の算数の選択授業を担当し、6時間目は区独自の「市民科」を7年生の担任クラスで教える(朝日新聞1月19日号の記事より)』といったように、学年横断的な指導が可能で、「小学校のクラスを教えることによって、中学生になぜ基礎学力が育っていないかがよくわかり、授業の仕方が変わった」というようなメリットも指摘されています。また、「1年生の教室に7~9年生の生徒が訪れお世話役を日替わりで務める」といったことも行われています。このような効果から、日野学園には学校選択制の希望者が急増し、9年生の生徒数が99人だったのに対し、一貫教育を導入した後の8年生は168人にまでなりました。

 「小中一貫特区」に認定されている品川区では、学校ごとの特色がはっきりし、児童・生徒と保護者にとって学校選択の幅が広がったことは事実ですが、逆に、浅間台小学校のように平成19年度の児童が9人にまで減少するなど「学校間格差」が広がるなど、別の問題も起きています。

 練馬区においては小学校の選択制はありませんが、今後、小中一貫教育を進めていくにあたっては、既に採用されている中学校の選択制の方向性や小学校の選択制の是非など、一貫教育との整合性を図るための様々な課題があります。また、「制度を導入するための事務作業ばかりが増えて、効果が上がらない」という事態にならないように、カリキュラムの中味や導入プロセスについてもしっかりと議論されなければなりません。

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2008年1月21日 (月)

関町サッカークラブ初戦突破!

P1000282  早いもので、わが家の長男も今年4月から中学生になります。小学校の6年間は長かったけれども、今となってみればあっという間だったような気もします。長男にしてみれば、ロクに勉強もせずにサッカーばかりに明け暮れていた小学校生活でしたが、いよいよ、実質的には小学生最後となるトーナメント(練馬区民体育大会)がはじまりました。

P1000286  昨年のリーグ戦を1位で通過した関町サッカークラブですが、決勝トーナメントともなると相手は強豪ぞろいで気が抜けません。子どもたちも「負けたら終わり」のトーナメントだけに、試合前は大分緊張した様子でした。

 試合の序盤はこう着状態。関町はボールを支配して相手陣内に攻め込むものの、なかなか点が入りません。しかし、前半の中盤に先制点を挙げてからは緊張感もほぐれ、その後は順調に点を重ねました。試合終了間際に1点を取られましたが、終わってみれば4対1で快勝。2回戦進出を決めました。

P1000291  私はサッカーに関しては素人ですが、前期のトーナメントのときに比べれば、子どもたちは格段に上手くなったと思います。昨年の6年生チームも夏頃までは決して強いチームではありませんでしたが、夏期合宿を経てメキメキと力をつけ、後期トーナメントは見事に準優勝を果たしました。最後の大会に強いのは関町サッカークラブの伝統のようで、子どもたちも今年こそは優勝と意気込んでいますが、結果はどうあれ、悔いのない試合をしてほしいと思います。

 ここのところ寒い日が続き、風邪が流行っているようです。初戦も発熱などで残念ながら試合に出られない子どもがいましたが、その子たちのためにも初戦を突破できて本当に良かったと思います。次の試合には全員が揃って万全な体調で臨めるように心から祈っています。がんばれ関町サッカークラブ!

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2008年1月 9日 (水)

親子サッカー大会

 今年もこの季節がやってきました。わが家の長男と次男がお世話になっている「関町サッカークラブ」の親子大会が先週の土曜日(5日)に開かれました。

 長男の試合などで出会う6年生のご両親とは普段から何かと交流がありますが、当日は1年生から6年生まですべてが対象ということで、普段お目にかかれないご両親ともお会いすることができ、楽しいひと時を過ごすことができました。

P1000200_2  午前中は低学年の子どもたちとご両親の混成チームで軽いウォーミングアップ程度の試合が行われましたが、午後からはいよいよ6年生チームとお父さんによる真剣勝負が行われ、1対0で辛うじてお父さんチームが面目を保つことができました。それにしても、「親父サッカーチーム」で鍛えているだけあって、去年から比べればお父さんたちの動きが格段によくなっていて、運動不足の私などはゲームに出ているだけで全く戦力にならず、筋肉痛だけが残りました。

P1000215_2  昼食時には、早朝から集まってお母さん方が準備してくれた「トン汁」を食べました。具沢山のトン汁を2杯、3杯とお代わりする子どももいて、成長期の食欲に目を丸くしていましたが、寒い中で運動した後に食べるトン汁は最高でした。

 昨年のリーグ戦で勝ち進んだ6年生は、いよいよ小学生として最後のトーナメント(区民体育大会)が始ります。関町サッカークラブとしては、一昨年の3位、昨年の2位と続いて、今年こそは優勝と燃えています。勝ち負けだけがすべてではないことはわかっていますが、連日遅くまで練習している子どもたちをみていると、やはり何とか勝たせてあげたいと思うのが人情です。「5回勝てば優勝」ということで、まだまだ先は長いのですが、できるだけ長く戦えるように頑張ってほしい。本当に、心から応援しています。

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2007年12月 3日 (月)

関町小「学校開放まつり」

071201_095301  071201_10153212月1日に関町小学校の「学校開放まつり」が開かれました。PTA、学校開放運営委員会、学校応援団をはじめ、町会など地域の関係団体が早朝から校庭に集まり、準備にあたりました。

  当日は、餅つき、竹馬、ドッチビー(ソフト・ディスクで行うドッチボール)、玉入れなど様々な催しが用意され、JリーグFC東京の皆さんが参加してのゲーム(キック・ターゲット)も行われ、参加した130名ほどの子どもたちは、順番にすべての種目に参加しました。

 私は「餅つき要員」としてお手伝いをさせていただきまし071201_101505 た。ぎこちない杵の扱いを諸先輩方に指摘され、後日の筋肉痛を心配しながらも、子どもたちの笑顔に囲まれ、餅つき要員の「特権」でからみ餅をいただきながら、楽しい時間を過ごさせていただきました(つきたてのお餅に大根おろしは最高です)。

 いま、学校を取り巻く環境は多くの問題を抱えており、安全性を求める声や、いじめや学級崩壊などへの懸念も高まっており、地域が学校に果たす役割はたいへん大きくなっていると感じます。

 ブログでも紹介したように、先日、関小の学校応援団を見学してきましたが、区内でも69校のうち11校でしか始まっていない取り組みが関小で始まっています。他校では、受入態勢などの問題で準備段階から問題が山積しているところもありますが、関小で順調にスタートすることができたのは、関係者のご理解とご協力の賜物です。私も、関小に2人の子どもを通わせている親として、地域の学校が安心して預けられる環境であることを、本当に感謝すべきと痛感しています。

 これからも、できる限り地域のイベントに参加させていただき、私なりに地域を見守り、皆様のニーズを的確に捉えることができるように努力していきたいと思います。

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2007年11月22日 (木)

小中一貫教育について

 現在、公立学校教育をめぐる様々な問題が指摘されていますが、小中一貫教育は、この克服のための多くの試みの一つとして注目されており、練馬区でも10月30日に第一回小中一貫教育校推進委員会が開催されるなど、制度の導入に向けた動きがはじまっています。

 こうした取り組みの背景には、児童・生徒の心理的・身体的成長が早まり、小学校5年生ごろに思春期特有の著しい心身の変化が見られるようになったことが挙げられます。小学校の6年間は学級担任を中心とした指導が通例となっていますが、高学年児童に対しては、従来どおりの指導では、児童の心身の変化に応じきれないのではないかという指摘がなされています。また、中学校では授業の内容が高度になるだけでなく、学級担任から教科担任へと指導体制が変わるため、新しい環境への適応ができにくいという指摘があり、さらに、中学校進学後に不登校生徒が増え、また「勉強が好き」と感じている生徒が小学校の7割から3割に減少しているとう事実があります。

 練馬区は、小中一貫教育校設置の効果を以下のとおり挙げています。

1.9年間を見通したカリキュラムを編成・実施することにより、発達段階に応じた計画的・継続的な学習指導および生活指導ができる。

2.小学校から中学校へ進学する際の段差(学習内容や指導方法の違い)を緩やかなものにし、スムーズな移行が図れる。また、不登校生徒の発生を減少させる効果が期待できる。

3.幅広い異年齢集団による活動を通じて、豊かな人間性や社会性の育成が期待できる。

4.小学校教員と中学校教員の相互協力関係が今まで以上に構築でき、学力向上等の高い教育効果が期待できる。

5.特色ある学校づくりを推し進めて、魅力ある学校とすることによって、地域の児童生徒および保護者からの信頼を得ることができる。

 ただし、現段階では、小中一貫教育の理念などが示されただけで、具体的な方法論については、ほとんど白紙の状態です。例えば、施設については校舎を共有する施設一体型、校舎が隣接する施設隣接型、校舎が離れている校舎分離型に分類され、施設一体型が望ましい形とされていますが、区内の小中学校でいえばはるかに小学校の数が多く(小学校69校、中学校34校)、さらに、通学区域の問題で必ずしも同じ小学校の児童が同じ中学に進学できるとは限らない現状で、技術的にどのように進めるかということは大きな課題です。他にも、学校選択制との整合性など、制度化のためには超えなければならないハードルがいくつもあります。

 いま、ゆとり教育の見直しが行われようとしていますが、文科省の政策は猫の目のようにくるくると変わり、自治体も学校現場もその対応に精一杯で、教育現場が抱える様々な問題の解決には結びついていないような気がします。教育改革のために制度改正が必要なことはわかりますが、「仏作って魂入れず」では何もなりません。小手先の対応だけでなく、受験制度や「入るに難く出るに易い大学」のあり方などを含め、教育全体として抜本的な改革をしなければ、学力低下や学力格差、いじめや学級崩壊などの本質的問題は解決できないような気がします。

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2007年11月16日 (金)

「いじめ」集計方法の変更で急増

 11月16日の朝日新聞によると、全国の学校で06年度に確認された「いじめ」は12万4898件にのぼることが文部科学省の調査でわかりました。この件数は05年度の2万件から6.2倍に増えたことになりますが、文科省は、子どもを取り巻く環境が変わったというよりも、いじめの定義や調査方法を今回から変えたことや、学校側の姿勢の変化が大きいとみています。

 昨年10月17日の当ブログで、福岡県筑前町の中学校で教師の軽率な言動がいじめの引き金になって中2の男子生徒が自殺した件を取り上げましたが、相次ぐ児童や生徒の自殺によって、学校の「隠蔽体質」が浮き彫りになりました。文科省は今回の調査では、いじめの定義から「一方的に」「継続的」「相当な苦痛を与えた」といった限定的な表現を削除し、学校側の関心も高まったところから、より実態に近い調査結果が得られたものと思います。

 熊本県は、いじめの認知件数が前年の125倍、千人あたりの件数でも50件を超え、全国ワースト1になりました。昨年11月に文科省に届いた「自殺予告」の中の1通が熊本市内で投函されたことをきっかけに、公立の約20万人に無記名で緊急アンケートを行い、「悪口を言われた」「無視されている気がする」など、少しでもいじめと感じれば記載を促した(朝日新聞から)とされています。もちろんこの結果は熊本県で実際のいじめが最も多かったということではなく、調査をより厳格に行った結果であり、他の都道府県においても同様の調査を行っていれば、件数はもっと増えていたと思われます。

 今回の調査では、全体としてはほぼ2校に1校の割合でいじめがあることも明らかになりましたが、表面化していないものも含めれば実態はもっと深刻でしょう。いじめを受けていても、「仕返し」やいじめがもっと酷くなることを恐れて教師や親に相談できず、自分の中に抱え込んでしまうケースも少なくありません。そういう意味において、いじめに対して「大人」は驚くほど無力であることを知らなければなりません。賛否はあると思いますが、個人的には学校も親も地域も、「いじめはどうしても存在するもの」として対処し、早期発見、早期解決に努めるべきだと考えます。その上で、いじめを無くしていくためには、「いじめという行為がどれほど人を苦しめ、卑劣な行為であるか」ということを教えるしかありません。「いじめられないための教育」というのはどう考えても存在しないからです。

 いじめは「性悪説」や「性善説」で語られる問題ではないと思います。今いじめている側がいついじめられる側になるか分からないというのが最近のいじめの特徴といわれいて、つまりは誰もが被害者にも加害者にもなる可能性があるということです。親は自分の子どもが「いじめられていないか」ということばかり心配しがちですが、「いじめていないか」ということにも注意を払うべきです。学校もいじめが起きること自体を「恥」として隠したり学校だけで抱え込むのではなく、起こったことにどのように対処するかに重点を置き、教育委員会もそういうやり方に理解を示すことが必要だと思います。

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2007年11月12日 (月)

練馬区小学校連合音楽会

071106_112624_2  11月6日、練馬文化センターにおいて「練馬区小学校連合音楽会」が開催されました。わが家の息子が通う関町小学校も出演することもあり、会場に足を運んできました。当日は仕事の都合で、関小を含め数校の演奏しか観ることができませんでしたが、それぞれの学校が練習の成果を発揮し、とてもすばらしい演奏会でした。

 当日演奏された曲は、先週行われた小学校の学習発表会でも披露されたのですが、学校の体育館と音響設備の整った大ホールでは雰囲気も音の良さも格段に違っていたようで、音楽会にご招待いただけたことは個人的にはとてもラッキーでした(一人抜け駆けをしたようで申し訳なくも思っています)。私としてはあの感動をできるだけ多くの方に体験していただきたいと思い、保護者や関係者の皆様にも鑑賞していただく方法がないものかと考えているところです。

 さて、関町小学校は合唱曲「With You Smile」と合奏曲「アフリカン・シンフォニー」の2曲を発表しましたが、特にアフリカン・シンフォニーはコンガを導入したり、ピアノを連弾にしたりとアイディア満載で、音楽の先生による編曲もすばらしかったと思います。私の息子は大太鼓を担当しましたが、演奏の出来はともかく、普段は物事にあまり感動しない息子も、ホールの雰囲気に圧倒されながら、みんなで一生懸命練習した成果を出せた達成感を感じていたようです。

 今回は練馬区の小学校の3分の1にあたる23校が出場しましたが、出場校は毎年ローテーションで決められているため、今回の関小のように6年生で出場できるとは限りません。受験などを控えた子どもさんには負担かもしれませんが、できれば、区内すべての子どもたちが小学校時代の思い出として最終学年の6年生で出場できるようになればいいなと思います。

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2007年11月 8日 (木)

学校応援団を見学

 学校応援団とは、学校開放運営委員にPTA、町会・青少年委員会などを加えた地域が主体となって小学校を応援する組織で、学校ごとに設置されます。練馬区では平成16年度に事業が開始され、現在12の小学校で活動しており、他に3校の設置が決まっています。私が見学させていただいた関町小学校は、昨年、区内で4番目の推進校に決まり、今年6月から「せきっこひろば」として活動がはじまっています。活動は週2回ですが、来年4月からは週4回(金曜日以外の平日毎日)に拡大され、夏期は午後1時から5時まで、冬期は4時30分までとなっています。「せきっこひろば」の登録児童は現在313名で、平均すると登録児童の約4割強の子どもたちが「ひろば」を活用しています。

Pic_0004  学校応援団に参加するためには登録が必要で、年間500円の保険に加入することが義務付けられています。また、校庭開放は学校の児童以外も利用できますが、学校応援団の登録は学校の児童のみが対象です。校庭開放は一時帰宅が原則(関小の場合は1、2年生のみ)ですが、学校応援団の子どもはいったん自宅に帰る必要がなく、ランドセルを校内に置いたまま遊ぶことができ、その分行き帰りのリスクを減らすことができます(兄弟が同じ学校に通っている低学年の子は、上の子の授業が終わるまで待って一緒に帰ることもできます)。また、校庭開放は雨天や光化学スモッグなどが発生した場合には利用できませんが、学校応援団の場合は校内の教室等が利用できるというメリットがあります。

 さて、私の今回の見学の主な目的は、学校応援団のほかに従来の学童クラブや校庭開放などの放課後事業が行われているなかで、これらの事業とどのような連携が図られているかという点にありました。それぞれの事業目的に、重なる点と異なる点が混在するため、現場が混乱するのではないかと危惧していたからです。

 結論からいえば、関小に関してはとても円滑にそれぞれの事業が行われ、連携も図られていると感じました。学校応援団に登録している児童も、校庭開放を利用している児童も分け隔てなく遊び、トラブルが発生した場合も、学校応援団のスタッフと校庭開放委員が共同して対処できる環境ができているようです。

 いくつかの改善や検討が必要な点もみつかりました。例えば予算については、学校の規模や児童数に関係なく一律の額が支給され、一日あたりのスタッフ数も決められていますが、児童数や校舎の配置によって自ずと必要な人員は違ってくるはずです。関小の場合も低学年の児童の移動などに人が取られ、スタッフが手一杯になるケースもあるということで、子どもの安全確保のためにも予算や人員は規模に応じて適正化する必要がありそうです。

Pic_0005  場所の確保という課題もあります。関町小学校の場合は家庭科室を拠点にしていますが、雨天の日などは視聴覚室なども使うそうです。人数が多い日はこれでもいっぱいですが、週4回の活動になれば、授業との関係でさらに場所の確保が困難になってしまいます。この問題の解決のためには、学校をはじめ、学校を利用する外部団体、行政との調整が必要と考えますが、そもそも学校側の理解が進んでいないところもあり、まずは教員をはじめとした学校側の事業に対する理解を促すことが必要です。

Pic_0008  学童クラブが校内に併設されているところでは、学童クラブと学校応援団との連携が難しいケースもあります。関小の場合その心配はありませんが、逆に学童クラブが校外に設置されているため、クラブの子どもが校内で遊びたいと思ってもなかなかできないということがあるようです。学童クラブへの出席率が減ると、次年度から学童に登録できないという不安が保護者にあるというのも一つの理由だそうです。とはいえ、子どもの立場で考えれば学童も応援団もないわけで、せっかくの制度が子どもに隔たりをつくることになれば本末転倒であり、行政の柔軟な対応が求められます。

Pic_0002  「せきっこひろば」は、地域の方々や学校の協力により順調にスタートしました。とくに現場を支える役員やスタッフの方々には心から感謝を申し上げます。区立小学校69校中、学校応援団が稼動しているところはわずかに12校、未だに事業の見通しが立っていない学校が多い中で、成果をあげられたことはひとえに地域力の賜物です。

 お忙しい時間を割いてご説明くださった方々にあらためて御礼を申し上げます。今後とも率直なご意見をくださいますようお願いします。

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2007年11月 2日 (金)

文教委員会視察

 私が所属している練馬区議会文教委員会の視察が10月30日、31日の1泊2日で行われ、和歌山県の2市(田辺市、和歌山市)を訪れました。

Pic_0064  初日に訪れた田辺市は、紀伊半島の南西に位置し、観光地として有名な白浜に隣接しています。平成17年5月に田辺市、龍神村、中辺路町、大塔村、本宮町の1市、2町、2村が合併して新「田辺市」として生まれ変わり、人口約8万4千人の都市となりました。面積は和歌山県の約22%を占め、県内で一番の広さがあります。農林漁業が盛んで、特に「紀州梅」、「備長炭」、「みかん」が特産品として知られており、弁慶生誕の地としても有名です。

Pic_0066  田辺市では「備長炭記念公園」、「田辺市役所」、「会津小学校」等をまわりましたが、この日のメインは総合型スポーツクラブの視察でした。

 総合型スポーツクラブは、文部科学省が推進している「スポーツ振興基本計画」に基づく取り組みで、「総合型」とは、3つの多様性(種目、年代、技術)を包含していることを意味します。このような多様性をもち、日常的に拠点となる施設を中心に、地域住民個々のニーズに応じた活動が、質の高い指導者の下で行うことを目指しています。

Pic_0083  今回は、田辺市内で最も先進的な取り組みを行っている「NPO法人会津スポーツクラブ」を見学しましたが、同クラブは平成11年の計画書提出にはじまり、運営委員会、指導者研修会等々を経て、平成14年にサークル部門10種目、スクール部門4種目の計14種目でスタートしました。

Pic_0096  活動拠点となっている会津小学校は、田園地帯の広がるのどかな場所にあります。現地に到着した時には「田舎の学校にしては、そんなに校庭は広くないな」という印象でしたが、校舎の裏側にも大きな校庭があることを知り、自分の認識の甘さを思い知りました。この日は「陸上&なわとび」の活動が行われていましたが、会津小学校の児童を中心に地域の20人ほどの子どもたちが元気に飛び跳ねていました。

 和歌山県は野球が盛んなところで、高校野球でも箕島や智弁和歌山など強豪校がひしめいていますが、表の校庭で出合った少年野球チームの子どもたちに聞くと、週に6回も練習しているということで、都会との環境の差をまざまざと感じさせられました。東京では公立の高校が甲子園に出ることは滅多にありませんが、スポーツクラブの理事長に聞いたところ、和歌山県では県立を含めた半数近い高校が甲子園を経験しているということで、このような層の厚さはやはり子どもの頃からの恵まれた環境があってこそなのでしょう。

 とはいえ、日本の子どもたちは、野球なら野球だけ、サッカーならサッカーだけというように、種目が偏りがちです。特に子どものころは、複数の種目を経験した方が身体の育成のためにも、自分に何が向いているかを知る意味でも望ましいとされ、スポーツ大国のアメリカでは、複数の種目を経験させるのが普通です。日本では複数のプロスポーツから声をかけられたということは聞いたことがありませんが、アメリカではMLB(野球)とNFL(アメリカンフットボール)など複数の種目で同時にドラフトされることも決して珍しいことではありません。もちろん、プロとしてスポーツをする人はごく限られていますが、体力の向上が主目的でスポーツをしている大多数の人たちにとっても、日本的なやり方は改善されるべきでしょう。

 会津スポーツクラブでも同様の悩みは抱えているようで、とくに既存の少年野球チームなどとの連携が大きな課題となっているようです。また、「総合型」の3つの理念のうち、「世代」という観点では、会員が小学生と高齢者に偏っていて、とくに高校生から中年層までの取り込みが難しく、この他にも、「スポーツ関連団体とのネットワークづくり」、「指導者等の人材不足(人材育成)」、「受益者負担の理解(資金不足)」、「学校の部活動との連携」などが課題として挙げられています。練馬区でもSSC(練馬区総合型地域スポーツクラブ)を支えるNPOの6つの団体が活動していますが、農村部と都市部の違いこそあれ、抱えている悩みは同じようです。

 日本では、伝統的に学校(部活)中心のスポーツが主流でした。しかしながら、少子化の影響から学校単位でスポーツクラブを維持することが困難になっており、最近では、複数の学校にまたがる部活やクラブチームが増えています。チーム編成のためには、そのこと自体は奨励されるべきですが、「種目が偏りがちになる」、「中間年齢層にスポーツをする機会がない」という本質的な問題は解決されていません。総合型スポーツクラブはこの一助として発足したはずですが、超えるべきハードルはまだまだ多いというのが現状です。

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2007年10月17日 (水)

幼稚園・保育所の耐震化

 本日、第3回定例会における最後の決算特別委員会が開かれ、各会派からの意見表明および平成18年度決算の採決が行われました。私たち「民主党練馬クラブ」としては、「予算執行について、さらに効率的で公平性の高い運営を求めながら、平成18年度予算の執行に大きな齟齬がなかった」として、認定すべきという結論を出しました。一部に疑問の残る点もありましたが、わが会派から、すがた誠政調会長が、これまで会派のメンバーが質問した事項をとりまとめ、行政に対して善処を求めたところです。

 さて、私は9日に教育費について質問しましたが、その中で、公益性の高い民間施設、とりわけ私立幼稚園、保育所などの耐震化について区の姿勢を質しました。

 練馬区では、区立の小中学校などの区立施設については平成23年度までに耐震化を100%達成し、民間の建築物についても平成27年度までに90%の耐震化を達成する計画が示されています。しかしながら、区立小中学校の耐震化率はいまだに6割に達しておらず、私立幼稚園については、耐震診断を行っていないところが5園あり、また、診断後に要改修とされたところが3園あったということですが、完全に実態が把握されているわけではありません。

 私が今回の質問で強調したのは、とくに私立幼稚園、保育所の震災時におけるガラスの飛散防止対策についてでした。区に確認したところ、区立の小中学校および幼稚園、保育園は強化ガラスにするなり、飛散防止フィルムを貼るなりの何らかの対策を100%行っているということですが、私立幼稚園、保育所については園によってまちまちで、対応が事業者に任されているのが実態です。私の質問に対する区の答弁によると、ガラスの飛散防止対策を行っている幼稚園は42園中28園で、全く実施していないだろうと思われる園が2園、残りの12園については一部実施ということでした。

 耐震化については一般住宅など民間の建築物についても助成制度があり、幼稚園や保育所のような公共性の高い建築物については助成率が手厚くなっていますが、ガラスの飛散防止対策に対する助成制度はありません。区内の幼稚園でいえば、区立が5園、私立が42園と圧倒的に私立の割合が高く、また、3歳から5歳までの幼児の9割近くがなんらかの保育施設に通っているという現状を考えると、耐震化やガラス対策についても義務教育と同じ枠組みで考えるべきであると考えます。区立の幼稚園、保育園では速やかな耐震化と100%のガラス対策が行われているのに、私立は事業者まかせというのでは不公平だということもいえます。そういう意味では、私立幼稚園、保育所の地震対策についてはもう一歩踏み込んだ制度が必要で、少なくともガラスの飛散防止については何らかの助成制度を創設した上で、幼稚園、保育所を含め公共的な場所については義務化すべきではないかという意見を表明したところです。

 小さな子どもたちの命と安全を守るのは大人たちの義務であり、行政の義務です。制度改正に向けて、皆様からもご協力いただければ幸いです。

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2007年10月15日 (月)

石神井西中学校60周年

 10月13日、わが母校である石神井西中学校の60周年記念式典が行われました。60年といえばまさに戦後の歴史そのものであり、新しい教育制度の下で、校歌にも歌われている「自由と自治」の精神で発展をとげてきました。

 式典での校長先生や生徒会長の言葉にもありましたが、石神井西中の「自由と自治」の精神は、区内で標準服(制服)のない唯一の中学校というところにも象徴的に現れています。「制服廃止」は平成10年から正式にはじまったとのことですが、平成4年から実験的に進められて、生徒会と教職員の協力の下で、試行錯誤を繰り返しながら、まさに「勝ち取った」規則です。私の在学中から自由な校風のすばらしい学校でしたが、30年近くが経過した今でも、このような気風が受け継がれていることを本当に誇りに思います。

 私にとって中学校の3年間は学校や友人やクラブ活動にも恵まれて、人生の中でも最も楽しかった時期で、良い思い出ばかりが残っています。当時はバスケット部や卓球部が強かったのですが(私が所属した野球部もまずまずの戦績でした)、今でもこれらの部活は輝かしい成績をあげているようで、さらには陸上部なども活発で、練馬区の陸上大会では9連覇という偉業を成し遂げたそうです。また勉学の面でも、区内でも屈指の成績を誇っており、文武両道の学校として高く評価されています。

 学校というところは常に人が入れ替わります。生徒は3年間で学校を離れ、校長をはじめ教職員にも異動があります。おそらくは10年もすればすべての人が入れ替わっていることになるでしょう。それなのに、「自由と自治」という精神も、強いクラブ活動も受け継がれていくということがとても頼もしく、また、不思議でもあります。おそらくはそれが「伝統」というものなのでしょう。

 わが家でも、来年から長男が石神井西中でお世話になることになっていますが、学区内にこんなにもすばらしい学校があることはとても幸運なことだと思っています。これからも、ますます地域に親しまれ信頼される学校として発展していくことを心から願っています。

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2007年10月 7日 (日)

運動会

Pic_0009_2  昨日、長女が通う関町カトレヤ幼稚園の運動会がありました。先週からぐずついた天気が続いていましたが、昨日は朝から気持ちよく晴れ、おだやかな運動会日和でした。

 長男の頃から考えると、幼稚園の運動会はなんと8回目。そのうちの3回くらいは仕事の都合で行けませんでしたが、振り返れば本当に長い歳月でした。末娘も来春には小学校に上がるので、幼稚園の運動会もこれで最後になりますが、その間お世話になった先生方をはじめ関係者の皆様には本当にお世話になりました。

Pic_0016  先週の土曜日は長男と次男が通う関町小学校の運動会の予定でしたが、土日とも雨で流れてしまい、開催は平日の3日になってしまいました。平日の議会中ということもあって、残念ながら私は行けませんでしたが、今年6年生の長男も小学生としては最後の運動会だったわけで、月日のはやさとともに一抹のさみしさを感じます。

 そんなわけで、小学校の運動会は自宅のビデオで観ることになったわけですが、妻の撮った映像にはフラストレーションが溜まるばかりでした。息子の徒競走やリレーの場面は、撮っている本人が一番興奮してしまっていて、ビデオに収められているのは妻の歓声と足元ばかり。意味のない画像ばかりが流れ、肝心のシーンが全然写っていないのです。これには私だけでなく息子たちからもブーイングを浴びていました。

 娘の運動会は私が撮影したので、ほぼ完璧な映像と自画自賛しておりますが、今朝起きたら何故か身体が痛い。大した戦力にもならないのに「綱引き」で頑張りすぎた報いがきたようです。

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2007年9月12日 (水)

学力調査の公表について

 今朝の朝日新聞で「学力調査点数公表に慎重-市区町村の教委(教育委員会)」という記事が1面トップで報じられました。

 記事によれば、文部科学省が行う全国学力調査(小学6年生と中学3年生の原則全員を対象に4月に実施)の結果について、文科省から提供されるデータのうち、「点数」にあたる平均正答率を公表する予定の教育委員会は1割に達せず、分析結果だけの公表にとどめるか、いずれも公表しない教委があわせて5割を超えたというものです。

 こうした背景には、序列化や競争の過熱を招かないように配慮する自治体の慎重な姿勢があると分析していますが、練馬区の教育委員会にデータの取り扱いについて聞いたところ、「文科省からどのようなデータが提供されるのか現時点ではわからないので、結果の公表については内容が明らかになってから判断する」ということでした。

 昨日の区議会文教委員会で、練馬区が独自におこなっている学力調査(区立小中学校の小5と中2を対象に実施)についての報告がありました。練馬区における学力調査は「学習指導要領において身に付けることが求められている、各学年の教科の目標および内容が、練馬区の児童・生徒にどの程度身についているか、実態を把握し、授業の改善に資する」ことをねらいとしており、調査の目的はあくまでも児童・生徒の得意分野、不得意分野を把握し、「今後の授業の改善・充実に資するため」ということを強調しています。

 練馬区では、学力調査の結果を学校別に公表しています。このことについて教育委員会は「保護者が学校の学力傾向を把握することは、よりよい授業を行うための指針となる」などのメリットを挙げていますが、学校の序列化を助長する可能性があるという理由から、公表に反対する意見も出されました。

 このように、学力調査の結果の公表については賛否があり、議論の必要がありますが、根本的な問題は、多くの予算をつぎ込んで行う学力調査が、どの程度授業の改善と学力の向上に結びついているかということです。子どもたちの学力低下を指摘する声は年々高まっていますが、同時に、「できる子」と「できない子」が二極分化しているといわれている中で、単純に平均点を取ることがどれだけ有効なのかということも疑問です。

 公的機関が行う、特定の学年を対象とした一斉テストは43年ぶりということですが、自治体が公表を躊躇っている背景には、猫の目行政といわれる文科省の政策に対する戸惑いもあるような気がします。国が行う学力テストが十分に自治体で活用されないとすれば、単に全国的な学力の傾向を知るだけの指針になってしまい、授業の改善や学力向上といった意義は半減してしまいます。貴重な予算と時間を費やして行うからには、国、都道府県、市区町村が連携して、目的を明確にした上で実施することが求められていると考えます。

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2007年9月11日 (火)

学校にクーラーは必要か

 私が所属する区議会「文教委員会」が本日開催され、継続審査中の3件と報告事項2件が審議されました。このなかで、最大の議論になったのは区民からの陳情第18号「区立小中学校のクーラー設置について」でした。陳情の要旨は「すべての子どもたちが良い環境で学び生活するために、すべての教室に一日も早くクーラーを設置してください」というものです。

 これまで、練馬区教育委員会の方針は、「地球環境や、児童生徒の健康に与える影響を総合的に勘案し、普通教室での扇風機の使用、および学校緑化による暑さ対策を基本として計画を推進する」というものです。練馬区では「みどり30推進計画」も踏まえて、学校の緑化(屋上緑化および壁面緑化等)については平成23年度までに達成させ、小学校の校庭芝生化についても、年に数校ずつ計画的に推進させる計画です。

 本日の委員会に示された資料によると、東京23区のうち、普通教室にクーラーを設置していないのは練馬区と杉並区だけで、23区全体としては明らかにクーラーを積極的に設置する方向にあり、今夏の猛暑の影響もあって、練馬区でもクーラー設置を求める声が高まっています。

 委員会の審議では、推進論と慎重論が入り乱れました。推進派の主張は、「近年の猛暑は扇風機や緑化で対策できるレベルを明らかに超えており、子どもたちが学ぶ環境を快適にするためにはクーラーの設置は急務である」というものがほとんどで、慎重論としては「冷房病など健康上の問題」や「温暖化やエネルギーなど環境面への配慮」を挙げるものが多数を占めました。

 私個人としては子どもたちの健康への影響や環境面への配慮はこの問題を考える上での重要な要素であると考えますが、今日の審議で感じたことは、行政は「みどり30」や従来の「方針」にこだわるあまりに柔軟な思考ができなくなっているのではないかということです。クーラー設置の是非については、多角的な見地からの検証が必要です。夏場の室温などのデータをとることはもちろんですが、緑化を進めて得られる効果と費用、あるいは、クーラーを設置する場合の費用とランニングコスト等々も検証されなければなりません。委員会でも「クーラーを設置した場合の電気代」についての質問がありましたが、行政は金額ベースでの試算を行っておらず、明確な回答はありませんでした。このような「まずは区の方針ありき」という姿勢では、区民が納得のいく議論はできません。

 また、普通教室だけではなく、体育館などの施設についても検討しなければなりません。練馬区の小中学校でも「道路や鉄道等からの騒音対策」、「近隣に対する音漏れ対策(音楽室)、「その他静謐な環境の確保対策(図書室、保健室、職員室、校長室、教育相談室等)」についてはクーラーが設置されていますが、体育館には設置基準がありません。学校や保護者からの話では、最近は、体育館から漏れる音が近隣からの苦情につながるケースも少なくなく、夏場でも体育館を締め切って使用せざるを得ないこともあるようです。そもそもスポーツを「静かにやれ」というのは無理な話ですし、体育館は夏休みの最も暑い最中にも使用する施設であり何らかの対策が必要だと考えます。また、体育館は災害時に非難拠点の中核となる場所であり、「もし猛暑の中で避難者が殺到したら?」ということを考えると、命にも関わる問題です。

 ちなみに、大田区では平成18年度に小中学校の普通教室等80校に設置工事を行い、約40億円、またリースで対応した足立区では平成19年度に109校、約22億円の費用がかかっています。この問題は、児童、生徒、教職員をはじめ、保護者の方にも議論に参加していただき、慎重な議論を重ねて結論を出すべきだと考えます。皆様からの率直なご意見をお待ちしています。

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2007年8月27日 (月)

関町SC、連勝でベスト16!

Pic_0126  先週の土曜日に少年サッカーのトーナメント大会「さわやか杯」が開幕。わが家の長男と次男がお世話になっている関町サッカークラブが2試合を戦い、見事に連勝。ベスト16に進みました。
 1試合目は、関町が押し気味に試合を進めたものの、両チームともにゴールを奪えずPK戦となり、4対2で辛くも勝利しました。長男は5人目のキッカーとして控えていましたが、味方ゴールキーパーの好セーブのお陰で蹴る前に勝負が決まり、親としてはものすごくほっとしました。「一番ほっとしているのは長男だ」とコーチに言われましたが、後で長男に確認したところ情けないことにその通りでした「オレが決めてやる!くらいの気持ちでいなければ決められないぞ」と叱責したのですが、やはりわが息子、そんなに精神的に強くないようです。
Pic_0117  2試合目はファインゴールを2つ決め、2対0で快勝。ここ何試合か無得点の試合が続いていましたが、ようやくエンジンがかかってきたようです。
 この夏休み、6年生は2泊3日の合宿を2回こなし、体力的にも技術的にも大分成長したようです。素人の私から見ても、以前に比べ、あきらめずにしつこくプレーすることができるようになったし、とくに守備面が強化されたように感じます。「夏合宿を過ぎてから強くなる」のは関町SCの伝統のようです。昨年の6年生も合宿以降は見違えるように強くなり、後期の練馬区民体育大会では見事に準優勝を果たしています。
 気の早いお父さんは、「あと4つ勝てば優勝だ」などと言っていましたが、私とて期待は膨らみます。頑張れ関町SC!

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2007年8月 8日 (水)

学級経営補助員制度について

 練馬区の「学級経営補助員制度」のことはご存知でしょうか。平成13年度から主に公立の小学校を対象にはじまった制度ですが、練馬区のホームページによれば「安定した集団生活が得られない学級に対して、担任の学級経営を補助し、様々な子どもの状態に適切に対応し、学級の健全化を図る」ことが事業の目的とされています。

 練馬区(学習指導課)によると、事業開始当初は、初めて学校生活を送る新小学校1年生を主眼に、集団生活に慣れるまでの期間に必要な援助を行うことが目的だったということですが、現在では、小学1年に限らず、学級崩壊など学級の「荒れ」や自閉症などの障害をもつ児童の対応にも制度が利用されています(昨年の練馬区の実績では70クラス程度で中学校も含まれる)。

 学級経営補助員は、それぞれの学校の必要に応じて教育委員会が採用しますが、練馬区の場合すべてが「臨時職員」です。地方公務員法の規定で、臨時職員については原則6ヶ月間、雇用期間を延長しても最長で1年間しか採用できないため、「安定の継続性」という点で制度が実態と合わなくなってきています。

 例えば学級崩壊寸前だったクラスが、学級経営補助員を置いたことで落ち着きを取り戻しつつあったにも関わらず、補助員がクラスを離れなければならず、学級の「荒れ」が再発するケース。あるいは、自閉症の子どもと良好な関係を築いていた補助員が採用期間の制限により辞めなければならないケースなど、臨時職員であるための不都合が生じるようになっています。

 こうした問題点を解決するためには、学級経営補助員の採用形態を現行の臨時職員から、常勤または非常勤の職員として採用すれば当面の問題は解決できます。練馬区としても制度が実態と合わなくなっている現状については認識しており、常勤、非常勤の採用を含め改善策を検討中とのことですが、ネックとなっているのはやはり予算措置の問題です。

 いじめや学級崩壊、学力の低下等々、いま、公立学校教育をめぐる問題は山積しています。安倍政権の下でも教育再生会議を中心に様々な見直しが検討されていますが、教育予算がOECD(経済協力開発機構)30カ国中最下位という日本の現状は変わっていません。日本全国どこに住んでいても平等な教育機会が保障されなければならず、そういう意味では、教育の根幹をなす公立学校教育は一義的には国の問題ですが、地方で出来ることについては積極的に採用し、逆に国に対して発信していくべきです。

 板橋区では、練馬区の学級経営補助員制度にあたる「スタディ・サポーター」という制度がありますが、板橋区においても制度発足当初は文字通り「学習のサポート」が目的でしたが、現在では、学級の荒れなどを含め多面的に対応をしており、原則として区立小中学校のすべてに1人ずつ配置する体制で、常勤や非常勤の採用についても前向きに検討しているとのことです。

 いうまでもなく、学級の運営は担任の先生に委ねられるべきですが、担任1人の力では運営しきれないクラスが数多あるというのが現実です。これを先生個人の責任にするのは簡単ですが、責任の押し付け合いに終始して現実の対応を怠るのは本末転倒です。また、子どもたちに、自閉症など様々な障害に対する「理解を基盤とした共生」を涵養し、豊かで優しい人間を育てるためにも、公立学校が積極的に障害者を受け入れることはとても重要なことであり、学級経営補助員の制度はそういう観点からも再検討されるべきだと考えます。

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2007年7月15日 (日)

ダンスダンスダンス

 公私ともに何かと忙しい日々を送っており、久しぶりのブログになってしまいました。まめにアクセスしていただいている方々には本当に申し訳ありません。なお、12日に参議院選挙が告示されましたが、公選法上、選挙に関するコメントは控えさせていただきます。

 そんなことで、極めて私的な話題になって恐縮ですが、今日、わが家の長女がお世話になっているジャズダンス・バレエ教室「ダンスダンスダンス」の発表会がありました。台風4号が猛威をふるっていた最中、私としては区役所から支給された「防災ラジオ」と区役所の「防災気象情報(水位観測情報)」を常に気にしながらの舞台だったわけですが、何とか娘の「晴れ姿」を最後まで観ることができました。

Pic_0099  昨年の発表会は仕事の都合で会場に行けず、後にビデオで観ただけだったのですが、会場に駆けつけた今年も父親に与えられた役割はやはり「ビデオ係」で、「これじゃあ来ても来なくても一緒だろ!」などと思っていたわけです。そうはいいながらも、昨年に比べればいくらか進歩した娘のダンスと、それ以上に数の面でも質の面でも格段に進歩した発表会を観て、ちょっと目頭を熱くしているバカな父親になっておりました。会場は西東京市民会館だったのですが、「市民会館」とはいえ音響設備もしっかりしているし、昨年まではなかったライティングの効果や、先生とゲストの皆さんによる素晴らしいパフォーマンスもあり、ダンスにほとんど興味のない私でも最後まで楽しめる内容になっていました。

 今朝は9時に集合し、ライティングのテストから「通し」のリハーサルまで行ったとのこと。さらに本番では衣装替えに次ぐ衣装替えと舞台裏は大変なことになっていたと思います。ご指導いただいた先生をはじめ、会の運営にあたられた全ての皆さんに心から感謝します。

 それにしても、女の子の「習い事」は何と手間のかかることか。。。上の息子2人がやっているサッカーなら、試合があってもユニフォームを着せて、ボールと弁当を持たせて会場に行かせるだけ。。。明日は長男の試合ですが、何倍も気が楽です。妻に言わせれば「どっちにしてもあなたは何もやってないでしょう」ということになるのでしょうが。。。

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2007年5月29日 (火)

日記

 今日からわが家の長男が、軽井沢に3泊4日の「移動教室」に出かけていきました。長男のいない夕食は何だかぽっかりと穴があいたようで、長女も兄がいないと寂しいようなことを言っていましたが、一番寂しがっているのはやはり妻のような気がします。

 下の子ども2人はまだまだ手のかかる年頃ですが、長男に限っていえば最近になって「母親の苦労」が分かるようになってきたらしく、妻に対して何かと気を使っているようです。私にとってはまだまだ「ガキ」ですが、妻にしてみれば(夫が頼りない分?)ずいぶんと長男の存在が大きくなっているようです。

 夕食時に妻が長男の部屋からノートを持ってきて、「これ読んでみて」と渡されたのは週2回のペースで小学校の先生と交換している「日記」でした。先生からは「何でもいいから自分の感じたことをそのまま書いて」と指導されているらしく、内容はまさに何でもありなのですが(サッカーネタに偏ってはいますが)、わが子のことながら「意外」な一面を感じる部分もあり、とても興味深いものでした。

 最近の子どもは「読み書き」の能力が落ちているということで、自分の感じたことを文章にすることは、国語力を伸ばす上でとても有意義なことだと思いますし、私の友人が言っていたことですが、思いの丈を文章にすることは精神衛生上もひじょうに良いことらしく、日記を書くという「習慣」を与えてくださったことにとても感謝しています。それにしても40人からの子どもの日記にすべてコメントを付けてくださる労力には本当に頭が下がります。

 できれば、上の学校に行っても、大人になってもこの「習慣」が続いてくれればいいと願っていますが、その頃には親が日記を盗み見るようなことは許されないんでしょうね。

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2007年3月26日 (月)

R君の大冒険

 お父さんの転勤で、2年前にわが町から大阪へと引っ越していったご家族の長男(R君)が、今日わが家に遊びにきました。

 小学校の卒業式を終えたばかりのR君ですが、なんと独りで新幹線に乗って、東京駅から中央線とバスを乗り継いで来たのです。偉い!偉すぎる。。。わが家の長男が単独で大阪まで?絶対無理でしょう(本人もそう申しておりました)。

 「可愛い子には旅をさせろ」と言いますが、ご両親も偉い。さぞご心配だったでしょうが、小学校卒業の記念に独り旅なんてホントに粋な計らいです。

 2年ぶりに出会った子どもたちは、サッカーをしたりゲームをしたりと、楽しい時間を過ごしたようです。R君は今日から別の友人宅に滞在し、2日後にお母さんと東京で合流し、ディズニー・ランドに行くそうです。思い出をたくさん作って帰ってください。そして、中学に行っても時々関町を思い出して、また遊びにきてください。

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2007年3月23日 (金)

卒業式

 卒業式のシーズンです。わが家の長男と次男が通う関町小学校でも、今日、卒業式が行われました。

 在校生として卒業式に出席した長男は、何日か前から、卒業生の入場の際に演奏する「威風堂々」のリコーダーの練習を自宅で続けていました。残念ながら、私は卒業式のようすを知ることはできませんでしたが、帰宅後長男に「卒業式どうだった?」と聞くと、一言「感動した」。「何を感動したの?」と聞けば「卒業生の言葉かな。。。」

 何だかよくわからない話ではありますが、在校生を感動させる力があったのですから(うちの長男は滅多なことでは「感動」を口にしません)、とても素晴らしい卒業式だったのだと思います。ご卒業を迎えられた子どもたちとご家族に心からお祝いを申し上げます。

 自分の小学校時代を振り返ると、6年間というのはとても長い時間だったように感じます。年月というのは年齢を重ねるごとに加速度的に早く感じられるものであり、それだけに小学校の6年間は、記憶のなかでもとても大きな部分を占めているように感じます。

 今日、偶然、卒業式を迎えたお父さんやお母さんの何人かと出会いました。「子どもの成長は嬉しいけれど、中学生になると親の手をどんどん離れていくのがさみしい」という話をされていました。「うちの長男もあと1年で卒業か」などとしみじみ思ったわけですが、子どもというのは手はかかるけれど、やはり無邪気なうちが親にとっても幸せなのかもしれません。

 そういえば、いつの間にか「甲子園」がはじまっていました。わが家の子どもたちが高校に行くころは世の中(わが家も含めて)はどうなっているのか。。。とても楽しみでもあり、少々不安でもあります。

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2007年3月 8日 (木)

子どもの成長

Pic_0189  ひなまつりの3月3日、関町サッカークラブ主催の「関町杯」が行われました。出場チームは関町SCを含めて4チームという小さな大会ですが、小学校卒業を間近に控えた6年生にとっては大事な大会です。
 私も6年生の勇姿を少しでも観戦しようと会場にかけつけたのですが、所用で最後の試合(しかも残り5分)にしか間に合わず、子どもたちのゴールシーンを観ることはできませんでした。
 さらに残念なことに、最後の試合(3戦目)は「これに勝てば優勝」ということだったのですが、私が会場に着く直前に同点に追いつかれてしまい、結局この試合は引き分け。1勝1敗1分という成績で、惜しくも優勝を逃しました。コーチは冗談まじりに「うちが主催した試合で優勝したらシャレにならない」などと子どもたちを慰めていましたが、「優勝カップ」を他チームにさらわれ、子どもたちもさすがに残念そうでした。

Pic_0193  6年生は、間もなく中学に進学するわけですが、サッカーを続ける子も他の道を選ぶ子も、関町SCで味わった喜びや悔しさは、全てがいい思い出になるはずです。私自身、少年野球チーム(関町タイガース)時代のことは30年以上経った今でも鮮明に覚えていますし、そのころ一緒に野球をやった仲間の多くは、今でも助け合える大切な友人です。
 親にとって、子どもの活躍に一喜一憂できることほど幸せなことはありません。サッカーにしても野球にしても、小学校を主体としたクラブチームは、指導者の方々はもちろんですが、親の協力なしには存続することはできません。関係者の皆さんにあらためて感謝したいと思います。
 大会が終わった後、6年生のあるお母さんが、「もう小学校のサッカーは終わりなのね。本当に寂しくなるわ」としみじみ語っていました。そういえば、先日ご招待いただいた関町タイガースの卒団式でも、「来週から何を支えにすればいいのか。。。」と途方に暮れていたお母さんがいましたが、その気持ち本当に良くわかります。
 子どもの成長は楽しみでもあり、同時に寂しいものなのかもしれません。

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2007年2月27日 (火)

生ごみリサイクル元気野菜づくり

 先日、「大地といのちの会」の吉田俊道氏による、「生ごみリサイクル元気野菜づくり」の講演会に行ってきました。吉田氏は長崎県の職員(農業改良普及委員)を退職したのち、有機農業に取り組み、現在は、大地といのちの会をはじめ多くの市民グループに参加するかたわら、全国各地で講演を行っています。
 同氏らが行っている有機農法は、理屈の上では非常にシンプルです。「生ごみを貯め、それを土に埋め、ごみと土を混ぜ合わせながら熟成・浄化させる」というもので、このようにして作った土で育てた野菜はとても元気になるのです(味が良い、栄養価が高い、腐敗しにくい等)。

 最近の子どもたちはビタミンやミネラルが不足しがちといわれていますが、同氏は、その大きな原因として「野菜自体の栄養不足」を挙げています。今の野菜は50年前に比べて栄養価が3分の2から10分の1に激減し、農薬がないと生きていけないほど変質してしまいました。子どもの栄養と健康を考えて野菜を充分に与えているつもりでも、野菜自体に栄養がなければどうしようもありません。
 また、野菜の食べ方にも問題があるといいます。野菜で一番栄養のある部分は皮や種(根)にありますが、調理する際に多くが捨てられてしまっています。農薬の影響が少ない根菜などは、これらの部分を食べるべきだし、どうしても食べられないときには土に埋めれば優れた堆肥ができあがります。
 集中力が散漫でキレやすい、あるいは低体温症の子どもが増えているといわれますが、これも、ビタミンやミネラルの不足が原因であるという説があります。いじめや学級崩壊が増えているのも、元をただせば食事の仕方に問題があるのかもしれません。

 同氏の取り組みは長崎県佐世保市を中心としていますが、「土」が少ない都会でも、プランターなどを使って簡単に「元気野菜づくり」ができます。「ごみ問題」はとくに都市部において深刻ですが、「生ごみリサイクル」はこれを解決する一助になるかもしれません。ごみが減り、健康な野菜が食べられるのなら一石二鳥です。
 公立学校などの公共機関や地域の農家の協力も不可欠です。「土」の少ない都会では、これらの土地を有効活用しなければ、リサイクルの大きな流れはできません。
 都会の子どもたちは土に触れる機会がほとんどなく、いのちのつながり(循環)を体感する場所もありません。学校給食などのごみを利用して堆肥づくりを体験し、学校の校庭や地域の農家で育てた「元気野菜」を給食で食べる。こうした取り組みを区内の小中学校に広げていけたらと考えています。

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2007年2月20日 (火)

「ゆとり教育」がもたらしたもの

 政府の教育再生会議は第一次報告のなかで、「ゆとり教育の見直し」を打ち出しています。そもそもゆとり教育とは、詰め込み教育による偏差値・学歴偏重を改めるために導入されたものと理解していますが、さらに、知識重視の画一的な教育によって、子どもたちの心が歪められ、いじめや学級崩壊につながっているとも指摘されていました。近年、「ゆとり教育が子どもたちの学力低下を招いている」という批判から、見直しの動きが強まっています。教育再生会議の報告はその流れを汲むものですが、ゆとり教育がもたらしたものとはいったい何だったのでしょうか。

 授業数が減るわけですから、必然的に知識力は低下するにしても、その分、個性や心の豊かさは伸びたのか?これについては何とも回答のしようがありませんが、少なくともいまの子どもたちを見ていて、昔よりも良い意味での個性が育まれているようにはみえません。それでは、いじめや学級崩壊は減ったのか?これについては明確にノーといわざるを得ません。学歴至上主義は改善されたのか?これもノー。このようにみてくると、授業数の削減や内容の簡易化は必ずしも子どもたちの「ゆとり」にはつながってこなかったような気がします。

 わが家の長男は小学校5年生で、「学校5日制」が完全導入された年に小学校に入学したことになります。いわば「ゆとり教育の申し子」といえるわけですが、子どもの教科書を手に取ったときに、その「薄さ」と絵本のような内容に正直「これで大丈夫か?」という思いがしたものです。とはいえ、中学校から私学を目指す子どもたちは、無論学校の勉強だけでは足りず、学校で学ぶはるか先の内容を勉強しているわけですから、学力差(少なくとも知識差)は歴然とします。

 私自身、ゆとり教育はある程度見直されるべきだと思いますが、「ゆとり教育の申し子」を持つ親としては、「失われた5年間をどのように取り戻すのか」。将来、この世代の子どもたちが「ゆとり教育世代」として軽んじられるのではないかと正直心配になります。いまの社会では、学歴差はそのまま将来の職能差や所得差につながると考えられています。実際に、「失われた世代(バブル崩壊後の不況期に就職時を迎えた世代)」の若者の間には「格差」が広がりつつあるといわれており、これを放置すれば、将来大きな社会問題になるとも考えられています。

 ゆとり教育の見直しは結構ですが、単に「授業時間を10%増やす」というような理念のない改革では、単にゆとり教育以前に戻るだけで、また新たな問題を引き起こすだけです。当ブログでも何度か触れてきたことですが、やはり偏差値重視・学歴偏重主義や「入るに難く出るに易しい大学」といった日本の教育システムそのものを改革しなければならないと考えます。

 学校は知識を得る場でもありますが、最も大事なことは「生きる力」を育てることであり、どこで、どんなかたちの教育を受けていても、将来、自らの力で社会を生きていけるような教育のあり方を示すことが、大人の責任だと思います。

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2007年2月 9日 (金)

関町小学校「学習発表会」

Pic_0133  何かとストレスがたまる今日このごろですが、今日は勉強と気分転換を兼ねて、関町リサイクルセンターで行われた『生ごみ体験で子供が変わる~広がる生ごみリサイクル 元気野菜づくり』と題する講演会と(講演会の内容は後日ブログで紹介したいと思います)、わが家の長男と次男が通う関町小学校の「学習発表会」に行ってきました。

Pic_0140  昨年の出し物は「演劇」でしたが、今年は図画工作の展示ということで、正直なところ「所詮は小学生の作品」などと大した期待はしていなかったのですが、会場に入るとビックリ。最近の子どもは感性が豊かなのか、先生の指導が良いのかわかりませんが、素晴らしい作品が展示されていました。1年生は粘土細工、3年生は焼物、6年生は木工などなど、それぞれの学年のカリキュラムと技量にあわせたテーマを選んでいるし、展示の仕方にも工夫が凝らされていて、飽きることがありませんでした。時間がなくて、個々の作品をじっくり鑑賞できなかったのが残念です。

Pic_0145  とはいえ、うちの長男(5年生)の作品に関しては妻と二人で頭を抱えてしまいました。子どもが小さい頃、馬を描いてやったつもりが「犬?」と言われてしまうような父親ですから、私自身はあきらめていますが、細かい手作業が好きな妻にとっては(口には出しませんが)、「何で父親に似たんだろう」と嘆いていると思います。

Pic_0143  次男(1年生)の作品(相撲の粘土細工)は、一体が倒れていたので、妻が直そうとしたらしいのですが、実は最初からそういう作品だったようです。妻は、他のほとんどの子どもが「取り組み中」の作品を作っていたなかで、勝負がついた場面を作った次男の「感性」を褒めたいようすでしたが、私にしてみれば(これも口には出しませんが)、「だったら最初に気づけよ」と言いたくなります。

 まあ、わが子の作品は別として、「最近の子どもたち」の感性も捨てたものじゃないと、たのもしく感じることができた素晴らしい学習発表会でした。

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2007年1月30日 (火)

妻の趣味

 一夜明けても関町サッカークラブ「準優勝」の興奮が冷め遣らないわけですが、関町小学校では月曜日の朝礼で「表彰式」が行われたとのこと。私にも少年野球や中学校の野球部での思い出がありますが、あのときの晴れやかな気持ちは鮮明に覚えており、子どもたちもさぞかし喜んだことでしょう。表彰式を手配してくださったサッカークラブの代表と学校関係者の方々に心からお礼を申し上げます。

Pic_0111  わが家でも、サッカーの試合や表彰式のことが夕食時に話題になったわけですが、やはり「子は鎹(かすがい)」と申しますか、夫婦間における話題はもっぱら子どものことが中心で、最近の長男の「活躍?」には、親としても感謝しているわけです。とはいえ、それ以外のこととなると共通の趣味もあまりなく(私は聴覚的な趣味が多く、妻は視覚的)、一緒にすることといえば、せいぜい映画を観るくらいのものです。

Pic_0114    もう10年以上になるのでしょうか、妻は知り合いの奥様がやっている「ドライフラワー」の教室に通っていて、最近では友人たちを集めて自らも指導する立場になっているようです。妻はしきりに「子どもに手がかからなくなったら花のことを勉強したい」といっておりますが、夢は「儲からなくてもいいから」、将来花関係の仕事をすることだそうです。私としてはどうせやるなら「儲かるほうがいい」と思うのですが、妻のささやかな(ささやかかどうかは微妙ですが)夢がかなう日がくればいいと漠然と考えているしだいです。

Pic_0115  ここ何日か材料を買い込んで「リース」や様々な小物を製作していたようですが、なんでも、幼稚園のサークル活動で使うそうで、日常に追われながらも深夜までかけて「創作活動」に励んでおりました。妻の友人がサークル活動のポスターを作ってくださるそうで、私のパソコンから何点か「写真」を送信させていただいたのですが、ついでですので、妻に無断で作品を紹介させてもらうことにしました。関町カトレヤ幼稚園の関係者で、興味のある方はぜひご連絡ください。Pic_0116

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2007年1月29日 (月)

関町サッカークラブ準優勝!

Pic_0106  練馬区の約70の少年サッカーチームが出場した練馬区民体育大会。昨秋から予選リーグが争われ、それぞれのブロックを1位で通過した12のチームによる決勝トーナメントが27、28日の2日間に渡って行われました。

 わが家の長男がお世話になっている「関町サッカークラブ」は、予選リーグを「4戦全勝」で突破。決勝トーナメントに進出し、27日の初戦(開進2小戦)を1対0、続く準々決勝(富士見台小戦)を5対0で見事に勝ち上がりました。
 28日に行われた準決勝(石神井小戦)に1対0で勝利し、いよいよ決勝戦。観戦にかけつけたご両親やご家族の期待も最高潮に高まりました。
Pic_0067  残念ながら、決勝戦は田柄サッカークラブに0対2で敗れましたが、選手たちは本当に良く戦いました。春の大会が初戦敗退だったことを考えれば、正直、ここまでやれるとは誰も考えていなかった。昨夏の合宿を経てチームが一丸となり、冬場も暗くなるまで練習しました。まさに総合力で獲得した準優勝だったと思います。

 決勝トーナメントは4試合全てが好ゲームでした。準々決勝では、後半途中から出場した「紅一点」のMちゃんも見事ゴールを決め、応援団は狂喜乱舞。多くのお母さんたちが(一部お父さんたちも)感動の涙を流しました。とにかく決勝戦以外は全て無失点。みんなで本当に良く守ったし、ベンチで控えていた選手たちも声をからして一生懸命に応援しました。

Pic_0089  決勝トーナメントに勝ち残ったチームだけあって、優勝した田柄SCをはじめ、対戦相手すべてがとてもいいチームでした。優勝はできなかったけど、関町SCは予選リーグから決勝戦まで8試合、すべての試合を戦うことができた。応援するご両親やご家族にたくさんの感動を与えてくれました。

 決勝戦に敗れ、とくに最後の大会となる6年生の多くが涙していましたが(両親ももらい泣き)、コーチも言っていたように、君たちは「70チーム中の2番」になった、みんなが君たちのことを誇りに思っています。

 「堂々と胸を張って帰ろう」とコーチに声をかけられ、うつむいていた子どもたちに笑顔が戻りました。最後はみんなで記念撮影。首にさげた「銀メダル」は、夕日を反射して「黄金色」に輝いていました。

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2007年1月25日 (木)

教育再生会議が第一次報告

 教育再生会議が24日に第一次報告を提出。これを受けて、25日に召集された通常国会で「教育3法(学校教育法、地方教育行政法、教員免許法)」の改正案が提出されることになりそうです。

 改正の内容は。

  1. ゆとり教育を見直し、授業時数10%増加
  2. 副校長、主幹職の新設
  3. いじめている子どもに出席停止制度などを活用
  4. 高校での奉仕活動を必修化、大学の9月入学を促進
  5. 教員に社会人を積極採用する一方で、教員免許に更新制を導入。
  6. 学校を評価・監査する教育水準保障機関(仮称)を設置
  7. 教育委員会を外部評価する第三者機関を設置 (以上、朝日新聞1/25朝刊より引用)

<ゆとり教育の見直し>

 「学力低下」がいわれている昨今、ゆとり教育の見直しは避けられないと思いますが、授業の「量」はもとより、「内容」を充実させることに力点が置かれるべきです。小学校高学年生や中学生のなかで、「進学塾」に通っている子どもは授業のはるか先の内容を勉強しているため、学校の授業に興味がもてず、真剣に授業を聞こうとしない「しらけ授業」が広がっています。そのような教室のムードは、塾に行っていない子どもまでしらけさせ、ますます学力格差が広がるという悪循環を引き起こしているようです。公立小中学校の場合、学習指導要領に沿った内容で、かつ、クラス全員に興味をもたせる授業を行うのは至難の業といえますが、クラス全体のレベルアップを図るために、「楽しくてためになる授業」を創意工夫する努力が必要です。

<副校長・主幹職新設、教員免許更新制について>

 副校長、主幹職の新設も評価できます。「教員の間に差を設けるもの」として教員組合の反発が予想されているようですが、個々の教員の指導力に差がある以上、やむを得ない措置だと考えます。例えば、ある学年で特定のクラスだけがいじめや学級崩壊などの問題を抱えている場合、子ども自身の問題もさることながら、やはり教師の指導力不足を考えなければなりません。このようなクラスを再生させるためには、学校と親が問題を共有し、一体となって取り組むことが必要です。親としては、まず自分の子どもをきちんと指導すること、学校は一クラスではなく、学校全体の問題として取り組み、校長以下、副校長、学年主幹が責任をもって解決する姿勢がなければ、問題は解決しません。

 上記と同じ理由から、教員免許の更新制も導入すべきであり、また、幅広い社会経験を持った人材を確保するために、新卒だけでなく社会人や研究者の採用も積極的に行うべきでしょう。また、免許更新の際には、「授業を教える能力」はもとより、「クラスを掌握し、指導する能力」がより求められると考えます。

<教育委員会の外部評価>

 教育委員会の外部評価については、若干違和感をおぼえます。未履修問題やいじめの「隠蔽」等々、教育委員会のあり方について問題点が指摘されてきたところですが、そもそも教育委員会自体が「第三者機関」的な役割を果たすべきで、その教育委員会を外部機関が評価することは、屋上屋を架すようなものであり(報告では「当面」の措置とありますが)、教育委員会制度の廃止を含めた抜本的見直しこそが必要だと考えます。

<出席停止について>

 昨今の陰湿かつ悪質な「いじめ」の実態をみるにつけ、いじめに苦しむ子どもたちを守るために緊急避難的な措置として「出席停止」もやむを得ないかもしれません。ただ、最近では「今日までいじめていた子どもが明日はいじめられる側になる」というケースも少なくなく、その境界が極めてあいまいであることを考慮しなければなりません。また、出席停止を通告された子どもは「札付きの問題児」扱いされ、学校はおろか地域社会からも異端視されて、更正の芽を摘んでしまうことにもなりかねません。

 そもそも、特定のいじめっ子を学校から排除すればいじめはなくなるのかという本質的な問題を考えてみるべきです。「いじめのない学校」というのは理想論かもしれませんが、「処分」を考える前に、いじめの起こらない学校を、学校、親、地域が一体となって作り上げる努力が大切です。

<教育制度の抜本改革を>

 今回の報告は、一部に評価できる部分もありますが、日本の教育制度が抱える抜本的な問題(学歴至上主義、教育格差、入るに厳しく出るに易しい大学教育等々)にはほとんど触れていません。「報告」の内容はいわば対症療法であり、日本が将来に向けて多様な能力をもつ人材をどのように作り上げるかという理念が足りないような気がします。

 本来教育は豊かな未来を築くための手段であり、目的ではないはずです。日本の教育は良い学校に入れることが目的化してしまって、一番大事な「それぞれの人生を生きる力」を教えてこなかったような気がします。「良い学校」に入ることは、そのために努力したというだけで充分に賞賛されていいと思いますが、もっと大事なのは、それまでよりもずっと長い人生をどのように生きていくかであり、これこそが教育再生を進めていく上で最も重要な視点だと思います。

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2007年1月21日 (日)

関町サッカークラブ「光和杯」で優勝!

Pic_0055  こんなに嬉々としてパソコンに向かうのは久しぶりです。
 練馬区立光和小学校で行われた少年サッカー5年生大会「光和杯」で、わが家の長男がお世話になっている関町サッカークラブが見事優勝を果たしました。出場チームはわずかに4チーム。1日で3戦ずつを戦う小さなイベントですが、関町SCは3戦全勝。5年生チームとしての「初タイトル」を獲得しました。
 初戦(vs小金井緑小)と2戦目(vs上石神井北小)は1対0。最終戦(vs光和小)は2対1と、すべてが1点差の接戦で、観ている側は終始ヒヤヒヤものでしたが、3連勝は文句なしの優勝です。
 
 お父さんたちは、「夕食は、優勝したら牛肉、2位なら豚肉、3位なら鶏肉で、もしビリだったら野菜だけだぞ」などと冗談を言い合っておりましたが、やはり自分の息子たちの試合とあって観る目は真剣そのもの。優勝の瞬間は子供たち以上に素直に喜んでおりました。今頃は家族で食卓を囲んで、「優勝談義」に花を咲かせていることでしょう(息子さんに「優勝したら焼肉」を約束したというHさん宅では今日は間違いなく『牛』の焼肉だ)。

Pic_0090_edited  まあ、1日だけの小さなイベントですから、ちょっと「浮かれすぎ」かもしれませんが、関町SCの5年生全員が平等に試合に出て勝ち取った優勝というところに価値があります。素人目ながら、関町SCは全体のレベルがどんどん上がっている。指導者の方々に感謝するとともに、これからが本当に楽しみです。

 さて、いよいよ来週から「練馬区民大会」が再開され、後期リーグ戦を1位で突破した6年生チームが、決勝トーナメントに挑みます。これまで一生懸命練習してきた成果を存分に発揮して1つでも上にいけるように。。。いやいや、もうこうなったら「優勝」めざして頑張れ!関町サッカークラブ!

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2007年1月11日 (木)

1日主婦を体験

 3日ほど前の晩に、妻が突然腹痛を起こし、一晩中のた打ち回っておりました。『ついに「ノロ」にやられたか』と思ったのですが、翌日病院に行くと風邪による腹痛だったとのこと。ひとまず安心したのですが、これがかなり重症で、発熱と吐き気でほとんど食事もできずにいたようです。母は強しといいますか、普段は少々の風邪ではダウンしたりしないのですが、次男も同じ風邪にやられ、ついに緊急事態ということで、一日の予定をほぼキャンセルして、私が「1日主婦」を買って出ることになりました。

 朝6時20分起床、朝食の支度。8時前に長男を小学校に送り出し、9時前に長女を幼稚園まで送る。帰宅後、朝食の片づけをし、自分の仕事にかかる。11時30分、長女を迎えに行き、帰宅後昼食の支度。2時間ほど仕事をし、15時30分に長女をダンス教室に送り、夕食の買い物へ。帰宅後直ちに長女を迎えに行き、夕食の支度。夕食後、長女を入浴させ、夕食の片づけ。次男と長女を寝かしつけ、ようやく自分の時間を取ることができました。

 緊急時につき、洗濯と掃除だけはパスさせてもらいましたが、これもやるとすればほとんど休みなし。とはいえ、あまり大変そうにしていると、妻に「ねぇー大変でしょう」などとここぞとばかりに言われそうなので平静を装っていましたが、本当に大変だ。

 家事労働を給料に換算すると年間いくらくらいになるのでしょうか。300万とか400万とか言う人もいるけど、3人のガキどもを抱えたわが家では、とてもそんなもんでは割に合わない気がします。例えば時給1000円で1日平均8時間、365日働いたとして292万円。。。もっとも主婦は家庭における「正社員」ですから、バーナスも加えたとして、やはり300万円から400万円が妥当な線か。。。時給1000円というのが妥当かどうかはわかりませんが、ひとつだけ言えるのは、妻に給料を請求されても絶対に払えないということです。

 いま妻に「スト」起こされても困るしなぁ。。。せいぜい大事にしておかんと。。。これだけのことを「無給」でやるからにはモチベーションは大切ですよね。おそらくそれは「愛情」なのでしょうけど、わが家の場合、それはほとんど子供たちに向けられているようです。。。

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2006年12月22日 (金)

クリスマス・プレゼント

 いよいよ、週末はクリスマス・イブということで、世間はにわかに盛り上がっているようですが、わが家の話題はもっぱら子どもたちのクリスマス・プレゼントです。

 小5の長男はサンタクロースを信じている年齢でもないし、小1の次男も怪しいもの。唯一年中の長女だけが疑わずにいるようですが、どうもわが家では、長男も次男も「サンタはいない」というのは「禁句」になっているようです。「長女の夢を壊さないため」、ということなら感心なのですが、どうやらそういうわけではないようで、「信じない人のところにはサンタは来ない」と私が言ったことがきっかけになっているらしい。次男はともかく、長男は小5ともなれば、「サンタ信じる?」と聞いたところで、さすがに「信じる」とは言えないはず。それでもあえて口にしないとは何と計算高いことかと憤慨しております。

 まあ、わが家としても人並みにクリスマス・プレゼントくらいはと思ってはいるのですが、「何がほしい」と聞けば、長男と次男の口から出るのは「テレビ・ゲーム」ばかり。そっちがその気ならと、「サンタはテレビ・ゲームはくれない」と言えば、「じゃあおばあちゃんに買ってもらう」。クソー!その手があったか。私の母も孫には「大甘」なのできっと言いなりだ。先回りして母に「テレビ・ゲームは買わないように」と釘を刺したのですが、「私が買えば親の財布が助かるでしょ」と言われ、「うーん、それもそうか」と簡単に妥協してしまいました。結局しばらくは、「いいかげんにゲームやめなさい」。「ちょっと待って、あと少し」みたいなバトルが妻と子どもたちの間に繰り広げられることでしょう。

 クリスマス・プレゼントで覚えているのは、小学生の頃、母方の叔父にショベルカーの大きなプラモデルを買ってもらったこと。とても嬉しかったのですが、生まれつき?不器用な私は上手く作ることができず、手当たり次第にセメダインで部品をくっ付けてしまったために、本当はモーターで動くはずの模型がただの飾り物になってしまいました。完成品を見た叔父は複雑な顔をしていましたが、「とにかく形になった」ことを褒めてくれたのです。

 今の子どもはプラモデルなんか作らないのかなあ。ゲーム以外は全然興味がないらしい。サッカーボールなんかはいつでも買ってもらえるものと思っているみたいだし、物が溢れている時代に生まれた子どもは本当に扱いづらいです。

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2006年12月18日 (月)

関町サッカークラブ、予選リーグ突破

Pic_0029  11月から始った練馬区民大会「後期リーグ戦」。関町SCはここまで3連勝で、最終戦(12月16日)の下石神井小に勝てば全勝で文句なしの予選リーグ突破です。
 試合当初は、前線に長いボールをどんどん入れてくる相手の戦術にとまどい失点を許しますが、エースの「ハットトリック」もあり、終わってみれば4対2の快勝。1位しか突破できない予選リーグを見事に勝ち上がりました。
 年明けからは、いよいよ決勝トーナメントが予選を勝ち上がった16チームで行われます。つまりは、あと4つ勝てば「優勝」。夢は広がります。昨年はこの大会で3位になったということですので、できればそれ以上の結果を期待しています。
 コーチの熱心なご指導のおかげで、最近、子どもたちの間に勝利に対するこだわりと自分たちで考える「探究心」が生まれてきたように思います。
 この調子で優勝目指して頑張れ!

 さて、午前中に予選突破を決めたチームですが、午後からは全学年が参加しての「親子サッカー大会」。お父さん、お母さんチームと子どもたちによる試合が和気藹々と行われました。
 でも、のんびりしていられるのは低学年だけで、5、6年生のチームが相手ともなると親も必死。「大人気ない」といわれようが完全に本気です。
Pic_0043_2  私も5年生との試合でキーパーをさせてもらいましたが(フィールドでは動けないので)、5点を決められほとほと後悔しました。なにしろキーパーは咄嗟の動きを要求されるため、普段使わない筋肉を無意識のうちに使うことになり、最後は両足がつる始末。今日当たりから「筋肉痛」も始っています(歳を取ると、2、3日後に痛みが襲ってくるのです)。
 5点も取られれば結果は当然負け。しかも1点も取れずに、親の面目は丸つぶれです。クソー。やっぱり子どもに負けるのはヒジョーに悔しい。なんか別のところで仕返しできないかと、陰湿なことを考えている今日この頃です。

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2006年12月15日 (金)

好きな人いる?

 日本テレビ系列で「14才の母」という番組が放映中です(私は観ていませんが)。タイトルのとおり、中学2年生の女の子が妊娠してしまうという話らしく、私としては世代的に「金八先生」の杉田かおるを思い出してしまうのですが、妻によれば、お母さん方の間で、「もし自分がその娘の母親だったらどうする」という話で結構盛り上がっているようです(「盛り上がっている」というのは失礼かもしれませんが)。

 うちにも5歳になる娘がいますが、もちろんそんなことは考えたことはない、というか考えたくもないのですが、(使い古された言葉ですが)「いまどきの子どもは早熟」ですから、本当は性教育について、きちんと考えるべきなのかもしれません。

 今日、夕食時に、突然長男が「お母さん、小学校のとき好きな人いた?」と聞いていたのにビックリしました。妻はわりと平然と「うん、いたよ」。「○○君っていって(何で覚えてるんだ?)、勉強もスポーツもできて、男の子にも女の子にも優しかったから人気があった」と応え、長男は「最強だね」なんて訳のわからぬ反応をしていました。「こっちには来るなよ」と思っていましたが、案の定「じゃあお父さんは?」と聞かれ、「うーん。忘れた」と、これも案の定の回答をしてしまいました。

 思い起こせば小学校5年生の頃、始めてバレンタイン・デーのチョコレートをもらったときには、とんでもなくうろたえました。チョコをもらって嬉しいとか、その子が好きかどうかなどではなく、「こんなところをあの悪友どもに見られたら何を言われるかわからない」という「恐怖」に近い感覚だったのです。小学校まではやはり女の子の方が早熟で、私などはただの洟垂れ小僧でしたから、せっかくチョコをくれた女の子には失礼な話ですが、お礼だけ言って逃げ帰ったと思います(もちろんお返しなどはしませんでした)。

 現実に、チョコをもらった現場を見咎められた友人は、悪がきどもの残酷なまでの攻撃に遭い、もらったチョコをその場で空手チョップで叩き割るという暴挙にでました。当然のことながら女の子は泣き出し、それからしばらくの間、その友人は女子たちから「シカト」されるという当然の報いを「甘んじて」受けることになったのです。無責任なことに、(私を含め)悪がきどもは「あれはやり過ぎだ」などと言っていました。

 話は息子のことに戻りますが、突然質問を振られた私は、「じゃあお前はどうなんだ」と、父親としては至極当たり前の反撃にでたのです。長男は「そんなのいないよ」などど言っていましたが、妻の狡猾な突っ込みに遭い、「だってお母さんに言うとみんなに言いふらすもん」ということで、簡単に「落ちて」しまいました。まあ、「まだ可愛いもんだな」と、ちょっと安心したわけでありますが、本当に子育てが大変なのはこれからなのかもしれないと。。。考えるとちょっと眠れなくなりそうです。

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2006年12月 9日 (土)

カトレヤ幼稚園「発表会」

Pic_0011  年中の長女がお世話になっている関町カトレヤ幼稚園の(演劇)「発表会」に行ってきました。演目は「オオカミと7匹の子ヤギ」。お母さんにお留守番を頼まれた子ヤギたちが悪いオオカミに騙されて食べられてしまいます。そのときお母さんヤギは。。。というストーリー。

 長男と次男も幼稚園のときにやった演目なのでもう慣れましたが、最初に観たときはおどろきました。「7匹の子ヤギ」ですから、ヤギが複数いるのはわかりますが、お母さんやオオカミもたくさんいて、何が何やらよくわかりません。でも、最近の幼稚園(小学校でも)では、役柄も、出番も、台詞の量もなるべく「平等」にするのが普通なようです。

 昔は「お遊戯会」のスターみたいな子がいて、私などは「小人A」とか「兵隊B」とかどうでもいいような役しかやった記憶しかありませんが、最近の幼稚園でそんなことをすれば、「なんであの子がお姫さまなのに、うちの子は馬の前足なの!」ということになり、収拾がつかなくなるとのこと。たかが「お遊戯」くらいで目くじら立てなくてもと思うのですが、現場は深刻なようです。

 ストーリーも「改ざん?」されています(笑)。たしか原作では、「お母さんが子ヤギを助けた後に、オオカミはお腹に石を詰め込まれ、川の水を飲もうとしたときに(お腹が重くて)川に落ちて死んでしまう」という結末だったと思いますが、お遊戯会でそんな残酷なことは許されません。「反省したオオカミは石を出してもらって、最後はみんな仲良くなる」ということになっていました。

 いずれにせよ、最近ではトラブルを恐れて、端からお遊戯などしない幼稚園も増えているようですから、むしろやること自体に意義があるわけで、ご指導くださった先生方のご苦労を考えると何も言えません。

 ともあれ、幼稚園の発表会では毎回多くの発見があります。わが家の場合、普段は長男と長女が活発な方で、次男はあまり感情を表に出す方ではないと思っていたのですが、発表会ではむしろ次男の方が堂々としていました。今回の発表会にも次男を連れていったのですが、自分から前の席を見つけて、親から離れた場所で独り妹の劇を観ていました。

 こういう次男について、妻は「究極のマイペース」といい、私の友人は「大物」といいますが、私にいわせれば単なる「変わり者」で、将来が少し心配です。

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2006年12月 3日 (日)

関町小学校開放まつり

Pic_0002  12月2日、関町小学校の「学校開放まつり」が、校庭開放委員会をはじめ、学校職員、PTA、地区青少年育成委員会、地域の町会、消防署、警察(駐在)、父母のボランティアの皆さんのご協力のもと開催されました。

 関小の児童たちに、日本の伝統行事を体験させ、また、地域の防災・防犯意識を高めるために、「餅つき」と「消防体験」をメインに、様々な催しが行われました。

 石神井消防署(関町出張所)のご協力により行われた消防体験では、レスキュー隊が学校の最上部から人命救助を行う訓練が披露され、ロープを使って屋上まで一気に昇降する姿を目の当たりにし、子どもたちからため息と歓声が上がっていました。また、消火器を使っての「消化訓練」や特設の煙ハウスでの「煙体験」など、普段は体験できない訓練のほか、緊急時のための「通報訓練」なども行われました。

 「餅つき」では、朝早くからもち米を洗ったり、臼と杵を用意したりとボランティアの皆さんは目の回る忙しさでしたが、始めて餅つきを体験した子どもたちも多く、自分がついた出来立ての餅を食べて、とても満足そうでした。私も「つき手」としてほんの少しのお手伝いをさせてもらいましたが、町会の皆さんなどはご高齢でありながらやはり「年季の違い」か、私などは「リズム」について行くのが精一杯でした(案の定2日後に上腕が筋肉痛になりました)。

 公立学校で治安上の問題が増加している昨今、学校は明らかに「開放」よりも「閉鎖」の方向に向かっていますが、私はむしろ学校を親や地域社会に開放してこそ安全が守られると思っています。親と地域が見守っている学校は犯罪者を遠ざけるだけでなく、いじめや学級崩壊などを早期に発見することにもつながると思うのです。

 そういう意味からも、「学校開放まつり」のような行事は非常に有意義です。もちろん、学校周辺の多くの皆さんのご協力があってこそですが、ずっと続けてほしいものと切に願っています。

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2006年11月27日 (月)

準優勝しちゃった!

Pic_0180  昨日(26日)、次男(小1)がお世話になっているコスモ・サッカークラブの試合に行ってきました。会場は世田谷区の砧公園(東名高速用賀IC付近)、大会名は「世田谷区民体育大会、サッカー小学生の部」。。。知らなかった。。。

 先々週の日曜日(だったと思いますが)に世田谷区立瀬田小学校で行われた2試合に勝って気を良くしていたのですが、昨日会場でトーナメント表を見てビックリ!!なんと「準決勝」じゃないですか。。。「って事はあと2試合勝てば優勝」。。。日曜日の早朝にたたき起こされてブルーだった私ですが、俄然熱が入ってしまったわけです。

 ところで、「なぜ練馬区の子どもが世田谷区の大会?」とお思いでしょうが、コスモ・サッカークラブはわが家の3子全てがお世話になった「カトレヤ幼稚園」が、いわば「アウトソーシング」しているスポーツクラブで、幼稚園の園庭を使用して園児や小学1・2年生にサッカーを指導しています。つまりは、その組織がエントリーした大会が「世田谷区民体育大会」だったわけで、チームもわがカトレヤ幼稚園と芦花幼稚園(世田谷区)の混成です。

 息子たちは関町小学校を主体とした「関町サッカー・クラブ」にお世話になっているので、次男の「コスモ」はいわば幼稚園の延長で、ついつい関心も薄かったのですが、何しろ「準決勝」ですから、いやがおうにも盛り上がりました。

 準決勝は、試合終了間際のゴールで辛くも勝利(おそらくは芦花幼稚園の子どもの得点)。。。「これで悪くとも準優勝」。。。夢は広がります。「優勝しちゃったらどうしよう」。「息子は事の重大さを認識しているのだろうか」などと考えている間に決勝を迎えました。

 残念ながら、決勝は「1対4」の完敗でしたが、無邪気な次男は「オレたちナンバー2だぜ」などと喜んでいました。父親としては「お前はほとんど貢献してないだろう」という正直な感想を抱いておりましたが、妻に言わせれば「運も実力のうち」なんだそうで、いずれにしても、トロフィーもあり、メダルもありで、子どもにとっては良い思い出になったと思います。

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2006年11月24日 (金)

もし妻に「家出」されたら

 フジテレビ系列で2003年に放映されて大ヒットした「Dr・コトー診療所」。いま、2006年版の新シリーズをやっていますが、テレビドラマにはあまり馴染みのない私ですが、これだけは毎週欠かさずに観ています。
 昨日の放送(第7話)では、役場に努める夫と3歳の娘をもつ「坂野ゆかり(桜井幸子)」が末期ガンで、「何も治療を施さなければ余命3ヶ月」であることが本人にも知れてしまいます。「ゆかり」は希望を失い、病床で娘に絵本を読んであげるときにも涙ぐんでしまうほどでしたが、娘が「大きくなって字が読めるようになったら、お母さんに本をよんであげる」と夫に話していることを知り、抗がん剤治療を受けて、1日でも長く生きることを決意します。

 こういうのを観ていると、(縁起でもない話ですが)「もし妻が不治の病にかかったら」などということを漠然と考えてしまいます。病気ではないにしても、突然妻に家出されたら(こちらの方が可能性は高そう)、私は3人の子どもを抱えて途方にくれてしまうことでしょう。

 学生時代や会社勤めをしていた頃は一人暮らしをしていたこともあったので、炊事・洗濯・掃除など、身の回りのことはわりとできる方だと思っていました。結婚後も妻に「あなたは結構なんでも家事をこなすから、私がいなくても大丈夫でしょう」なんて言われて、頭にのっていたこともありましたが、今となっては「あなたなしでは生きていけません」状態です。そんなことを言っても「どうせ家政婦かなにかだと思っているんでしょう」と言われるのが落ちですが、とにかく日々の洗濯物の量をみるだけで、完全に「白旗」です。

 男親の場合、子育ても女の子は難しい。なんでもかんでも「お母さんがいい!」なのです。確かに、娘(5歳)に「ワンちゃん描いて」と言われても、出来上がった作品は犬だか猫だかわからないし(娘は唖然とし、息子たちは腹を抱えて笑っています)、お人形遊びやママゴトは10分と持ちません。
 一番やっかいなのは「ヘアゴム」です。娘の髪は腰くらいまでの長さがあるので、いつもヘアピンやゴムで止めているのですが、私にはヘアゴムを上手くはずすことができず、風呂に入れるときも必ず妻にやってもらいます。
 先日、妻が外出していたときに無理やりはずそうとして、ゴムに髪の毛がからまり、そうなるとからまった糸をほぐすよりもやっかいで、状況はどんどん悪くなるばかり。娘は痛がるわこっちはイライラするわで、最後はハサミに頼らざるを得ませんでした。それがトラウマになっているらしく、それ以来娘はどんなことがあっても私にヘアゴムをはずさせようとはしなくなりました。

 妻に家出されたら、まずしなければならないことは娘の髪を切ることかな、などと考えている今日このごろです。

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2006年11月21日 (火)

格差社会と教育問題

 昨日、テレビ朝日の報道ステーションを観ていると、慶応義塾大学と共立薬科大学が2008年4月を目途に合併することが報じられていました。
 少子化の波もここまで来たか(ポイントがずれているかもしれませんが)、などと感心していると、合併について意見を求められた慶応の学生が、「むしろ少数精鋭のエリート校をつくるべきで、あまり賛成できない」。「むこうの学校もステータスが上がるので喜ぶんじゃない」などとコメントしている映像が流れました。うーん、確かに慶応に入るためにはものすごく努力したんだろうけど。あまりに「率直」な意見だったもので、逆立ちしても一流大学になど縁のなかった私は、「謙譲の美徳ってものを知らんのか!」などと、勝手にひがんでいたわけです。
 まあ、制作側もそんな反応を予測して「刺激的」な部分を編集しているのでしょうから、愚かな私はまんまと嵌められたわけです。

 とはいえ、私の「過剰反応」には布石があって、この番組の前の「TVタックル」で教育問題が話題になっているときに、司会のたけしが、「そもそも私立にはいじめなんかないわけで(いじめたり暴れたりすればすぐに「クビ」になっちゃうから)、すべて問題は公立で起きてる。金持ちの子どもは私立に行って、問題児はみんな公立に押し付けて、格差がどんどん広がる」という趣旨のことを言っていたわけです。

 わが家でも長男(小5)が3年生のときに、妻と私立中学受験について話し合ったことがありました。「受験するなら遅とも4年生から塾に行かせないと間に合わない」というわけです。私としては「中学の頃から純粋培養するよりも、いろんな子どもがいて、多少のトラブルがあった方が人間として成長する」などともっともらしい理由をつけて「少なくとも中学までは公立」という結論を出したのですが、実際のところは経済的な面や、他にも2人の子どもがいて受験のサポートは難しいという現実的な理由もありました。
 幸いにして地域の公立中学校に荒れた様子はなく、学業面もまずますということで、安心して通わせられると思っていますし、今となっては、息子の成績では土台無理だったと思っているのですが、学校の環境しだいでは、越境や私立受験を真剣に考えたかもしれません。
 
 私は私立受験を否定するつもりは毛頭ありませんし、子どもたちの努力は正当に評価され、報われるべきです。また、格差が是正されるべきだとしても、闇雲に「結果の平等」を求めることは間違いだと思います。
 ただし、「機会の平等」は保障されるべきです。家庭環境や地域性ゆえに、まともな教育環境が得られないとなれば格差社会どころか階級社会になってしまいます。学級崩壊やいじめなどに有効な対策が講じられない初等教育の現状をみるにつけ、それが現実のものになりつつあると思えてなりません。

 昨年他界した私の父は、「みんなが社長や先生になったら世の中成り立たない。でも、努力しだいで貧乏人が社長になれるのだから良い時代だ」と、私が子どもの頃口癖のように言っていました。確かに当時は、その言葉を全くの絵空事だとは考えていなかったし、実際にそういう人はたくさんいたと思います。
 いま、子どもたちは希望を失いつつあります。2002年の東京都の少年調査では、「大人になるころ今より豊かになる」という設問に、小学5年では48.8%がイエスと回答していますが、多少世の中がみえてくる中学2年では22.8%まで低下し、「自分が頑張っても社会は良くならない」という設問には61.8%がイエスと回答しています(山田昌弘氏著「希望格差社会」参照)。
 子どもたちが未来を悲観するような国に繁栄はありません。将来に希望が持てる社会をつくるのは大人の責任であり、そのためにまずなすべきは、家庭環境や地域に関わらず、すべての子どもたちが充実した教育を受けられる環境を整えることだと思います。
 また、本来教育は豊かな未来を築くための手段であり、目的ではないはずですが、日本の教育は良い学校に入れることが目的化してしまって、一番大事な「それぞれの人生を生きる力」を教えてこなかったような気がします。一流大学に合格するということは、そのために努力し、難関を突破したというだけで充分に賞賛されていいと思いますが、もっと大事なのは、それまでよりもずっと長い人生をどのように生きていくかであり、このことも教育再生を進めていく上での大事な視点だと思います。

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2006年11月20日 (月)

石神井西小学校130周年

 11月18日。今年で創立130周年を迎えた石神井西小学校の記念式典と祝賀会に参加させていただきました。
 石神井西小の前進となった「豊島学校」が創設されたのが明治7年。同校は分校に分かれ、現在の本立寺の場所に「第三中学区第5五番公立小学校豊島学校第三分校」として児童数37名でスタートしたのが明治9年ということで、この年から数えての130周年となります。
 2週間前に私の母校である関町小学校の50周年記念行事が行われましたが、関小の歴史が「戦後史」であるのに対し、西小は、明治政府成立後の「近代史」そのものであり、日清、日露、そして太平洋戦争という混乱期を乗り越えてきた歴史の重みを感じます。
 現に、戦争の拡大によって、昭和16年には「石神井西国民学校」と改名され、校庭には防空壕が掘られ、食糧難から校庭はサツマイモ畑にかえられたそうです。いよいよ戦禍が広がった昭和20年には集団疎開が行われ、児童5名が空襲によって命を落とすという悲しいできごともあったそうです。<以上、130周年記念誌を参考にさせていただきました>

 開校当時の関の風景を知る由もありませんが、田園地帯が広がる農村(田舎)に、初等教育のための学校をつくるという事業は、先人たちの先見性に他ならないと思います。世界を見渡せば、初等教育すらまともに受けられない子どもたちがいかに多いことか。それらの地域や国々が、今に至っても貧困や暴力に喘いでいることを思えば、教育の重要性を痛切に感じます。

 いじめや学級崩壊などが、連日報道される昨今ですが、西小の子どもたちはとても活き活きとしていました。関小50周年の「よろこびのことば」も感動的でしたが、西小の子どもたちによる合唱とリコーダーの演奏も本当に素晴らしかった。記念式典の「主役」はやはり子どもたちでした。
 祝賀会では石神井西中の同窓生など「懐かしい顔」と再会することができました。お母さんになった同窓生が行事の成功のために一生懸命になっている姿をみて、学校を支えているのは先生や児童はもちろん、PTAをはじめとする地域の力であることを実感しました。

 石神井西小が、素晴らしい学び舎として、また、地域の歴史を後世に伝えるかけがえのない場所として在ることを、心から願っております。

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2006年11月15日 (水)

妻が牛になるとき

 最初にお断わりしておきますが、「妻が牛になる」というのは、決して牛のように動きが緩慢になるとか、その、何と言うか牛のように「肥える」という意味ではありません。

 今年の春頃までの数年間、私は毎月の3分の1か半分は出張で家を空け、ときには1月以上帰れないこともありました。3人の子どもを抱える妻はさぞ大変だったと思いますが、仕事だからとあきらめ、家に帰ったときも私の身体を気遣うなど、実に献身的(?)な妻だったと思います。

 ところが、最近、私に話しかける妻が牛になっていることに気づきました。「モー。お父さん脱いだものくらい片付けてよ!」「モー。大事な予定は私に話しておいてよ!」。そんな感じで「モー、モー」鳴いています。飲んで遅い時間に帰宅すると、「モー。明日起きられないわよ!」。わかった、わかったと寝床に入ると、「モー。イビキがうるさくて眠れない!(飲んでるときはとくにうるさいらしい)」。。。そんな妻を茶化して、子どもたちにお母さん「モー、モー牛みたいだね」なんて言おうものなら、「誰が牛にしているの!」と言われる始末(まあ、ごもっともですが)。

 しかし考えてみると、子どもたちが悪さしたり、言うことを聞かなかったりしても、「モー」という「接頭語」はつかないんですよね。これについて私なりに考えてみたのですが、やはり、子どもたちに対しては純粋に「しかって」いるのだけれども、私に対してはある種のあきらめというか、もどかしさがあるんでしょうね。

 私としては、最近は家にいて家事もそれなりにこなしているつもりですが、考えてみれば、料理や風呂掃除や掃除機はかけるけど食器洗いや洗濯(とくに服を畳むこと)は嫌いみたいに、要は、思い付きで自分の好きなことしかやっていないわけで、私が家にいるようになったために、逆に妻の仕事は増えたのかもしれません。

 「モー」は夫に対する不満のバロメーターだと思って、なるべく回数が減るように努力したいとは思いますが、今日の記事を知ったら、「モー。あんなこと書かないでよ!」と言われるに決まっています。

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2006年11月 4日 (土)

関町小学校50周年

 私の母校でもあり、現在、長男(小5)と次男(小1)がお世話になっている関町小学校の50周年行事が行われました。
 関小の開校は昭和31年。今年、130周年を迎える石神井西小学校の二部授業解消のために設置が認可され、まさに日本の高度成長と地域の都市化とともに歩んできた学校です。
 我々の先輩である当時の1期生によれば、開校当初は給食を西小からリヤカーで運んでいたとの事。しかも「運び手」は児童の当番制。今となっては考えられないことで、「本当かよ?」と思いますが、先輩方は「真顔」で話しておられました。
 
 私が関小に入学したのは昭和45年(1970年)。大阪の万博が開催された年でした。入学当初の校舎は木造二階建て。冬期の天気がいい日には校庭から富士山を眺めることができ、暖房は石炭とコークスによる「人力ストーブ」の時代でした。
 都市化による児童の増加に伴い、校舎は鉄筋コンクリート化される過渡期にあり、建築中の何年かをプレハブ校舎で過ごした記憶が残っています。
 私が5年生だった頃に関小は20周年を迎え、当時の模様も卒業アルバムに残っています。同じ周年行事とはいえ、今回は「50周年」という大きな節目にあたり、昨年から、今日の日を迎えるまでに準備をされてきた実行委員会の皆様のご苦労は、並大抵のことではなかったと拝察します。

 午後2時から行われた記念式典には、区長をはじめ、歴代の学校関係者、教育委員会、PTA、同窓会、町会など、多くの功労者が参加されましたが、とくに印象的だったのは、児童(6年生)による、「よろこびのことば」でした。
 和太鼓の演奏にはじまり、6年生の一人ひとりが関小や地域の歴史について言葉をつないでいく様子は、本当に感動的で、胸を打たれました。おそらく、今日のために何度も練習を積んだことでしょう。児童のなかには中学受験を控え、忙しい日々を送っている子もいるでしょう。たまたま、自分が6年生のときに周年行事を迎えて戸惑っている子どももいたことでしょう。それでも、記念行事の「主役」は明らかに子どもたちだったことに、私としては驚きとともに、清々しさを感じています。
 子どもたちにとって、今日の50周年は、将来にわたって記憶の断片にしか過ぎないことだとおもいます。それでも、社会人となったいつの日か、この日を思い出してくれることを願っています。
 
 午後4時からの祝賀会では、同級生をはじめ、地域の懐かしい方々と触れ合う時間を得られました。
 それぞれの人生があり、地域からは疎遠になってしまった友人の近況を交換し合い、私にとって本当に有意義な時間でした。
 「サラリーマン的」な生活をしてきたなかで、私にとってのふるさとは、長い間、ただ「寝に帰る」場所でしかなかったと思います。今日、あらためて、自分を育ててくれた「地元」が好きになりました。

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2006年11月 1日 (水)

高校の必修漏れ問題につて

 文部科学省の調査によれば、公立高校の単位不足の3年生の人数は30日までに4万7094人におよび、4045の公立高校のうち289校に何らかの必修漏れがあったことがわかっています(私立1348校については調査中)。
 現在焦点になっているのは、未履修のある生徒の「救済方法」ですが、文科省では2単位70コマ(1コマ50分)までの不足単位については、卒業前の補習で対応可能としており、3単位105コマ以上の単位不足に対して救済措置を検討しています(2単位の不足は3万7254人、3~4単位の不足は8722人、5単位以上(140コマ以上)の不足は1118人)。

<混乱必至の救済方法>
 森喜朗元首相をはじめ与党の一部からは、文科省や教育現場などの責任は認めつつも「補習など必要はない